2013年05月29日
あこがれ先生プロジェクトin埼玉5
あこがれ先生in埼玉の続きです。
※今までの記事を読んでない方はこちらから
さて、3校時目は、北九州市の江口満先生です。
中村文昭さんとの対談形式で進められていきました。
江口先生校長通信「じゃがいも」を毎週一回発行しています。
その通信、何を発信したくて始めたかと言うと
「先生たちが頑張っている様子を伝えたい!」という思いだったのです。
少し前に「モンスターペアレント」という言葉が流行りました。
学校に細かなことで苦情を言いに来る保護者を揶揄した言葉ですが、
江口先生はこうおっしゃっていました。
「保護者の方は、先生たちの頑張りを知らないから
文句を言ったりするんです。
だから、少しでも先生たちのいいところ、頑張っているところを
私が伝えようと思って始めたんです」
こういう校長先生の元なら
先生たちものびのびと働けそうですね!
同じ「校長」という立場としても
勉強になることがたくさんありました。
さて、最後は我武者羅應援團です。
勢いよく舞台に登場!
場の空気が一瞬で変わります。
盛り上がっていますね!
ものすごいジャンプです。
本気の、力強い応援が心にストレートに響きます。
そして…副団長、武藤正幸さんの語りです。
…ずっと一つの夢を追っていたこと…
5年もの月日を費やして、やっと形にしたこと…
でも、まわりの誰からも認めてもらえなかったこと…
そして、先生への感謝の気持ち…
会場中からすすり泣きが聞こえてきました。
さらに団長の語りです。
応援団に入部したこと…
逃げ出したこと…
小学校の先生に言われた言葉を支えに、
今も頑張れていること…。
すすり泣きの声がさらに大きくなりました。
もちろん、私もヒダカズも涙涙でした。
最後は、歌「リベンジ」と応援で演舞も終わりました。
これは、演舞が終わって、事務所までお送りする車の中で
団長が話して下さったことです。
「先生に対して「ありがとう」って言うタイミングって
なかなかないんですよね。
叱られたり、お説教をされている時は、
それが大切なことだってわからないんですよ。
でも、10年後、20年後、
自分が仕事するようになって初めて
先生の言いたかったことがわかるようになって
あの時はこういうことを言いたかったんだ…
って思うんだけど、
でも、その時には先生に会うタイミングもなくて
結局「ありがとう」が言えないんですよね。
だから、先生たちには
5年後、10年後、20年後の生徒の姿を想像して
叱るときはちゃんと叱ってほしいし、
それに自信を持ってほしいと思っているんです
いつかは必ず伝わると信じて
頑張ってほしいんです」
…確かにそうだなと思いました。
学生に対して、注意をすることもあります。
思いを伝えることもあります。
特に、悪いことをしてしまった学生に話をする時…
なんて言えば彼の心に響くんだろうか、
どんなふうに伝えれば、彼の心に残るんだろうか…
と、結構長い時間考えたりするのですが…
実際に伝えてみると、
自分の思うことが100%伝えられることはまずないし、
私の話なんかで伝わったんだろうか…と
反省することばかりです。
もちろん、学生からも
特に感動的な反応が返ってくるわけではありません。
だけども
大切なことは伝わっているはず…
いつかは私の思いがわかっくれるはず…
という、そんな思いを支えに伝えさせていただいているんですね。
そういえば、ベストセラー作家の喜多川泰さんが
母親塾でこんな話をして下さいました。
「小さいころ、
父親からたくさん叱られました。
その時は、その意味が…その大切さが
全くわからなかったけれど、
自分が父親になったら
結局、自分が父から言われたことと同じことを
子どもに言っているんですよね。
だから、子どもを叱るとか、思いを伝えることに関しては、
何十年か先にちゃんと伝わるだろうと思って
今、子どもたちにいろんな思いを伝えているんです。」
私も、そんな思いで子どもや学生たちと接したいと思いました。
結局、叱るべき時に叱ることが、
将来の子どもたちのためなんですものね。
あと一回、続きます。
※今までの記事を読んでない方はこちらから
2013/05/25
2013/05/26
2013/05/27
2013/05/28
さて、3校時目は、北九州市の江口満先生です。
中村文昭さんとの対談形式で進められていきました。
江口先生校長通信「じゃがいも」を毎週一回発行しています。
その通信、何を発信したくて始めたかと言うと
「先生たちが頑張っている様子を伝えたい!」という思いだったのです。
少し前に「モンスターペアレント」という言葉が流行りました。
学校に細かなことで苦情を言いに来る保護者を揶揄した言葉ですが、
江口先生はこうおっしゃっていました。
「保護者の方は、先生たちの頑張りを知らないから
文句を言ったりするんです。
だから、少しでも先生たちのいいところ、頑張っているところを
私が伝えようと思って始めたんです」
こういう校長先生の元なら
先生たちものびのびと働けそうですね!
