2010年04月22日
私の就職活動2
始業式でお話した、私の就職活動の話の続きです。
「やり方」ばかりに注目していた頃、
なかなか内定をもらえませんでした。
肩肘張っていた、と言うか、
まさに「空回り」していた気がします。
この頃、就職試験は、
まさに「自分自身がテストされている」という気持ちでした。
「テスト」と言えば、
「正解」があるはずです。
だから、
「なんて答えれば正解なの?」
と「正しい答え探し」をしていた気がします。
そんな中で、あるソフト会社を受けた時から意識が変わりました。
私の中ではその会社は
実は「第一希望」ではなかったので、
正直、気楽に受けることができました。
私も、リラックスして面接に臨むことができ、
かなり会話が弾みました。
自分の中では「自然体」に近い形で話ができたのです。
面接官「自分に自信のあるところはどこですか?」
私 「健康と体力には自信があります」
「確かに力がありそうですね。」
「自宅でも、お米の袋を運んだりしています!」
「たくましいですね。(笑)
丈夫なんですね。」
「実は、肩幅もものすごく広いんですよ。
銭湯に行ったときに、
湯船から、
洗っている人たちの背中を眺めながら
私よりも肩幅が広い人がいないか探すんですが、
私より広い人は、たいてい競泳水着の跡がついていたりするんです」
「それは頼もしいですね。
ウチの会社には、
パソコンを運んだりする仕事もありますから、
頑張ってください(笑)」
「任せてください!頑張ります!」
…と、こんな感じでした。^^;
ちょっと調子に乗ってしゃべりすぎたかなぁ…という感じはしましたが、
初めて内定がもらえた会社でした。
初めて「会話のキャッチボールができた」と言うか、
「コミュニケーションが取れた」と思えた面接でした。
そこでやっと、
「あ、面接っていうのは、
私がテストされる場所じゃないんだ、
コミュニケーションをとる場所なんだ」
と思えるようになったのです。
だから
「正しい答え」なんてないんですよね。
大事なことは、
自分を素直に表現すること、
だから、素直に表現した自分自身でも
「採用したい」と思ってもらえるように、
日々、自分を磨いていかなければいけないんだ、
と思いました。
私が思っていた、
「会社が採用したいと思う女性像」は、
…いつも笑顔で程よく元気、
前向きで少々のことではへこたれない、
仕事はデキるがまわりに気遣いもできて、
謙虚でかわいげもある女性…
でしたが、
そう思われるように
面接試験の時だけ自分を演出するのではなく、
自分自身がそういう女性を目指して、
日ごろから自分磨きをしていかなければいけないんだな~…
なんて思いました。
だいたい、面接の時だけ
いい自分を作ったつもりでいたって、
面接官はお見通し…ですよね。
上辺だけの言葉で取り繕ったつもりでも、
その人の人間性は
やっぱり見抜かれているでしょうし、
もしも、上辺だけの言葉で
虚像の自分を作り上げて採用されたとしたら、
入社後、
「言っていたことと違う」と思われてしまい、
結局自分が苦労することになる気がします。
そんなことに気づいてからは、
俄然、就職活動が楽しくなりました。
だって、
普通に学生生活をしていれば、
接することのなかったはずの、
年上の社会人の方々と、
直接いろいろとお話することができるんですもの。
「面接試験はコミュニケーションをとる場」
と、思いはじめてから、
「面接官とのコミュニケーション」が
素直に楽しめるようになりました。
いい意味で
力も抜けて、素直に自分を表現できるようになったと思います。
そう思えるようになってから、
少しずつ、一次面接は合格、というように
ステップアップしていくことができました。
(まだ続きます)
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「私が一番受けたいココロの授業 講演編」

「私が一番受けたいココロの授業」

「やり方」ばかりに注目していた頃、
なかなか内定をもらえませんでした。
肩肘張っていた、と言うか、
まさに「空回り」していた気がします。
この頃、就職試験は、
まさに「自分自身がテストされている」という気持ちでした。
「テスト」と言えば、
「正解」があるはずです。
だから、
「なんて答えれば正解なの?」
と「正しい答え探し」をしていた気がします。
そんな中で、あるソフト会社を受けた時から意識が変わりました。
私の中ではその会社は
実は「第一希望」ではなかったので、
正直、気楽に受けることができました。
私も、リラックスして面接に臨むことができ、
かなり会話が弾みました。
自分の中では「自然体」に近い形で話ができたのです。
面接官「自分に自信のあるところはどこですか?」
私 「健康と体力には自信があります」
「確かに力がありそうですね。」
「自宅でも、お米の袋を運んだりしています!」
「たくましいですね。(笑)
丈夫なんですね。」
「実は、肩幅もものすごく広いんですよ。
銭湯に行ったときに、
湯船から、
洗っている人たちの背中を眺めながら
私よりも肩幅が広い人がいないか探すんですが、
私より広い人は、たいてい競泳水着の跡がついていたりするんです」
「それは頼もしいですね。
ウチの会社には、
パソコンを運んだりする仕事もありますから、
頑張ってください(笑)」
「任せてください!頑張ります!」
…と、こんな感じでした。^^;
ちょっと調子に乗ってしゃべりすぎたかなぁ…という感じはしましたが、
初めて内定がもらえた会社でした。
初めて「会話のキャッチボールができた」と言うか、
「コミュニケーションが取れた」と思えた面接でした。
そこでやっと、
「あ、面接っていうのは、
私がテストされる場所じゃないんだ、
コミュニケーションをとる場所なんだ」
と思えるようになったのです。
だから
「正しい答え」なんてないんですよね。
大事なことは、
