2023年11月03日
侍は戦った相手に対して「敬意」を払うことができる
比田井通信 第838号
(2023.10.31発行)
10/28の「第18回ココロの授業講演会」が
無事に終わりました!

当日来て下さった皆さん、
ありがとうございました!
あの雰囲気は久しぶりですね。
やっぱり「ココロの授業講演会」はあぁじゃないとね!
…と思いました。
4年ぶりに
「全国の皆様、どうぞ!」って言えたんです。

去年の喜多川泰さんのときも、

一昨年の白石康次郎さんのときも

「長野県内の皆様限定」でしたからね。
この3年間で
zoom会議や動画配信が一気にスタンダードになりました。
確かにYoutubeで観ることができれば、
交通費もかかりませんし、移動しなくてもいいですし…
とにかくラクチンですよね。手軽です。
主催する方も、参加する人が少ないとラクチンなんです。
でも佐藤芳直師匠が言っています。
「デジタルは便利だが、つまらない」と。
きっと昨日、久しぶりに会場に来て下さった皆さんは
それがよぉ~くわかったことでしょう。
Youtubeで講演を聴いてももちろん面白いんですよ。
面白いし、勉強になるんです。
でも・・・リアルでライブは全然違うんです。
あの空気感を味わえるか、
会場の一体感を五感を使って
全身で感じることができるかは大きいんですよね。
さて、白井一幸さんのお話ですが、
ほんっとに良かったです!
あのWBCを食い入るように観ていた私にとって
あのお話はホント最高でした。
4年前に東御市で白井さんのお話を
木下晴弘師匠と美恵先生と一緒に聞いたときにも
「意識してできることを全力でやる」ことの大切さ
を話してくれました。
今回、WBC侍ジャパンで
ヘッドコーチを務めた白井さんは
観ている人に感動を与えるために
「侍ジャパンは全力で走ろう!」と伝えました。
その「全力疾走」を最初に体現したのが、
あのヌートバー選手でした。
ちなみに、WBC前から
ヌートバー選手のことを知っていた人って
どれだけいたんでしょうね。
初めてのスタッフミーティングで
栗山監督が
「ヌートバー選手を侍ジャパンに選ぼうと思う」
と言ったときに
白井さん、
「それ誰ですか?」って聞いたそうです(笑)
白井さんも知らなかった選手だったそうです。
すると栗山さんは
「カージナルスの若手で将来性が豊かな選手なんだ!」
って言うんです。
白井さんは心の中で
「将来性より、今、実力がある選手の方がいいんじゃないかな」と
思ったそうです。
そりゃ、そうですよね。
誰だって大事なWBCの
短期決戦で必要なのは
「将来性」より「今の実力」だと考えますよね。
そんなヌートバー選手が
私たちの心を一瞬で鷲掴みにしたのは
初戦の中国戦のです。
ヌートバー選手がファーストゴロを打ったんです。
ファーストゴロというのは
基本、ファーストが捕ったら終わりです。
サードやショートだったら
捕った後、ファーストに投げなければいけませんので、
その時にミスがでる可能性もあります。
でもファーストゴロはほぼ捕ったら終わりです。
捕れば目の前がファーストベースですから、
ファーストベースにカバーに入った投手に
軽くトスすればいいんです。
だから、ファーストゴロで全力疾走ができる選手って
ほとんどいないそうです。
もう、打った瞬間にあきらめてしまうんでしょうね。
でも、ヌートバー選手は違いました。
一歩目から全力で走ったんです。
物凄い勢いだったそうです。
中国のファーストの選手は驚きました。
こんな平凡なゴロですから
普通、打者は走ってこないんです。
走ってきたとしても、ある意味、形だけです。
手を抜いています。
にもかかわらず、ヌートバー選手は
ものすごい勢いで走って来ました。
ファーストの選手はびっくりしたでしょうね。
当然、目が行きます。
気になります。
焦ります。
ドキドキします。
そしてなんと、
その平凡なゴロを捕り損ねてしまうんです。
それでも、すぐに拾えばアウトになるんです。
でも、ヌートバー選手のあまりの勢いに
そのボールが手につかず、セーフになりました。
私、「そんなシーンあったっけ?」と思ってYoutubeで探しました。
ありました。下の動画の1分21秒です。
ホントにヌートバー選手、一歩目から本気です。
彼の本気さが運を呼び寄せたんです。
しかも、7回にもまたファーストゴロで出塁しています。
(1分45秒)
完全に1塁手ビビってます。
まさしく運を引き寄せるプレーですね。
このプレーで試合の流れが変わって、
終わってみれば8対1で快勝だったそうです。
驚いたのは日本人のチームメイトです。
「ヌートバーはメジャーリーガーなのに
ファーストゴロであんなに全力で走るの!?」
「ヌートバーだけに走らせちゃだめだよね!」
「俺たちも全力で走ろうぜ!」
そんな空気になったんです。
ところが、白井さんが言うんです。
「全力、全力ってずっと言っていましたが、
実はこの時点では、本当の意味での全力は
尽くすことができていませんでした」って。

