2016年10月10日
憧れの「致知」に載りました!
十年来の私のココロのバイブル
憧れの「致知」に掲載されました!

ヒダカズも誇らしげです!

私たちが尊敬する、鍵山秀三郎さんや
佐藤芳直さんの記事も載り、
あの稲盛和夫さんも推薦する
「人間学を学ぶ月刊誌 致知」。

毎月の致知の教えから
学ばせていただきながら、
いつか、致知に取り上げてもらえるような学校になりたいと…
「いつかは致知」と、
勝手にそんな思いを胸にここまで来ました。

そんな憧れの致知に掲載していただけたこと
本当に光栄です!
感激です!!

「人生を変えるココロの授業 比田井和孝」
上田情報ビジネス専門学校(通称ウエジョビ)には、他の専門学校にはない特徴があります。「人として大切なこと」を学ぶ「ココロの授業」です。その内容はメルマガや書籍で全国に知られるようになり、いまでは「ココロの授業」はウエジョビの代名詞ともなっています。
ウエジョビは、戦後間もない一九四九年、義父・佐藤勲が創立しました。珠算教室からスタートし、簿記科、経理科、情報処理科、公務員科など社会のニーズに応じて規模を拡大。現在では長野県内で一番の学生数と合格率を誇るまでになりました。
とはいえ、ここ三十年来は少子化や大学全入時代という大きな壁に直面してきたことも確かです。平成八年、佐藤勲は起死回生の一手で数億円を投資し六階建ての校舎建築に踏み切りました。公務員科の教師だった私が佐藤勲の三女で現校長の比田井美恵と結婚したのはその翌年。最も経営が苦しい時でした。
学生数が減り続けるのに、校舎建設で多額の借金を負うことになったウエジョビ。離職者が相次ぎ、残った職員は自分の授業だけをやっていれば許される状況ではなくなりました。
私は広報の責任者となり、自ら写真を撮って古いパンフレットを改訂し、オープンキャンパスを改善するなどPRに全力を注ぎました。また、職員たちの当事者意識が高まって雰囲気が良くなったことも相まって、落ち込んでいた学生数も四年後には百名以上増え、県下でも注目を集めるようになりました。
しかし、私には何か納得できないものがありました。「このまま二十年、三十年と本当にやっていけるのか」という疑問が消えないのです。学生の入学動機は「公務員になりたい」「国家資格を取って就職したい」など様々で、その期待に応えるのは当然なのですが、それだけで十分とは思えなかったのです。
「就職」はゴールではありません。大事なことは、学生が就職したその先で「いい仕事」ができるのか、そして将来幸せになれるのか、です。現にせっかく仕事に就けても満足に挨拶ができないために職場で疎んじられるケースも起きていました。そこで私が至った結論は「学生の人間性を磨く」という極めてシンプルなものでした。そして、この気づきがウエジョビを大きく変えることになるのです。
人間の意識とは不思議です。考えが変わると「出会い」が変わりました。最も大きかったのは(株)船井総合研究所のコンサルタント(当時)・佐藤芳直さんとのご縁です。「学校にとってのお客様は学生ではありません。学生を受け入れる企業や社会こそが本当のお客様なのです」の一言に目から鱗が落ちました。
社会がお客様なら、私たちの使命は、学生を社会が望む人間に育て上げることです。今まで、目先の指導にとらわれがちだった私たちが、学生の将来…十年後、二十年後を考えて取り組むようになったのは大きな変化でした。私たちの「あり方」が変わった瞬間でした。
そして生まれたのが「三つの約束『挨拶・掃除・素直』」です。日々の挨拶や掃除に真摯に向き合っていく中で人間性が磨かれ、この三つを大事に思える人なら必ず幸せになれるはず、と私は確信していました。
もっとも、当初は職員たちから「本気で徹底していこう」という高まりは感じられませんでした。しかし、研修や討議を重ねる中で理解が深まり、やがて職員が挨拶や掃除を率先垂範するようになっていったのです。
時を同じくして私は就職課主任となり、授業で佐藤芳直さんやカリスマ塾講師として知られた木下晴弘さん、さらに様々な人や書物から学んだ仕事観や生き方、幸福に関する話を全学生に伝えるようになりました。
初めて耳にする話に学生たちは熱心に、時には涙しながら聴き入ってくれましたが、さらに比田井美恵がそれをメルマガで配信したところ、大きな反響を呼び、書籍化までされました。「ココロの授業」「三つの約束」を始めて十二年。ウエジョビの校風と文化は、明らかに変わりました。
いまでも忘れられない男子学生がいます。彼はいまシステムエンジニアとして活躍していますが、入学当時は、周囲にまるで関心を示しませんでした。自分の世界に籠もり、「三つの約束」を実践しないどころか遅刻・居眠りの常習犯。その彼が変わったのは、ある時、教師から授業態度を本気で叱られたのがきっかけでした。
生まれて初めて真剣に叱られた彼は、このままでは駄目だと、急に勉強に熱が入るようになり、成績も上がりました。すると、周囲の学生がわからないところを彼に教わり始めたのです。友人たちは口々に「ありがとう」と伝えます。実は、彼にとってこういう体験は初めてでした。誰かに何かを与える喜び、感謝される喜びを知った彼は、卒業までの二年間、仲間のサポートを続けました。三つの約束も実践し、性格も表情もまるで別人のように成長したのです。
彼の誕生日には、クラスの仲間が続々とアパートに詰めかけ、テーブルはプレゼントの山になりました。彼は涙を抑えることができなかったといいます。
私が授業で学生に伝えたいのは、まさにそこなのです。人生で大切なことに気づいた時、学生の生き方は大きく変わり始めます。そして、そういう幸せな学生を一人でも多く輩出することがウエジョビの使命なのです。
(ひだい・かずたか=上田情報ビジネス専門学校副校長)
(致知 2016年11月号 致知随想 より引用)