自分を素直に表現すること、
だから、素直に表現した自分自身でも
「採用したい」と思ってもらえるように、
日々、自分を磨いていかなければいけないんだ、
と思いました。
私が思っていた、
「会社が採用したいと思う女性像」は、
…いつも笑顔で程よく元気、
前向きで少々のことではへこたれない、
仕事はデキるがまわりに気遣いもできて、
謙虚でかわいげもある女性…
でしたが、
そう思われるように
面接試験の時だけ自分を演出するのではなく、
自分自身がそういう女性を目指して、
日ごろから自分磨きをしていかなければいけないんだな~…
なんて思いました。
だいたい、面接の時だけ
いい自分を作ったつもりでいたって、
面接官はお見通し…ですよね。
上辺だけの言葉で取り繕ったつもりでも、
その人の人間性は
やっぱり見抜かれているでしょうし、
もしも、上辺だけの言葉で
虚像の自分を作り上げて採用されたとしたら、
入社後、
「言っていたことと違う」と思われてしまい、
結局自分が苦労することになる気がします。
そんなことに気づいてからは、
俄然、就職活動が楽しくなりました。
だって、
普通に学生生活をしていれば、
接することのなかったはずの、
年上の社会人の方々と、
直接いろいろとお話することができるんですもの。
「面接試験はコミュニケーションをとる場」
と、思いはじめてから、
「面接官とのコミュニケーション」が
素直に楽しめるようになりました。
いい意味で
力も抜けて、素直に自分を表現できるようになったと思います。
そう思えるようになってから、
少しずつ、一次面接は合格、というように
ステップアップしていくことができました。
(まだ続きます)
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「私が一番受けたいココロの授業 講演編」

「私が一番受けたいココロの授業」

Posted by 比田井美恵 at 06:25│Comments(6)
│学校
この記事へのコメント
下地のしっかり出来ていないメッキは、輝かないばかりか、すぐにはがれてしまうそうですね。
しっかりといつまでも光り輝くには、メッキの技術もさることながら下地が大切なんだそうです。
などと、ブログを読ませていただいて、昔メッキ工場の友人に聞いたお話しが頭に浮びました。
あり方と言うのは、なんだかその下地作りに似ているような気がしました。
メッキしちゃえば、多少の事は・・・ではなくて、しっかりしたメッキのためには、それ以上にしっかりした下地が大切・・・
出来ることなら、メッキしなくても良い無垢材のように、自分を高めていきたいものです・・・
しっかりといつまでも光り輝くには、メッキの技術もさることながら下地が大切なんだそうです。
などと、ブログを読ませていただいて、昔メッキ工場の友人に聞いたお話しが頭に浮びました。
あり方と言うのは、なんだかその下地作りに似ているような気がしました。
メッキしちゃえば、多少の事は・・・ではなくて、しっかりしたメッキのためには、それ以上にしっかりした下地が大切・・・
出来ることなら、メッキしなくても良い無垢材のように、自分を高めていきたいものです・・・
Posted by タッキー at 2010年04月22日 08:53
今回のお話を読ませていただいて、
自分が入社した時のことを思い出しました。
あの頃は「面接に受からないとこの先は無い!」というくらい、
とても思い詰めていたような気がします。
私の知人のお子さんが現在就職活動中ですが、
なかなか内定が出ないようです。
面接まで行って内定が出ないと、
何だか自己否定されているような気がして落ち込むとか。
その気持ち分かるな〜と思っていたところでしたので、
今回の記事を読むように知人にも勧めたいと思います。
続きが楽しみです♪
自分が入社した時のことを思い出しました。
あの頃は「面接に受からないとこの先は無い!」というくらい、
とても思い詰めていたような気がします。
私の知人のお子さんが現在就職活動中ですが、
なかなか内定が出ないようです。
面接まで行って内定が出ないと、
何だか自己否定されているような気がして落ち込むとか。
その気持ち分かるな〜と思っていたところでしたので、
今回の記事を読むように知人にも勧めたいと思います。
続きが楽しみです♪
Posted by ポレポレとうさん at 2010年04月22日 21:06
お久しぶりです。
懐かしい就職話題。
自分の時はどうだったのか? いつか、周りの人に体験談としてお話しできる機会があれば・・・ と思いつつ読んでしまいました。
ぼくの場合は、「やり方」も「あり方」も中途半端。
ただ、地元企業で、IT関係の・・・という理由で今の会社に入ったのが16年前です。幸いなことに会社の中でも外でもよい仲間に恵まれたので、今まで仕事ができています。
未だに、自分がなぜ入社できたのか分かりません。(^^ゞ
ps
時間を作ってブログも見ます。
2冊目の本も買いました。
懐かしい就職話題。
自分の時はどうだったのか? いつか、周りの人に体験談としてお話しできる機会があれば・・・ と思いつつ読んでしまいました。
ぼくの場合は、「やり方」も「あり方」も中途半端。
ただ、地元企業で、IT関係の・・・という理由で今の会社に入ったのが16年前です。幸いなことに会社の中でも外でもよい仲間に恵まれたので、今まで仕事ができています。
未だに、自分がなぜ入社できたのか分かりません。(^^ゞ
ps
時間を作ってブログも見ます。
2冊目の本も買いました。
Posted by いりさわ at 2010年04月22日 22:28
タッキーさん
>下地のしっかり出来ていないメッキは、輝かないばかりか、すぐにはがれてしまうそうですね。
>しっかりといつまでも光り輝くには、メッキの技術もさることながら下地が大切なんだそうです。
そうなんですね!
