2010年11月07日
中村文昭さん2日目2
中村さんの子育ては、
いかに子どもに興味を持たせるか、
いかに自分からやる気にさせるかを
とても大事にしています。
例えば、奥さんが
「子どもをスイミングに通わせたほうがいいかしら?」と相談したときの話。
中村さんは
「嫌々通ったって意味がない。
自分からやりたいという気持ちにならなければ」
…と、子供達を川に連れて行きます。
そして、中村さんは川を泳いで
モリで魚を獲るんですね。
「とうちゃん、すごい!」と
目を輝かせる子供達に
「お前も突いてみたいか」
…と、今度は
中村さんは
一匹の魚に狙いを定め、
追いかけて追いかけて
疲れ果てさせ、
狭いところに追い込みます。
もうフラフラになった魚のところに
息子を連れて行くと、
一緒にモリを持たせて
魚を突かせるんですね。
その時、
魚が暴れる感触がモリの柄から
伝わってくるのですが、
あれが男の子にはたまらないそうです。
喜んだ息子達は、
自分一人で魚を獲れるようになりたいと、
自分から勝手に
川に潜ったり泳いだりする練習を
始めるんですね。
生き生きとした表情で。
いやぁ、すごいですね。ホントに。
富士山の話も感動しました。
お子さん達が小学校1・2年の時、
富士山に登りたいと言い出したそうです。
1年後に一緒に登ろうと約束をした中村さんは
密かにウェイトトレーニングを始めます。
それは、1年後、息子達が途中で歩けなくなったら、
中村さんが肩に担いで
頂上を目指すためなのです。
毎日、おもりの付いた靴を履き、
足にもそれぞれ500グラムずつのおもりをつけ…
講演続きで20キロ以上あるような荷物を持ち歩いているのですが、
エレベーターを使わず担ぎ上げ…
そんなふうにして
1年間、息子達には黙って訓練をしていたそうです。
そして富士山に登る時…
一緒に上る家族を募ったところ、
なんと総勢80名もの子供をふくむ
家族が集まったとか。
中村さんは考えます。
親が一緒にいると、
どうしても子供達に
「頑張れ、頑張れ」と言ってしまう。
でも、「頑張れ、頑張れ」と言われなくても
自分達で「何が何でも登るんだ」という気持ちにさせるためには
どうしたらいいだろうか。
そこで、頼んだお友達が
「義足のランナー」島袋 勉さん。
義足の島袋さんが
あきらめずに、必死で登っている姿を見たら
子供達もあきらめずに登りきるだろう…
そんなふうに考えたのです。
そして当日。
島袋さんの富士山登山は
本当に大変だったようです。
物凄く痛いのを我慢して
必死で登る島袋さん。
でも、途中からは義足が滑ってしまい、
上に行くことが出来なくなってしまったんですね。
それでも島袋さんは、
どうしても登りたいと涙を流しながら
もがきます。
それを見た子供達が
島袋さんの足を滑らないように手で下から支えてあげるんです。
たくさんの子供達が交代で
足を支えます。
島袋さんは泣きながら、
子供達の手を支えにして踏ん張り、
一歩、また一歩と登っていきます。
そして涙の登頂。
本当に感動的だったそうです。
そして、この出来事は
子供達にとって大きな自信になっているそうです。
今でも、
「僕達は、
日本一の山、富士山に登ったんだもんね」
…と。
結局、子供達は自分の力で登りきり、
中村さんのトレーニングは
日の目を見ることがなかったそうです。
もう、中村さんのお話には、
何度涙を流したことか。
スゴイです。
あの人は。
中村さんの講演会には、本当にたくさんの方が来て下さいました。
沖縄から町田さん、
東京からひでさん、
オーストラリアから福嶋さん、
のせさん、etc…。
そして、島袋勉さんと同じく
義足の松井さんも岡山から来てくださいました。
美脚の義足を披露してくださっています。^^