初戦の中国戦、
実力はどう見ても侍ジャパンの方が上です。
侍ジャパンの中にも
「まぁ、余裕でしょう」という空気があったそうです。
「よかったね、初戦は中国で!」
…そんな空気なんです。
結果は8対1で勝ちましたが、
途中まで実力差があるのに苦戦していたんです。
それが決定的だったのは3戦目のチェコ戦です。
チェコの選手はみんな本職があるんです。
学校の先生だったり、
弁護士だったりお医者さんだったり、
経営者や消防士もいたんです。
野球だけやっていた選手たちじゃないんです。
だから、こんな声が上がっていたそうです。
「3戦目、チェコでよかったね。
この後、
4戦目のオーストラリアで大事な試合。
5戦目はアメリカ行きを賭けた大事な試合。
だから今日は
コールドで早く終わって
体力、温存していこうじゃないか。
しかも、今日は佐々木朗希だぜ。
俺達でも打てない佐々木を
あのチェコが打てるわけがない。
今日は完全試合かも・・・」
そんな雰囲気なんです。
そして、試合が始まります。
1番バッターが佐々木朗希選手の160キロを
チップします。
「当たった。結構やるね」
2番バッターはレフト線にツーベースです。
「前に飛んだよ…ヒットだよ。凄いね。」
ストレートを打たれた佐々木選手は
フォークボールを使いはじめました。
当然最初はフォークにまったく当たりません。
ところが、チェコの選手たち、
回を重ねるにつれて
だんだん当たるようになってきたんです。
ベンチの空気が変わってきます。
「あいつら、凄いね。必死だよね。
くらいついてきてるよね・・・
向かってきてるよね・・・
俺たち『全力!全力!』って言ってるけど
ただ、言ってるだけだよね。
あんなに気持ち込めてやってる?俺たち。」
佐々木投手も
ストレートも打たれフォークも当てられるようになり
仕方なくインコースを使うしかなくなって
厳しいインコースを投げたら
あの球速162キロのデッドボールです。
チェコのウィリー・エスカラ選手の膝にあててしまったんです。
相当痛いはずです。
普通、もうプレーなんてできません。
でも、ウィリーは立ち上がりました。
立っただけでも凄いのに
ファーストまで歩いていきました。
さらには、ライトのポールに向かって
全力疾走してみせたんです。
まるで
「俺は大丈夫だよ! 心配するなよ!」
と言っているかのように。
1塁に戻ると、
帽子を取って謝った1塁手の山川選手に
笑顔で会話をし、背中をポンポンとたたいています。
気が付いたら日本のベンチ、
みんな立ち上がって拍手していたそうです。
このとき、侍ジャパンはチェコの選手に
「全力」とはどういうことなのか
気づかせてもらったんです。
試合終了後、
侍ジャパンの選手はお客さんに挨拶をしたあと、
チェコのベンチに向かって拍手を贈りました。
白井さんはこの瞬間に
「侍ジャパンが
まさに侍になった。
そして、世界一になれると確信した」と言っていました。

「侍」は戦った相手に対して
「敬意」を払うことができる。
それが「侍」だということです。
そういう意味ではチェコに
本当の「侍」にさせてもらったということです。
試合の翌日、
佐々木朗希選手がチェコ選手が泊っているホテルを訪れ
自腹でお菓子を山ほど買って
ウィリ―選手にお詫びした
というニュースがありましたよね。
佐々木選手は、もちろん
「お詫び」も大きかったと思いますが
「敬意」の心が大きかったんだと確信しました。
あのチェコ戦がなかったら
侍ジャパンの世界一はなかったかもしれないというお話でした。
私、WBCはずっと観てたんです。
でも、白井さんのお話を聴いて
改めてヌートバー選手の全力疾走、
チェコの選手の全力疾走の動画を観て鳥肌が立ちました。
あの時はそこまで感じることはできませんでした。
まさにあの現場で感じたことを
直接、白井さんに聴くことができた私たちは
本当に幸せだなと思いました。
本当の「全力」の意味を
教えて頂きました。