まさに、「あり方」と「やり方」の話と一緒ですね!
>メッキしちゃえば、多少の事は・・・ではなくて、しっかりしたメッキのためには、それ以上にしっかりした下地が大切・・・
>出来ることなら、メッキしなくても良い無垢材のように、自分を高めていきたいものです・・・
とても深い言葉ですね。
ありがとうございます!
いろいろと考えさせられました。
私も、下地作り、頑張りたいと思います!^^
いい事を教えてくださってありがとうございました!
>下地のしっかり出来ていないメッキは、輝かないばかりか、すぐにはがれてしまうそうですね。
>しっかりといつまでも光り輝くには、メッキの技術もさることながら下地が大切なんだそうです。
そうなんですね!
まさに、「あり方」と「やり方」の話と一緒ですね!
>メッキしちゃえば、多少の事は・・・ではなくて、しっかりしたメッキのためには、それ以上にしっかりした下地が大切・・・
>出来ることなら、メッキしなくても良い無垢材のように、自分を高めていきたいものです・・・
とても深い言葉ですね。
ありがとうございます!
いろいろと考えさせられました。
私も、下地作り、頑張りたいと思います!^^
いい事を教えてくださってありがとうございました!
Posted by 比田井美恵 at 2010年04月24日 06:21
ポレポレとうさん
いつもありがとうございます!
>私の知人のお子さんが現在就職活動中ですが、
>なかなか内定が出ないようです。
>面接まで行って内定が出ないと、
>何だか自己否定されているような気がして落ち込むとか。
この気持ち、とっても良くわかります!
私もそうでしたもの!
私の経験が、参考になるかわかりませんが、
その事に関する記事も書きたいと思います。
ありがとうございます!
いつもありがとうございます!
>私の知人のお子さんが現在就職活動中ですが、
>なかなか内定が出ないようです。
>面接まで行って内定が出ないと、
>何だか自己否定されているような気がして落ち込むとか。
この気持ち、とっても良くわかります!
私もそうでしたもの!
私の経験が、参考になるかわかりませんが、
その事に関する記事も書きたいと思います。
ありがとうございます!
Posted by 比田井美恵 at 2010年04月24日 06:24
いりさわさん
いつもありがとうございます!
卒業してからも、こうやってウエジョビのこと、
気にして下さっているのが本当に嬉しいです!
ありがとうございます!
本まで買ってくださったんですね!
ありがとうございます!!
>未だに、自分がなぜ入社できたのか分かりません。(^^ゞ
そうなんですね。
私から見ると、
いりさわさんを採用したいと思った
人事の方の気持ち、良くわかりますよ!
もちろん、
人事の方が、私と同じ観点で採用したかどうかはわかりませんが、
でも、「採りたい」と思う気持ちは
なんとなくわかるんですね。^^
またお会いしたときにでもゆっくりお話しましょう!^^
>幸いなことに会社の中でも外でもよい仲間に恵まれたので、
>今まで仕事ができています。
そうなんですね!良かったですね!
でも、それに気づいて、感謝する心を持っている
いりさわさんも、
ステキだと思いますよ!(^-^*)
また会える日を楽しみにしています♪
いつもありがとうございます!
卒業してからも、こうやってウエジョビのこと、
気にして下さっているのが本当に嬉しいです!
ありがとうございます!
本まで買ってくださったんですね!
ありがとうございます!!
>未だに、自分がなぜ入社できたのか分かりません。(^^ゞ
そうなんですね。
私から見ると、
いりさわさんを採用したいと思った
人事の方の気持ち、良くわかりますよ!
もちろん、
人事の方が、私と同じ観点で採用したかどうかはわかりませんが、
でも、「採りたい」と思う気持ちは
なんとなくわかるんですね。^^
またお会いしたときにでもゆっくりお話しましょう!^^
>幸いなことに会社の中でも外でもよい仲間に恵まれたので、
>今まで仕事ができています。
そうなんですね!良かったですね!
でも、それに気づいて、感謝する心を持っている
いりさわさんも、
ステキだと思いますよ!(^-^*)
また会える日を楽しみにしています♪
Posted by 比田井美恵 at 2010年04月24日 06:28
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