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こんなにも丁寧に
こんなにも紙面を割いて取り上げていただけたなんて
感激です!
さて、「人間学を学ぶ月刊誌 致知」ですが、
毎号毎号、うーん…と唸るような記事がたくさん載っています。
今までにも、ブログで何度も記事にさせていただきました。
意思決定には、3つのフィルターがある

またしても我武者羅な3日間-1

麦は踏まれて強くなる。人も…

「俺は、俺は、ただ…」

バスジャック事件の加害者も被害者だった

「読みたい!」と思われた方、
本屋さんでは販売していませんので、
↓こちらからお申し込みください。
人間学を学ぶ月刊誌 致知

私は、毎月、月初めに届く致知で
ブレそうになる自分の心を軌道修正しています。
自分の心と行動を
定期的に見つめ直すことができるって
本当にありがたいことですよね。(*^^*)
憧れの致知に載せていただいた誇りを胸に、
致知の名に恥じない行動をしていかなければならないと
改めて背筋が伸びる思いでした。
取材に来てくださった江口さんはじめ
致知出版社のみなさん、
本当にありがとうございました!!
憧れの「致知」に掲載されました!
ヒダカズも誇らしげです!
私たちが尊敬する、鍵山秀三郎さんや
佐藤芳直さんの記事も載り、
あの稲盛和夫さんも推薦する
「人間学を学ぶ月刊誌 致知」。
毎月の致知の教えから
学ばせていただきながら、
いつか、致知に取り上げてもらえるような学校になりたいと…
「いつかは致知」と、
勝手にそんな思いを胸にここまで来ました。
そんな憧れの致知に掲載していただけたこと
本当に光栄です!
感激です!!
「人生を変えるココロの授業 比田井和孝」
上田情報ビジネス専門学校(通称ウエジョビ)には、他の専門学校にはない特徴があります。「人として大切なこと」を学ぶ「ココロの授業」です。その内容はメルマガや書籍で全国に知られるようになり、いまでは「ココロの授業」はウエジョビの代名詞ともなっています。
ウエジョビは、戦後間もない一九四九年、義父・佐藤勲が創立しました。珠算教室からスタートし、簿記科、経理科、情報処理科、公務員科など社会のニーズに応じて規模を拡大。現在では長野県内で一番の学生数と合格率を誇るまでになりました。
とはいえ、ここ三十年来は少子化や大学全入時代という大きな壁に直面してきたことも確かです。平成八年、佐藤勲は起死回生の一手で数億円を投資し六階建ての校舎建築に踏み切りました。公務員科の教師だった私が佐藤勲の三女で現校長の比田井美恵と結婚したのはその翌年。最も経営が苦しい時でした。
学生数が減り続けるのに、校舎建設で多額の借金を負うことになったウエジョビ。離職者が相次ぎ、残った職員は自分の授業だけをやっていれば許される状況ではなくなりました。
私は広報の責任者となり、自ら写真を撮って古いパンフレットを改訂し、オープンキャンパスを改善するなどPRに全力を注ぎました。また、職員たちの当事者意識が高まって雰囲気が良くなったことも相まって、落ち込んでいた学生数も四年後には百名以上増え、県下でも注目を集めるようになりました。
しかし、私には何か納得できないものがありました。「このまま二十年、三十年と本当にやっていけるのか」という疑問が消えないのです。学生の入学動機は「公務員になりたい」「国家資格を取って就職したい」など様々で、その期待に応えるのは当然なのですが、それだけで十分とは思えなかったのです。
「就職」はゴールではありません。大事なことは、学生が就職したその先で「いい仕事」ができるのか、そして将来幸せになれるのか、です。現にせっかく仕事に就けても満足に挨拶ができないために職場で疎んじられるケースも起きていました。そこで私が至った結論は「学生の人間性を磨く」という極めてシンプルなものでした。そして、この気づきがウエジョビを大きく変えることになるのです。
人間の意識とは不思議です。考えが変わると「出会い」が変わりました。最も大きかったのは(株)船井総合研究所のコンサルタント(当時)・佐藤芳直さんとのご縁です。「学校にとってのお客様は学生ではありません。学生を受け入れる企業や社会こそが本当のお客様なのです」の一言に目から鱗が落ちました。
