■ヒダカズのココロの授業-比田井通信

白駒妃登美さんと行く台湾ツアーレポートの続きです。

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2014/12/06　台湾に学ぶ「日本精神」1【感動のWBC日台戦　謝謝台湾】
2014/12/07　台湾に学ぶ「日本精神」2【僕の祖父は日本語で話したがる…】
2014/12/08 台湾に学ぶ「日本精神」3 【教育の聖地、芝山巌】
2014/12/09 台湾に学ぶ「日本精神」4 【六士先生…6人のサムライ】
2014/12/10　台湾に学ぶ「日本精神」5 【私は20歳まで日本人だった】
2014/12/11　台湾に学ぶ「日本精神」6 【古き良き日本の教育の根幹】
2014/12/12　台湾に学ぶ「日本精神」7 【東洋一のダムを作った日本人】

そして、実際に訪れた烏山頭ダム。
ダムの方に行く道の途中に
八田さんの銅像がありました。

八田さんの銅像の前には数々の花束が手向けられていました。
八田さんが亡くなってもう70年以上経つのに、
地元の方々はこうやって大切に思ってくださっているのですね…。
ありがたいことです…。

銅像の後ろには、
八田さんと奥様の外代樹（とよき）さんのお墓が。


銅像にしては珍しく座っています。
このポーズは、八田さんが考え事をしている時のものだそうです。
ダムをどう作ろうか、
どうやってみんなをまとめていこうか…
何か悩むときはいつもこの格好だったとか。


そして八田さんは、何を見ているのでしょうか…。


この日は雨が降っていたので
良く見えませんが、八田さんの視線の先には…


烏山頭ダムです。


ダムを見下ろせる場所に、
八田さんのお墓と銅像があるのです。

私は八田さんの銅像を見つめながら手を合わせ、
ただひたすら心の中で

「ありがとうございました。
　本当にありがとうございました」

と繰り返していました。

「よくぞ台湾の人々の生活を救ってくれましたね。
　よくぞ日本人代表として頑張ってくださいましたね…」

と、そんな気持ちだったのです。

その後、
烏山頭ダムの近くまで行き…
その壮大さに驚きました。



知識としてはその広さを知っていたものの、
実物の圧倒的な大きさを目にした時…
あまりにも衝撃的で…
自然と涙があふれて止まりませんでした。

「これを…こんなに大きなものを、あの時代に、
　日本人である八田さんが作り上げたんだ！」

という驚き。

そして、同じ日本人としての誇り。

私にも、
こんなに志の高い八田さんと同じ
日本人の血が流れているんだ…
ということをひしひしと感じ、
胸が熱くなってしまったのです。

日本人として生まれてよかったと…
なんだかすごく勇気づけられました。

また、私にも、同じ日本人として
きっと何かまだできることがある！
という思いも湧いてきて…

そんな思いの中で、
私が台湾で知った
日本人たちの素晴らしさを伝えることも
私のお役目の一つに違いないと気付きました。

八田さんのお話、台湾のお話、
まだまだ続きます。(*^^*)

いつも、読んでくださってありがとうございます！^^