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2023年08月27日

蒔いた種と条件で咲く花が決まる

比田井通信ー私は幸せです!-第820号
(2023.7.1発行)

今週は山口県老人福祉施設協議会さんにお招きいただき
講演をしてきました。
蒔いた種と条件で咲く花が決まる
(山口市湯田温泉駅に降り立ちました!)


今年の2月に講演のご依頼を頂いたのですが
気になっていることがありました。

今回の講演は仲介業者さんを介しての依頼でした。
私が講演を引き受けるときに
必ず知っておきたいことがあるんです。
それは「なぜ、私を呼ぼうと思ったか・・・」です。

長野県内であれば、
「講演を聞いたことがある」とか、
「ラジオを聴いて知っています」とか、
「本を読みました」
「講演を聞いたことがある方からの紹介です」等です。

ところが、今回は山口県なんです。
仲介業者さんには2月の段階で
「どうして私を呼んで下さったんですかね?」と
聴いていたのですが
なかなか、はっきりした答えが返ってこなかったんです。

「本を読んで」とか
「Youtubeを観て」とか
「講演を聴いて」ならわかるのですが、
はっきりとした返答がないんです。

私がなぜ、そこまで
「なにで私を知ったか」にこだわるかというと、
それによって、
先方が「何を期待して」呼んで下さったのか
イメージが湧くからです。

このイメージが大事なんです。
イメージが湧くと、
何をどんなふうに伝えたらいいのか・・・が見えてきます。

1週間前に窓口の方とZoomでの打ち合わせがありました。

もちろん、そこでも
「そもそも、なんで私を呼んで下さったんでしょうか?」と
聞くと、

ちょっと困った感じで
「すみません、今年の4月にこの部署に異動してきまして・・・
 その辺の経緯はちょっと・・・」
と言った感じなんです。

「あっ、上司がいますので、聞いてみます。」
といって、上司の方がいらして、
同じことを聞くと、その方は、

「今回の講師は研修委員の皆様が相談して
 決められたと聞いています。
 その中で講演を聴いたことがある人が
 いらっしゃるみたいです。」

と仰るんです。

「そいういう事なんですね!」と言って
打ち合わせは終わりました。

ただ、山口県ですから、
どこで聴いたんだろう・・・と
気になるわけです。

窓口の方が
「当日までにはちゃんと確認しておきますね」
と言って下さったので、あとは当日聞くことにしました。

で・・・6月27日、会場に行くと・・・

山口県中の介護施設の皆様が300人も集まって
朝から夕方まで丸一日かけての大研修なんです。
蒔いた種と条件で咲く花が決まる

そんな大研修で私に声がかかったということで、
なおさら気になってしまいますよね。

会場に着いて会長さんにご挨拶して
「もしや会長さんがどこかで聴いて下さったんですか?」
と聞くと、

「いや、私じゃないんです。研修委員の方が・・・
 ちょっと待ってくださいね。呼んできますから」と仰る。

しばらくして、控室にIさんという
ある施設の施設長をされている方がいらっしゃいました。


名刺交換をして
「Iさんがどこかで聴いて下さったんですか?」
と聞くと、

「いやいや、私じゃないんです。
 私の職場の職員のご主人が聴いたことが
 あったみたいで、勧めてくれたんです」

って言うんです。

「ご主人が、私のディズニーランドのエピソードを
 アツく語ってくれて、あの話は介護の現場でも
 大事な話だと思うからいいと思うよ」

って奥様に語ってくれて
それを奥様が職場の上司のIさんにに語って下さり、
それをIさんは研修委員の会議で
まるで自分が講演を聴いたかのように
語って下さったそうなんです。

その結果、私が呼んで頂けたんです。

これね、凄いことだと思うんですよ。
人づてに聞く話というのは
だんだん薄まっていきますよね。

それがむしろ増幅して
伝わったということです。

「今日、その職員の方はいらっしゃるんですか?」

「今日は1日は来ることができないのですが
 『講演の時間だけは必ず来る』って言っていました」とIさん。

その方、Tさんと言うのですが
講演前にやっとご挨拶できました。
TさんとIさん、最前列で聴いて下さりました。

IさんもTさんも
「私が呼んだ」という気持ちで聴いて下さっていますから
そりゃ、当事者意識が全然違うんです。

私も、私を推して下さったTさんとIさんに
恥をかかせるわけにはいきませんから
精一杯、やりました。

介護のお仕事に関わっていらっしゃる皆様というのは
やっぱり雰囲気がいいんです。
最前列のお二人だけでなく会場全体が
とってもいい雰囲気なんです。
とにかく楽しい時間でした。

で・・・講演終了後にTさんに聞きました。

「ところで、ご主人はどこで私の話を聞いたんですか?」

「う~ん・・・どこですかねぇ~、
 もう10年も前の事だって言っていたので・・・」

なんと、Tさんのご主人、
10年も前に聴いた私の話の内容まで覚えていて
それを奥様に語って下さり、
その話をTさんは上司のIさんに語り、
それをIさんは会議でアツく語り実現した講演だったんです。

10年前に蒔かれた種が
10年かかって花になったんです。

縁ですね。

大愚和尚が言ってます。

「蒔いた種と条件で咲く花が決まる」と。

「良い種」に「良い条件」を与えれば「良い花」が咲きます。

せっかく「良い種」を蒔いても
その種を「良い条件」で育てなければ「良い花」は咲きません。

逆に「悪い種」を蒔いてしまったら、
どんなに「良い条件」を与えても「良い花」にはなりません。

これは、人間でいえば、
どんなに良い事(行動)をしていても
そのベースになる「思い」が
「怒り」「嫉妬」「妬み」「恨み」であったり
「見返り」を期待しての行動だと「良い結果」には
ならないということです。

今回の話でいえば、
Tさんのご主人、Tさん、Iさんが
「良い思い」で生きていらっしゃるから
「良い花」が咲いたんでしょうね。

もちろん、私が10年前に蒔いた種が
「悪い種」だとしたら今回のような縁には
繋がらなかったと思うんです。

10年前に私が蒔いた種が
「良い種」だったとしたら
こんなに嬉しいことはありません。

ホントは別の話を書こうと思っていたのですが
山口での講演の話を書き始めたら止まらなくなってしましました(笑)

今日もお互い、「良い種」を蒔きたいですね。
さらに「良い種」を蒔いたら「良き育て」が大事ですね。

蒔いた種と条件で咲く花が決まる


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侍ジャパン世界一のヒミツをお話しいただきます。
1.月 日:2023年10月28日(土)
  時間帯:12:30-16:00
2.会 場:上田市サントミューゼ 大ホール
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      TEL:0268-22-0255
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5.定 員:1500名
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蒔いた種と条件で咲く花が決まる


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蒔いた種と条件で咲く花が決まる



Posted by 比田井美恵 at 16:32│Comments(0)
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