2013年09月06日
あこがれ先生ながの8
あこがれ先生プロジェクトinながのの続きです。
※これまでのレポートはこちらです!
あこがれ先生ながの1
あこがれ先生ながの2
あこがれ先生ながの3
あこがれ先生ながの4
あこがれ先生ながの5
あこがれ先生ながの6
あこがれ先生ながの7
大阪市の公立小学校の先生、金大竜(キムテリョン)先生のお話、続きです。
金先生が目指す「先生」の話です。

僕は、思ったんです。
「野球少年にとってのイチローになればいいんだ」と。
野球を一生懸命やっている少年たちのところに
僕がふっと行って
「道具を大事にしなさい、グラブを磨きなさい」と言ったって
誰も実行しないでしょう。
でも、同じことをイチロー選手が言ったら
みんなグラブを磨きますよね。
誰が言うかの「誰」になれているかが大事なんですよね。

だから、僕は日本一の教師になろうと決めたんです。
日本一の教師なら、どういう風に廊下を歩くのか、
コピーを取る時、どう動くのか。
…たとえば、コピー機の用紙がなくなっていないか確認して
紙を補充しておくとか、
ゴミが落ちていたらさっと拾うとか。
いつでもそういうことを考えているんです。

…会場の皆さんも真剣に集中しています。

金先生のお話を聴いて、
佐藤芳直さんのお話を思い出しました。
佐藤芳直さんが、船井幸雄さんの元で働いていた時、
船井さんに聞いたんですね。

「どうすれば一流の人間になれますか?」と。
その時、船井さんは、
こう答えたのです。
「自分は一流だと思いなさい」と。
芳直さん、最初はわけがわからなかったそうです。
でも、船井さんはこうおっしゃいました。
自分が一流だと思えば一流の行動をするようになる。
たとえば、新幹線を降りる時…
一流の人が乗った後の席はどうなっているだろうかと考える。
…自分が飲んだジュースの缶を座席に置いて行ったりするだろうか?
自分が読んだ新聞紙をそのまま網棚の上に置いて行ったりするだろうか?
多分、一流の人なら、
自分が出したごみは片付けて、
座席のリクライニングも直してから降りるでしょう。
そういうことなんですよ。
…と。
金先生も同じですね。
自分が一流の人間だと思えば…
自分が日本一の教師だと思えば、
自然とそういう人の行動を考え、実行するようになるんですね。
金先生のお話には
教師としても、人間としても
自分を良くしていくためのヒントや
行動の具体例がたくさん出てきて
本当に勉強になりました。
きっと、このブログを読んだら
「僕も金先生のようなクラスを作りたい!
金先生のような素晴らしい先生になりたい!」
…と思う人が出てくることでしょう。
そんな人は、ぜひ金先生の本を読んでもらえたらと思います!
金先生、たくさんのご著書を出されているんですよ。


私も今年1月に「あこがれ先生プロジェクトin瀬戸」で
金先生にお会いした時に、こちらの本にサインをしてもらいました。

この本には、具体的な事例だけでなく、
どういう思いで、どういう狙いでそれをするのか、
また、どういう行動をし、
どういう仕組みをつくり、
どんなステップで
生徒たちにどう声掛けをしていったらいいかが
本当にわかりやすく書いてあるんです。


この中からたった一つだけでも実行してみたら
間違いなくクラスは変わっていくでしょう!
日本一ハッピーなクラスのつくり方(著:金大竜 明治図書出版)

ハッピー先生のとっておき授業レシピ(著:金大竜 明治図書出版)

金大竜―エピソードで語る教師力の極意(著:金大竜 明治図書出版)

子どもが教えてくれたクラスがうまくいく魔法の習慣(著:金大竜 学陽書房)