ところで、ヒダカズトークの中では
白井さんが講演に来てくださった理由や
遠未真幸さん(武藤正幸さん)の
「おかげで死ぬのが楽しみになった」のお話をしたのですが、

嬉しかったのは
その後、遠未さんの本100冊が完売したことです!
おかげで死ぬのが楽しみになった

本屋さんがおっしゃっていました。
完売した後も、たくさんの方が本を求めて来られたと。
「もっとたくさん仕入れておけばよかったです…」と
悔やんでいました。
これはホント嬉しかったです!
やっぱり、私も大好きな
第一章の周(あまね)君のお話は
みなさんのココロを動かしたんですね。
サイン会も長蛇の列。
写真に納まりきっていないのですが、
何十人もの方が並んでくださいました。


そんなに本が売れたなんて…
気になるでしょう!
私がどんな話をしたのか…。
はい、今回、どうしても来れなかった方のために
頑張って編集しました! どうぞ!!
■■一般参加可能なヒダカズ講演■■■
■R5/11/11(土)長野県佐久市/14:00~15:30/野沢小学校/入場無料/野沢小学校教頭 土屋先生 0267-62-0109
■R5/12/2(土)長野県飯山市/14:50~16:40/飯山文化交流館なちゅら/入場 15歳以上3,000円 15歳以下1,000円(中学生まで)
詳しくはコチラ↓

■今週の【ヒダカズのココロの授業 講演編】は
「主導権を握る」のお話です。
■■【信州大愚塾withヒダカズ】のお知らせ希望■■■
日 程:2024.4.13(土)多分13:00スタート
会 場:上田市サントミューゼ小ホール
定 員:200名
参 加:有料(金額はまだ決まっていません)
※ヒダカズ個人の主催です。
詳しいことが決まりましたら、お知らせいたします。
(まだ申込ではありませんのでご安心ください)
下記フォームに登録して下さった方に
いろんなことが決まり次第、お知らせします↓
登録はこちら
※すでに「信州大愚塾 通信」が届いている方は登録の必要はありません
■■FM長野「ヒダカズのココロの授業」■■■
【大愚和尚の感性を育てた特殊な環境】(2023.7.12放送)
大愚和尚と渋谷でやったトーク&サイン会で面白いお話聴きました。
※ラジオのバックナンバーコチラ↓

(2023.10.31発行)
10/28の「第18回ココロの授業講演会」が
無事に終わりました!
当日来て下さった皆さん、
ありがとうございました!
あの雰囲気は久しぶりですね。
やっぱり「ココロの授業講演会」はあぁじゃないとね!
…と思いました。
4年ぶりに
「全国の皆様、どうぞ!」って言えたんです。
去年の喜多川泰さんのときも、

