2010年03月12日
1年間で一番いい日5
さて、
ウエジョビの記念写真は、今は誰が撮っているかクイズの答えです!
(前回の続きです。前回の記事を読んでいない方はコチラ)
実はですね、Tさんの後を受け継ぐべく、
ウエジョビの名カメラマン、矢野先生が撮っているんです。

ウエジョビは、やるとなったらトコトンです。
カメラは、もともと、ものすごくいい(とっても高いらしい)
一眼レフデジカメがありました。
記念写真を撮ることになったので、
写真撮影用の、スタンド式照明を買いました。
それから、組み立て式の
雛壇まで買ってしまいました。
(これも予想外に高いらしい)

さて、実際の撮影の様子です。
カメラマンの矢野先生は、全体のバランスをチェックします。
矢野先生の隣には指示係の先生がいて、
マイク片手に、
「もう少し中央に寄ってください」
「○○君の卒業証書の位置が低いので少し上げてください」
なんて言っています。
そしてステージ上では先生が3人もついて、
卒業証書ホルダーの持ち方や角度、
そして、立ち位置、顔の角度、体の角度も微調整していきます。
女性の場合は、袴の袖を整えたり、
スカートの場合は、足をナナメにする方向や角度まで
チェックします。

私は、ずっと座っているだけだったのですが、
指示を出す先生たちの仕切りっぷりが見事で、
ただただ感心してしまいました。

今まで授業を見た事もなく、接点がほとんどなかったクラスでも、
そんなことを気にする様子もなく、
テキパキと指示を出し、
学生達をシャキッとさせていく様子…
ホントお見事でした!
気持ち良かったです。
おかげで、良い写真が撮れました。

…そして、つくづく思いました。
改めて、Tさんは凄かったんだと。
Tさんは、学生達をきちんとそろえるための指示出しを
みんな一人でやっていたのです。
マイクも使わず、
アシスタントもいない状態で…。
しかも、学生達とまったく面識もないのに。
当時、私達ももちろん補助はしましたが、
あくまでも「補助」にすぎなかったように思います。
今回のような細かな指示までは出していませんでした。
Tさん、本当にいい仕事をしてくださっていたんですね。
キレイで、
バランスもよく、
目をつぶってしまう人がほとんどいない…
まさに、
卒業式の凛とした空気感まで
そのまま切り取ったような、
そんな素晴らしい写真を
毎年毎年一人で作り上げていたんですね。
脱帽です。
以前、比田井和孝が写真家のテラウチマサトさんの
講演を聴きに行ったことがありましたが、
そのときに印象に残った言葉があったそうです。
それは、
「いい写真家は、
一瞬で空気を変えることができる」
です。
卒業式が終わってホッとしている学生達の
記念写真…
なんとなく、浮き足立っている学生達を
一瞬で集中させ、ピリッとした写真を撮ってきた
Tさん、まさにいい写真家だったんだなぁ…と思いました。
<続く>
↓いつもクリック応援ありがとうございますっ!(o^-^o)
「私が一番受けたいココロの授業 講演編」

「私が一番受けたいココロの授業」

ウエジョビの記念写真は、今は誰が撮っているかクイズの答えです!
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実はですね、Tさんの後を受け継ぐべく、
ウエジョビの名カメラマン、矢野先生が撮っているんです。
ウエジョビは、やるとなったらトコトンです。
カメラは、もともと、ものすごくいい(とっても高いらしい)
一眼レフデジカメがありました。
記念写真を撮ることになったので、
写真撮影用の、スタンド式照明を買いました。
それから、組み立て式の
雛壇まで買ってしまいました。
(これも予想外に高いらしい)

さて、実際の撮影の様子です。
カメラマンの矢野先生は、全体のバランスをチェックします。
矢野先生の隣には指示係の先生がいて、
マイク片手に、
「もう少し中央に寄ってください」
「○○君の卒業証書の位置が低いので少し上げてください」
なんて言っています。
そしてステージ上では先生が3人もついて、
卒業証書ホルダーの持ち方や角度、
そして、立ち位置、顔の角度、体の角度も微調整していきます。
女性の場合は、袴の袖を整えたり、
スカートの場合は、足をナナメにする方向や角度まで
チェックします。

私は、ずっと座っているだけだったのですが、
指示を出す先生たちの仕切りっぷりが見事で、
ただただ感心してしまいました。

今まで授業を見た事もなく、接点がほとんどなかったクラスでも、
そんなことを気にする様子もなく、
テキパキと指示を出し、
学生達をシャキッとさせていく様子…
ホントお見事でした!
気持ち良かったです。
おかげで、良い写真が撮れました。

…そして、つくづく思いました。
改めて、Tさんは凄かったんだと。
Tさんは、学生達をきちんとそろえるための指示出しを
みんな一人でやっていたのです。
マイクも使わず、
アシスタントもいない状態で…。
しかも、学生達とまったく面識もないのに。
当時、私達ももちろん補助はしましたが、
あくまでも「補助」にすぎなかったように思います。
今回のような細かな指示までは出していませんでした。
Tさん、本当にいい仕事をしてくださっていたんですね。
キレイで、
バランスもよく、
目をつぶってしまう人がほとんどいない…
まさに、
卒業式の凛とした空気感まで
そのまま切り取ったような、
そんな素晴らしい写真を
毎年毎年一人で作り上げていたんですね。
脱帽です。
以前、比田井和孝が写真家のテラウチマサトさんの
講演を聴きに行ったことがありましたが、
そのときに印象に残った言葉があったそうです。
それは、
「いい写真家は、
一瞬で空気を変えることができる」
です。
卒業式が終わってホッとしている学生達の
記念写真…
なんとなく、浮き足立っている学生達を
一瞬で集中させ、ピリッとした写真を撮ってきた
Tさん、まさにいい写真家だったんだなぁ…と思いました。
<続く>
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Posted by 比田井美恵 at 22:14│Comments(0)
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