ヒダカズがハイタッチを始めるきっかけとなった
金先生の講演DVDはこちら!
第2回あこがれ先生プロジェクトin三重【DVD】

最後に…一番心に残った金先生の言葉から。

「教室に枯れている花を放置することは、
植物の命なんてどうでもいいんだと
教えていることになるんです」
…まさに心に刺さった一言でした。
金先生のお話、
学びがたくさんありました!
続きます。
※これまでのレポートはこちらです!
あこがれ先生ながの1
あこがれ先生ながの2
あこがれ先生ながの3
あこがれ先生ながの4
あこがれ先生ながの5
あこがれ先生ながの6
あこがれ先生ながの7
大阪市の公立小学校の先生、金大竜(キムテリョン)先生のお話、続きです。
金先生が目指す「先生」の話です。
僕は、思ったんです。
「野球少年にとってのイチローになればいいんだ」と。
野球を一生懸命やっている少年たちのところに
僕がふっと行って
「道具を大事にしなさい、グラブを磨きなさい」と言ったって
誰も実行しないでしょう。
でも、同じことをイチロー選手が言ったら
みんなグラブを磨きますよね。
誰が言うかの「誰」になれているかが大事なんですよね。
だから、僕は日本一の教師になろうと決めたんです。
日本一の教師なら、どういう風に廊下を歩くのか、
コピーを取る時、どう動くのか。
…たとえば、コピー機の用紙がなくなっていないか確認して
紙を補充しておくとか、
ゴミが落ちていたらさっと拾うとか。
いつでもそういうことを考えているんです。
…会場の皆さんも真剣に集中しています。
金先生のお話を聴いて、
佐藤芳直さんのお話を思い出しました。
佐藤芳直さんが、船井幸雄さんの元で働いていた時、
船井さんに聞いたんですね。

「どうすれば一流の人間になれますか?」と。
その時、船井さんは、
こう答えたのです。
「自分は一流だと思いなさい」と。
芳直さん、最初はわけがわからなかったそうです。
でも、船井さんはこうおっしゃいました。
自分が一流だと思えば一流の行動をするようになる。
たとえば、新幹線を降りる時…
一流の人が乗った後の席はどうなっているだろうかと考える。
…自分が飲んだジュースの缶を座席に置いて行ったりするだろうか?
自分が読んだ新聞紙をそのまま網棚の上に置いて行ったりするだろうか?
多分、一流の人なら、
自分が出したごみは片付けて、
座席のリクライニングも直してから降りるでしょう。
そういうことなんですよ。
…と。
金先生も同じですね。
自分が一流の人間だと思えば…
自分が日本一の教師だと思えば、
自然とそういう人の行動を考え、実行するようになるんですね。
金先生のお話には
教師としても、人間としても
自分を良くしていくためのヒントや
行動の具体例がたくさん出てきて
本当に勉強になりました。
きっと、このブログを読んだら
「僕も金先生のようなクラスを作りたい!
金先生のような素晴らしい先生になりたい!」
…と思う人が出てくることでしょう。
そんな人は、ぜひ金先生の本を読んでもらえたらと思います!
金先生、たくさんのご著書を出されているんですよ。
私も今年1月に「あこがれ先生プロジェクトin瀬戸」で
金先生にお会いした時に、こちらの本にサインをしてもらいました。
この本には、具体的な事例だけでなく、
どういう思いで、どういう狙いでそれをするのか、
また、どういう行動をし、
どういう仕組みをつくり、
どんなステップで
生徒たちにどう声掛けをしていったらいいかが
本当にわかりやすく書いてあるんです。
この中からたった一つだけでも実行してみたら
間違いなくクラスは変わっていくでしょう!
日本一ハッピーなクラスのつくり方(著:金大竜 明治図書出版)

ハッピー先生のとっておき授業レシピ(著:金大竜 明治図書出版)

金大竜―エピソードで語る教師力の極意(著:金大竜 明治図書出版)

子どもが教えてくれたクラスがうまくいく魔法の習慣(著:金大竜 学陽書房)

ヒダカズがハイタッチを始めるきっかけとなった
金先生の講演DVDはこちら!
第2回あこがれ先生プロジェクトin三重【DVD】

最後に…一番心に残った金先生の言葉から。
「教室に枯れている花を放置することは、
植物の命なんてどうでもいいんだと
教えていることになるんです」
…まさに心に刺さった一言でした。
金先生のお話、
学びがたくさんありました!
続きます。
Posted by 比田井美恵 at
23:31
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