一昨年の白石康次郎さんのときも

「長野県内の皆様限定」でしたからね。
この3年間で
zoom会議や動画配信が一気にスタンダードになりました。
確かにYoutubeで観ることができれば、
交通費もかかりませんし、移動しなくてもいいですし…
とにかくラクチンですよね。手軽です。
主催する方も、参加する人が少ないとラクチンなんです。
でも佐藤芳直師匠が言っています。
「デジタルは便利だが、つまらない」と。
きっと昨日、久しぶりに会場に来て下さった皆さんは
それがよぉ~くわかったことでしょう。
Youtubeで講演を聴いてももちろん面白いんですよ。
面白いし、勉強になるんです。
でも・・・リアルでライブは全然違うんです。
あの空気感を味わえるか、
会場の一体感を五感を使って
全身で感じることができるかは大きいんですよね。
さて、白井一幸さんのお話ですが、
ほんっとに良かったです!
あのWBCを食い入るように観ていた私にとって
あのお話はホント最高でした。
4年前に東御市で白井さんのお話を
木下晴弘師匠と美恵先生と一緒に聞いたときにも
「意識してできることを全力でやる」ことの大切さ
を話してくれました。
今回、WBC侍ジャパンで
ヘッドコーチを務めた白井さんは
観ている人に感動を与えるために
「侍ジャパンは全力で走ろう!」と伝えました。
その「全力疾走」を最初に体現したのが、
あのヌートバー選手でした。
ちなみに、WBC前から
ヌートバー選手のことを知っていた人って
どれだけいたんでしょうね。
初めてのスタッフミーティングで
栗山監督が
「ヌートバー選手を侍ジャパンに選ぼうと思う」
と言ったときに
白井さん、
「それ誰ですか?」って聞いたそうです(笑)
白井さんも知らなかった選手だったそうです。
すると栗山さんは
「カージナルスの若手で将来性が豊かな選手なんだ!」
って言うんです。
白井さんは心の中で
「将来性より、今、実力がある選手の方がいいんじゃないかな」と
思ったそうです。
そりゃ、そうですよね。
誰だって大事なWBCの
短期決戦で必要なのは
「将来性」より「今の実力」だと考えますよね。
そんなヌートバー選手が
私たちの心を一瞬で鷲掴みにしたのは
初戦の中国戦のです。
ヌートバー選手がファーストゴロを打ったんです。
ファーストゴロというのは
基本、ファーストが捕ったら終わりです。
サードやショートだったら
捕った後、ファーストに投げなければいけませんので、
その時にミスがでる可能性もあります。
でもファーストゴロはほぼ捕ったら終わりです。
捕れば目の前がファーストベースですから、
ファーストベースにカバーに入った投手に
軽くトスすればいいんです。
だから、ファーストゴロで全力疾走ができる選手って
ほとんどいないそうです。
もう、打った瞬間にあきらめてしまうんでしょうね。
でも、ヌートバー選手は違いました。
一歩目から全力で走ったんです。
物凄い勢いだったそうです。
中国のファーストの選手は驚きました。
こんな平凡なゴロですから
普通、打者は走ってこないんです。
走ってきたとしても、ある意味、形だけです。
手を抜いています。
にもかかわらず、ヌートバー選手は
ものすごい勢いで走って来ました。
ファーストの選手はびっくりしたでしょうね。
当然、目が行きます。
気になります。
焦ります。
ドキドキします。
そしてなんと、
その平凡なゴロを捕り損ねてしまうんです。
それでも、すぐに拾えばアウトになるんです。
でも、ヌートバー選手のあまりの勢いに
そのボールが手につかず、セーフになりました。
私、「そんなシーンあったっけ?」と思ってYoutubeで探しました。
ありました。下の動画の1分21秒です。
ホントにヌートバー選手、一歩目から本気です。
彼の本気さが運を呼び寄せたんです。
しかも、7回にもまたファーストゴロで出塁しています。
(1分45秒)
完全に1塁手ビビってます。
まさしく運を引き寄せるプレーですね。
このプレーで試合の流れが変わって、
終わってみれば8対1で快勝だったそうです。
驚いたのは日本人のチームメイトです。
「ヌートバーはメジャーリーガーなのに
ファーストゴロであんなに全力で走るの!?」
「ヌートバーだけに走らせちゃだめだよね!」
「俺たちも全力で走ろうぜ!」
そんな空気になったんです。
ところが、白井さんが言うんです。
「全力、全力ってずっと言っていましたが、
実はこの時点では、本当の意味での全力は
尽くすことができていませんでした」って。
初戦の中国戦、
実力はどう見ても侍ジャパンの方が上です。
侍ジャパンの中にも
「まぁ、余裕でしょう」という空気があったそうです。
「よかったね、初戦は中国で!」
…そんな空気なんです。
結果は8対1で勝ちましたが、
途中まで実力差があるのに苦戦していたんです。
それが決定的だったのは3戦目のチェコ戦です。
チェコの選手はみんな本職があるんです。
学校の先生だったり、
弁護士だったりお医者さんだったり、
経営者や消防士もいたんです。
野球だけやっていた選手たちじゃないんです。
だから、こんな声が上がっていたそうです。
「3戦目、チェコでよかったね。
この後、
4戦目のオーストラリアで大事な試合。
5戦目はアメリカ行きを賭けた大事な試合。
だから今日は
コールドで早く終わって
体力、温存していこうじゃないか。
しかも、今日は佐々木朗希だぜ。
俺達でも打てない佐々木を
あのチェコが打てるわけがない。
今日は完全試合かも・・・」
そんな雰囲気なんです。
そして、試合が始まります。
1番バッターが佐々木朗希選手の160キロを
チップします。
「当たった。結構やるね」
2番バッターはレフト線にツーベースです。
「前に飛んだよ…ヒットだよ。凄いね。」
ストレートを打たれた佐々木選手は
フォークボールを使いはじめました。
当然最初はフォークにまったく当たりません。
ところが、チェコの選手たち、
回を重ねるにつれて
だんだん当たるようになってきたんです。
ベンチの空気が変わってきます。
「あいつら、凄いね。必死だよね。
くらいついてきてるよね・・・
向かってきてるよね・・・
俺たち『全力!全力!』って言ってるけど
ただ、言ってるだけだよね。
あんなに気持ち込めてやってる?俺たち。」
佐々木投手も
ストレートも打たれフォークも当てられるようになり
仕方なくインコースを使うしかなくなって
厳しいインコースを投げたら
あの球速162キロのデッドボールです。
チェコのウィリー・エスカラ選手の膝にあててしまったんです。
相当痛いはずです。
普通、もうプレーなんてできません。
でも、ウィリーは立ち上がりました。
立っただけでも凄いのに
ファーストまで歩いていきました。
さらには、ライトのポールに向かって
全力疾走してみせたんです。
まるで
「俺は大丈夫だよ! 心配するなよ!」
と言っているかのように。
1塁に戻ると、
帽子を取って謝った1塁手の山川選手に
笑顔で会話をし、背中をポンポンとたたいています。
気が付いたら日本のベンチ、
みんな立ち上がって拍手していたそうです。
このとき、侍ジャパンはチェコの選手に
「全力」とはどういうことなのか
気づかせてもらったんです。
試合終了後、
侍ジャパンの選手はお客さんに挨拶をしたあと、
チェコのベンチに向かって拍手を贈りました。
白井さんはこの瞬間に
「侍ジャパンが
まさに侍になった。
そして、世界一になれると確信した」と言っていました。
「侍」は戦った相手に対して
「敬意」を払うことができる。
それが「侍」だということです。
そういう意味ではチェコに
本当の「侍」にさせてもらったということです。
試合の翌日、
佐々木朗希選手がチェコ選手が泊っているホテルを訪れ
自腹でお菓子を山ほど買って
ウィリ―選手にお詫びした
というニュースがありましたよね。
佐々木選手は、もちろん
「お詫び」も大きかったと思いますが
「敬意」の心が大きかったんだと確信しました。
あのチェコ戦がなかったら
侍ジャパンの世界一はなかったかもしれないというお話でした。
私、WBCはずっと観てたんです。
でも、白井さんのお話を聴いて
改めてヌートバー選手の全力疾走、
チェコの選手の全力疾走の動画を観て鳥肌が立ちました。
あの時はそこまで感じることはできませんでした。
まさにあの現場で感じたことを
直接、白井さんに聴くことができた私たちは
本当に幸せだなと思いました。
本当の「全力」の意味を
教えて頂きました。
ところで、ヒダカズトークの中では
白井さんが講演に来てくださった理由や
遠未真幸さん(武藤正幸さん)の
「おかげで死ぬのが楽しみになった」のお話をしたのですが、
嬉しかったのは
その後、遠未さんの本100冊が完売したことです!
おかげで死ぬのが楽しみになった

