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2023年06月24日

おかげで、死ぬのが楽しみになった

比田井通信-私は幸せです!-第816号
(2023.5.30発行)

前回のヒダツーで
佐藤芳直師匠の

 人は「何を成したか」で信用されるんじゃない。
 人は「何に挑戦したか」で信用される。

という言葉を紹介しました。
まさにジャックさんの「生き方」が
私にはそう見えました。

そのジャックさん、一流のダイバーだけではなくて
一流の海洋フォトグラファーでもあります。
観てくださいこの美しい写真の数々↓

jackfukushima instgramおかげで、死ぬのが楽しみになった

見とれてしまうような写真ばかりです。
ジャックさん、凄すぎます。


さて、もう一人、
挑戦しまくっている方がいるんです。
それが、元我武者羅應援團総監督の
武藤正幸さんです。
左が武藤正幸さん、右が團長の武藤貴宏さんです。
おかげで、死ぬのが楽しみになった


遠未真幸(とうみまさき)というペンネームで
小説家デビューを果たした正幸さんです。

「おかげで、死ぬのが楽しみになった」

凄いタイトルの本を書きましたよね。
5/19に発売された本なんですが
正幸さん、発売前に刷りたての本を
わざわざ上田まで届けに来て下さったんです。

「比田井先生に
 一刻も早く読んで欲しくて・・・」

なんて言ってくれたんです。

「ただ、比田井先生がイメージしているような
 感動的なお話ではありませんよ。
 多分、比田井先生の好みとは違うと思います。
 ダジャレばっかりのコメディーです。
 でも、比田井先生に読んでほしいんです。」

こんなこと言うんです。
私、ちょっとハードル下がりました。
期待度を下げて読みました。

そしたら・・・
まんまと正幸さんにやられました(笑)

まだ読んでいない人が
ほとんどだと思いますので
ストーリーには深くは触れませんが

例えば・・・

主人公が全員70歳です。
高校時代に応援団をやっていた仲間なんです。
そのうちの一人が亡くなるんです。
そのお葬式で孫娘から遺言が渡されます。
そこに書いてあったのが

「応援団を再結成してほしい 一生のお願いだ」です。

ここから物語が始まります。
この後の物語はぜひ読んでほしいのですが、
正幸さんが本を届けに来てくれた時に
いろんなお話をしました。

そしたらですよ。
なんと、この本、
6年半かけて書き上げた本なんですって!

6年半ですよ!
6年半!

でも、今思い出しました。
正幸さん、過去に5年間かけて1枚のCDを作ってます。
高校1年生のときから20歳まで、
5年かけて、たった数曲のCDを作った人です。
(そのエピソードはコチラ↓)


↑のメッセージ、久しぶりに聴いて
こんな経験している正幸さんだから
今回の本が書けたんだと確信しました。

今回は6年半です。

じゃぁ、なんで6年半もかかったのか・・・

例えば、今回の登場人物に
宮瀬実というおじいさんが出てきます。
職業は美容師なんです。

ところが最初は写真家という設定だったんですって。
妻の悠子はアシスタントで二人で協力し合っていたのですが、
悠子が先に写真賞を取ったことから関係がぎくしゃくしていく……
という感じで話を書いていたって言うんです。

これ、実際のお話とは全然違うんです。

ところが正幸さん、この設定で書き進めていくうちに
「宮瀬が映画監督で、妻の悠子は主演女優」だったらどうだろう?
というアイディアを思いついてしまいます。

どちらの設定がいいのか、
そんなのは書いてみなくてはわかりません。
そこで、
映画監督バージョンも書き進めてみるんです。

すると今度は、
「ファッションデザイナーとトップモデルだったら?」というアイデアが浮かび、
さらには「宮瀬がメイクアップアーティストでもありか?」と
どんどん選択肢が増えていくんです。

困ったことに、
どのアイデアもある程度まで原稿を書いてみないと
何がいいのか、わからないんです。

しかも、ある程度書いたところで
どれが一番面白いのか、余計に迷ってしまうんです。

結局、宮瀬実が美容師に落ち着くまでに、
半年はかかったそうです。

他にも応援団のメンバーを増やしてみたり
団員をネットで募集して70歳の新入りが
加わる展開もあったそうです。
(実際はそんな話はありません)

全員の年齢を80歳に引き上げてみたり、
一人の団員を女性にしてみたり、
何パターンも書いたあげく、
結局は最初の設定を採用した
なんてこともざらだったそうです。

逆に設定を変えたところは、
関わる登場人物たちの言動や考え方もすべて変わるので、
大幅な加筆修正が必要になります。
気づけば、6年半もの年月が経っていたということです。

いかがですか?
そんな思いで書き上げた
「おかげで、死ぬのが楽しみになった」です。
読んでみたくなりません?

これを「挑戦」と言わずに
何を「挑戦」と言うんでしょうか?
こんな「挑戦」している人、
応援したくなるじゃないですか。

しかも、8年前にはウエジョビの卒業式で
こんなメッセージを贈ってくれた正幸さんです。


(このメッセージもたまらなかったですね)

今思えば、正幸さん、
このメッセージをウエジョビ生に贈るのに
どれだけのパターンを考えて下さったんでしょうか…。

ギリギリまで何度も何度も考え直してリハーサルして、
最後に行きついたのがこのメッセージなんです。


今回の正幸さんのデビュー作、
6年半かけて正幸さんが世界中の人に贈る
最高のメッセージなんです。

もし、
「おかげで、死ぬのが楽しみになった」
と思えたら、今を生きるのはもっと楽しいでしょうね。
つまり、「死ぬのを楽しみにする本」ではなくて
「今、生きていることを楽しめる本」なんです。

どうです?
おかげで、読むのが楽しみになったあなた!
↓こちらからどうぞ!

おかげで死ぬのが楽しみになった
おかげで、死ぬのが楽しみになった


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おかげで、死ぬのが楽しみになった



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■美恵校長のウエジョビ日記。
 朝読書の本、追加します
おかげで、死ぬのが楽しみになった




Posted by 比田井美恵 at 20:04│Comments(0)
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