それから、昨年、中村文昭さんの「あこがれ先生プロジェクト」で
講演をされた神奈川県の中野敏治先生。

中村さんは、とってもお茶目で、
普通の顔で写真を撮ることって珍しいんですね。

ウエジョビ職員みんなでも写真撮りました。

さて、もう少し続きます。
【中村文昭さんの著書】
「コミック版 お金でなく人のご縁ででっかく生きろ!」

「お金でなく人のご縁ででっかく生きろ!」

■■ 一般参加可能な講演会情報 ■■
■11/15(月) 長野県長野市 若里市民文化ホール 入場無料
■2011年 1/1(土) オーストラリアケアンズ 入場無料
↓…いつもクリックありがとうございます!
いかに子どもに興味を持たせるか、
いかに自分からやる気にさせるかを
とても大事にしています。
例えば、奥さんが
「子どもをスイミングに通わせたほうがいいかしら?」と相談したときの話。
中村さんは
「嫌々通ったって意味がない。
自分からやりたいという気持ちにならなければ」
…と、子供達を川に連れて行きます。
そして、中村さんは川を泳いで
モリで魚を獲るんですね。
「とうちゃん、すごい!」と
目を輝かせる子供達に
「お前も突いてみたいか」
…と、今度は
中村さんは
一匹の魚に狙いを定め、
追いかけて追いかけて
疲れ果てさせ、
狭いところに追い込みます。
もうフラフラになった魚のところに
息子を連れて行くと、
一緒にモリを持たせて
魚を突かせるんですね。
その時、
魚が暴れる感触がモリの柄から
伝わってくるのですが、
あれが男の子にはたまらないそうです。
喜んだ息子達は、
自分一人で魚を獲れるようになりたいと、
自分から勝手に
川に潜ったり泳いだりする練習を
始めるんですね。
生き生きとした表情で。
いやぁ、すごいですね。ホントに。
富士山の話も感動しました。
お子さん達が小学校1・2年の時、
富士山に登りたいと言い出したそうです。
1年後に一緒に登ろうと約束をした中村さんは
密かにウェイトトレーニングを始めます。
それは、1年後、息子達が途中で歩けなくなったら、
中村さんが肩に担いで
頂上を目指すためなのです。
毎日、おもりの付いた靴を履き、
足にもそれぞれ500グラムずつのおもりをつけ…
講演続きで20キロ以上あるような荷物を持ち歩いているのですが、
エレベーターを使わず担ぎ上げ…
そんなふうにして
1年間、息子達には黙って訓練をしていたそうです。
そして富士山に登る時…
一緒に上る家族を募ったところ、
なんと総勢80名もの子供をふくむ
家族が集まったとか。
中村さんは考えます。
親が一緒にいると、
どうしても子供達に
「頑張れ、頑張れ」と言ってしまう。
でも、「頑張れ、頑張れ」と言われなくても
自分達で「何が何でも登るんだ」という気持ちにさせるためには
どうしたらいいだろうか。
そこで、頼んだお友達が
「義足のランナー」島袋 勉さん。
義足の島袋さんが
あきらめずに、必死で登っている姿を見たら
子供達もあきらめずに登りきるだろう…
そんなふうに考えたのです。
そして当日。
島袋さんの富士山登山は
本当に大変だったようです。
物凄く痛いのを我慢して
必死で登る島袋さん。
でも、途中からは義足が滑ってしまい、
上に行くことが出来なくなってしまったんですね。
それでも島袋さんは、
どうしても登りたいと涙を流しながら
もがきます。
それを見た子供達が
島袋さんの足を滑らないように手で下から支えてあげるんです。
たくさんの子供達が交代で
足を支えます。
島袋さんは泣きながら、
子供達の手を支えにして踏ん張り、
一歩、また一歩と登っていきます。
そして涙の登頂。
本当に感動的だったそうです。
そして、この出来事は
子供達にとって大きな自信になっているそうです。
今でも、
「僕達は、
日本一の山、富士山に登ったんだもんね」
…と。
結局、子供達は自分の力で登りきり、
中村さんのトレーニングは
日の目を見ることがなかったそうです。
もう、中村さんのお話には、
何度涙を流したことか。
スゴイです。
あの人は。
中村さんの講演会には、本当にたくさんの方が来て下さいました。
沖縄から町田さん、
東京からひでさん、
オーストラリアから福嶋さん、
のせさん、etc…。
そして、島袋勉さんと同じく
義足の松井さんも岡山から来てくださいました。
美脚の義足を披露してくださっています。^^

それから、昨年、中村文昭さんの「あこがれ先生プロジェクト」で
講演をされた神奈川県の中野敏治先生。

中村さんは、とってもお茶目で、
普通の顔で写真を撮ることって珍しいんですね。

ウエジョビ職員みんなでも写真撮りました。

さて、もう少し続きます。
【中村文昭さんの著書】
「コミック版 お金でなく人のご縁ででっかく生きろ!」
「お金でなく人のご縁ででっかく生きろ!」
■■ 一般参加可能な講演会情報 ■■
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■2011年 1/1(土) オーストラリアケアンズ 入場無料
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Posted by 比田井美恵 at 13:19│Comments(0)
│感動した!
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