本屋さんがおっしゃっていました。
完売した後も、たくさんの方が本を求めて来られたと。
「もっとたくさん仕入れておけばよかったです…」と
悔やんでいました。
これはホント嬉しかったです!
やっぱり、私も大好きな
第一章の周(あまね)君のお話は
みなさんのココロを動かしたんですね。
サイン会も長蛇の列。
写真に納まりきっていないのですが、
何十人もの方が並んでくださいました。
そんなに本が売れたなんて…
気になるでしょう!
私がどんな話をしたのか…。
はい、今回、どうしても来れなかった方のために
頑張って編集しました! どうぞ!!
■■一般参加可能なヒダカズ講演■■■
■R5/11/11(土)長野県佐久市/14:00~15:30/野沢小学校/入場無料/野沢小学校教頭 土屋先生 0267-62-0109
■R5/12/2(土)長野県飯山市/14:50~16:40/飯山文化交流館なちゅら/入場 15歳以上3,000円 15歳以下1,000円(中学生まで)
詳しくはコチラ↓

■今週の【ヒダカズのココロの授業 講演編】は
「主導権を握る」のお話です。
■■【信州大愚塾withヒダカズ】のお知らせ希望■■■
日 程:2024.4.13(土)多分13:00スタート
会 場:上田市サントミューゼ小ホール
定 員:200名
参 加:有料(金額はまだ決まっていません)
※ヒダカズ個人の主催です。
詳しいことが決まりましたら、お知らせいたします。
(まだ申込ではありませんのでご安心ください)
下記フォームに登録して下さった方に
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※すでに「信州大愚塾 通信」が届いている方は登録の必要はありません
■■FM長野「ヒダカズのココロの授業」■■■
【大愚和尚の感性を育てた特殊な環境】(2023.7.12放送)
大愚和尚と渋谷でやったトーク&サイン会で面白いお話聴きました。
※ラジオのバックナンバーコチラ↓

Posted by 比田井美恵 at 18:42│Comments(0)
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