社会がお客様なら、私たちの使命は、学生を社会が望む人間に育て上げることです。今まで、目先の指導にとらわれがちだった私たちが、学生の将来…十年後、二十年後を考えて取り組むようになったのは大きな変化でした。私たちの「あり方」が変わった瞬間でした。
そして生まれたのが「三つの約束『挨拶・掃除・素直』」です。日々の挨拶や掃除に真摯に向き合っていく中で人間性が磨かれ、この三つを大事に思える人なら必ず幸せになれるはず、と私は確信していました。
もっとも、当初は職員たちから「本気で徹底していこう」という高まりは感じられませんでした。しかし、研修や討議を重ねる中で理解が深まり、やがて職員が挨拶や掃除を率先垂範するようになっていったのです。
時を同じくして私は就職課主任となり、授業で佐藤芳直さんやカリスマ塾講師として知られた木下晴弘さん、さらに様々な人や書物から学んだ仕事観や生き方、幸福に関する話を全学生に伝えるようになりました。
初めて耳にする話に学生たちは熱心に、時には涙しながら聴き入ってくれましたが、さらに比田井美恵がそれをメルマガで配信したところ、大きな反響を呼び、書籍化までされました。「ココロの授業」「三つの約束」を始めて十二年。ウエジョビの校風と文化は、明らかに変わりました。
いまでも忘れられない男子学生がいます。彼はいまシステムエンジニアとして活躍していますが、入学当時は、周囲にまるで関心を示しませんでした。自分の世界に籠もり、「三つの約束」を実践しないどころか遅刻・居眠りの常習犯。その彼が変わったのは、ある時、教師から授業態度を本気で叱られたのがきっかけでした。
生まれて初めて真剣に叱られた彼は、このままでは駄目だと、急に勉強に熱が入るようになり、成績も上がりました。すると、周囲の学生がわからないところを彼に教わり始めたのです。友人たちは口々に「ありがとう」と伝えます。実は、彼にとってこういう体験は初めてでした。誰かに何かを与える喜び、感謝される喜びを知った彼は、卒業までの二年間、仲間のサポートを続けました。三つの約束も実践し、性格も表情もまるで別人のように成長したのです。
彼の誕生日には、クラスの仲間が続々とアパートに詰めかけ、テーブルはプレゼントの山になりました。彼は涙を抑えることができなかったといいます。
私が授業で学生に伝えたいのは、まさにそこなのです。人生で大切なことに気づいた時、学生の生き方は大きく変わり始めます。そして、そういう幸せな学生を一人でも多く輩出することがウエジョビの使命なのです。
(ひだい・かずたか=上田情報ビジネス専門学校副校長)
(致知 2016年11月号 致知随想 より引用)
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こんなにも丁寧に
こんなにも紙面を割いて取り上げていただけたなんて
感激です!
さて、「人間学を学ぶ月刊誌 致知」ですが、
毎号毎号、うーん…と唸るような記事がたくさん載っています。
今までにも、ブログで何度も記事にさせていただきました。
意思決定には、3つのフィルターがある
またしても我武者羅な3日間-1

麦は踏まれて強くなる。人も…

「俺は、俺は、ただ…」
バスジャック事件の加害者も被害者だった
「読みたい!」と思われた方、
本屋さんでは販売していませんので、
↓こちらからお申し込みください。
人間学を学ぶ月刊誌 致知

私は、毎月、月初めに届く致知で
ブレそうになる自分の心を軌道修正しています。
自分の心と行動を
定期的に見つめ直すことができるって
本当にありがたいことですよね。(*^^*)
憧れの致知に載せていただいた誇りを胸に、
致知の名に恥じない行動をしていかなければならないと
改めて背筋が伸びる思いでした。
取材に来てくださった江口さんはじめ
致知出版社のみなさん、
本当にありがとうございました!!
Posted by 比田井美恵 at
12:44
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