私が書いています!
このブログは比田井和孝に代わり、私、比田井美恵がお届けしています!
Facebookで「フォローする」をしていただくと、ブログ更新やヒダカズ講演会に関する情報などをみなさんのニュースフィードにお届けします!
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 685人
最近の記事
過去記事
QRコード
QRCODE

2013年08月06日

意思決定には、3つのフィルターがある

昨日、致知9月号が届きました。
特集は「心の持ち方」。
意思決定には、3つのフィルターがある

早速、目次を見て嬉しくなりました!

ヒダカズの師匠、佐藤芳直さんの記事が載っていたのです!
「心の持ち方」の特集で芳直さんが取り上げられたことは
ある意味「納得!」でもあり、本当に嬉しく思いました。

タイトルは
「経営の目的は永続にあり
 ~百年企業を創る経営者の条件」です。

その中に、こんな言葉がありました。
意思決定には、3つのフィルターがある

----------

経営者は、日々あらゆる判断を迫られます。
この意思決定はどんな未来につながるのだろうと考える時、
そこには三つのフィルターがあると思います。

一つ目は継続性。
我が社の永続に繋がるか否かということ。
その核心は公益性。
世のため人のため、とも言い換えられるでしょう。

二つ目は安定性。
着実に成長するかということ。

三つ目は繁栄性。
利益に繋がるかどうかということ。

さまざまな企業を見ていると、
今紹介した優先順位で意思決定を行う経営者は大概、
長期的に企業を発展させることができています。

ところが、経営の現場では逆から発想しているケースも少なくありません。
儲かるかを第一に置き、
次に安定的に成長するか、
最後に会社が続くか。

このような考え方をしていると
やがては倒産に繋がることが多いように思います。

つまり、経営の本質とは、
自社の儲けではなく、
世のため人のためになることを
最たる目的として意思決定をしていくことであり、
それが私のコンサルティングのベースになっています。


(月刊「致知」9月号 より引用)

----------

最後に
「それが私のコンサルティングのベースになっています」
と書いてあります。

「経営コンサルタント」という言葉のイメージとは
ちょっと違うなぁ、と思った方もいるかもしれません。

「経営コンサルタント」と言うと、
いかにして売り上げをあげるか、
いかにして集客するか、というように
「やり方」「テクニック」に注目してアドバイスや提案をしてくださる人
というイメージがある人もいるのではないでしょうか。

でも、芳直さんは違うんですよね。
ベースが
「世のため人のため」ですから、
アプローチが…切り口が、まったく違ってくるのです。

初めてヒダカズが芳直さんのお話をお聴きした時もそうでした。

その時のテーマは
「来るべき少子化に備えて、
 大学・専門学校は何をすべきか」。

一般的に、こういうテーマで
コンサルタントの方が何を話すかと言うと、
例えば、

「オープンキャンパスでは、
 こんな風にして高校生を楽しませましょう」

「ダイレクトメールは
 こんなキャッチコピーで、こんなタイミングで送ると効果的です」

というように、
速効性のある「やり方」「テクニック」を
アドバイスしてくれることが多いでしょう。

でも、芳直さんはまったく違いました。

「社会が望む人財(あえて財産の「財」を使っています)を
 育てることができなければ、
 その学校の存在価値はなくなってしまいます」

と話してくださったんですね。

それをきっかけとして、ウエジョビでも
「社会から必要とされ、信頼される人を育てるためには…」
…と考え抜き、
3つの約束「あいさつ・そうじ・素直」ができ、
キャッチコピーが「すべては学生のために」になったのです。

もしもあの時、芳直さんに出会っていなければ…と考えると
ゾッとします。

芳直さんは
学校の使命や、原点に立ち戻ることの大切さを教えてくださったのです。
「何のために」学校があるのか、
「何のために」それをするのか。

…以来、何か問題が起こった時や
困った時は
「何のために」を考えるように心がけています。
何が一番大切なのか…。

芳直さんからは
本当に大きな教えをいただきました。
ありがたいことです。

ヒダカズの師匠でもあり、私たちの大好きな芳直さんが
あの「致知」に掲載されたこと、
本当にうれしく思いました。(*^-^*)

※芳直さんの最新刊、こちらもおすすめです!
わが子へ伝えたい11の歴史 日本はこうして世界から信頼される国となった
意思決定には、3つのフィルターがある




Posted by 比田井美恵 at 23:59│Comments(2)
この記事へのコメント
最近の「経営コンサルタント」というと 利益至上・人員削減という まさに「バカのひとつ覚え」しかできないような悪いイメージがつきまとってますが、佐藤先生のこのお話を聴いて「これこそ 真髄」と 素直に納得しました!すばらしいです!!
Posted by 中島 at 2013年08月07日 08:21
中島さん

そうなんですよね。
芳直さんのお話を聞いていると「コンサルタント」という肩書を忘れてしまいます。
でも、本当の意味での「コンサルタント」は、まさに芳直さんのような方なんでしょうね。

芳直さんのお話は奥が深くて、何度聴いてもまた聴きたくなります。
思いの深さ、引き出しの多さははかり知れません。^^

また来年の入学式でもお話をお聞きできるのが楽しみです!^^
Posted by 比田井美恵比田井美恵 at 2013年08月07日 13:30
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。