同じ「校長」という立場としても
勉強になることがたくさんありました。
さて、最後は我武者羅應援團です。
勢いよく舞台に登場!
場の空気が一瞬で変わります。
盛り上がっていますね!
ものすごいジャンプです。
本気の、力強い応援が心にストレートに響きます。
そして…副団長、武藤正幸さんの語りです。
…ずっと一つの夢を追っていたこと…
5年もの月日を費やして、やっと形にしたこと…
でも、まわりの誰からも認めてもらえなかったこと…
そして、先生への感謝の気持ち…
会場中からすすり泣きが聞こえてきました。
さらに団長の語りです。
応援団に入部したこと…
逃げ出したこと…
小学校の先生に言われた言葉を支えに、
今も頑張れていること…。
すすり泣きの声がさらに大きくなりました。
もちろん、私もヒダカズも涙涙でした。
最後は、歌「リベンジ」と応援で演舞も終わりました。
これは、演舞が終わって、事務所までお送りする車の中で
団長が話して下さったことです。
「先生に対して「ありがとう」って言うタイミングって
なかなかないんですよね。
叱られたり、お説教をされている時は、
それが大切なことだってわからないんですよ。
でも、10年後、20年後、
自分が仕事するようになって初めて
先生の言いたかったことがわかるようになって
あの時はこういうことを言いたかったんだ…
って思うんだけど、
でも、その時には先生に会うタイミングもなくて
結局「ありがとう」が言えないんですよね。
だから、先生たちには
5年後、10年後、20年後の生徒の姿を想像して
叱るときはちゃんと叱ってほしいし、
それに自信を持ってほしいと思っているんです
いつかは必ず伝わると信じて
頑張ってほしいんです」
…確かにそうだなと思いました。
学生に対して、注意をすることもあります。
思いを伝えることもあります。
特に、悪いことをしてしまった学生に話をする時…
なんて言えば彼の心に響くんだろうか、
どんなふうに伝えれば、彼の心に残るんだろうか…
と、結構長い時間考えたりするのですが…
実際に伝えてみると、
自分の思うことが100%伝えられることはまずないし、
私の話なんかで伝わったんだろうか…と
反省することばかりです。
もちろん、学生からも
特に感動的な反応が返ってくるわけではありません。
だけども
大切なことは伝わっているはず…
いつかは私の思いがわかっくれるはず…
という、そんな思いを支えに伝えさせていただいているんですね。
そういえば、ベストセラー作家の喜多川泰さんが
母親塾でこんな話をして下さいました。
「小さいころ、
父親からたくさん叱られました。
その時は、その意味が…その大切さが
全くわからなかったけれど、
自分が父親になったら
結局、自分が父から言われたことと同じことを
子どもに言っているんですよね。
だから、子どもを叱るとか、思いを伝えることに関しては、
何十年か先にちゃんと伝わるだろうと思って
今、子どもたちにいろんな思いを伝えているんです。」
私も、そんな思いで子どもや学生たちと接したいと思いました。
結局、叱るべき時に叱ることが、
将来の子どもたちのためなんですものね。
あと一回、続きます。
Posted by 比田井美恵 at 23:57│Comments(0)
│行きました!
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