2014年02月03日
男は自分で火をつけられるようになると自信を持つ
昨日のブログで、
原伸介さんが作った炭でアジを焼いて食べたことを書きましたが、
2014年02月02日 比田井家の休日「原伸介day」

その中で、
「マッチやライター、着火マンではなく、
原さんにいただいた「火をつける道具」で
火花を散らして、やっと火を起こすことができました」と書きました。
そうしたら、読者の方から
「火をつける道具」ってどんなのですか??
と質問がありました。
それは、こんなものです。

これで火をつけることができるんですよ!
ヒダカズ&カンタは、原さんから
「ヒント、ティッシュを使います」とだけ教わりました。
これをどう使えば火がつくのかと
かなり悪戦苦闘していましたが、
それだけに、火がついた時の感動はひとしおだったようです。
原さんはおっしゃっていました。
「人は、火をつけることができると自信を持つんですよ」と。
それから、こんなお話もされていました。
「東日本大震災の時に、現場に行って愕然としました。
みんな、寒い中震えているんだけど、
火をつけることができないんですよね。
ライターも何もかも濡れてしまって、
ガスも電気も通っていない。
火をつけることさえできれば、
何かを燃やして暖をとることができる。
だから僕はありったけの七輪を集めて
炭を持って、現地に行ったんです。
ものすごく喜ばれました。
でも、もう少し早く
被災地に火を届けることができれば、
亡くならなくてすんだ命がたくさんあったと思うんです。
この道具一つあれば、火をおこせたのに…。」
原さんのこの言葉を聞いて思い出したことがありました。
それは、海洋冒険家の白石康次郎さんのお話です。
白石さんは昨夏の「四万十セミナー」で、
ロープの使い方を教えてくださいました。
ヨットや船で働く人にとっては
ロープをいかに自由自在に使いこなせるかが大事なんですよね。
その時に白石さんは、
「ロープさえあれば、命を救うことができるんですよ」と
おっしゃっていたのです。

「木と組み合わせれば担架も作れるし、
雨風をしのぐ家だって作れます。
何かを引っ張ったり、流されそうな人を救ったり…とにかく、
ロープさえあれば、命を救うことができるんですよね。」
炭焼き師の原さんは「火」で、
海洋冒険家(ヨット乗り)の白石さんは「ロープ」で、
それぞれに命を救うことを考えているのです。
さて、この「火をつける道具」ですが、
私達も原さんにいただいて初めて知ったのですが、
いわゆる「火打石」です。
アマゾンにも売っていました!
「マグネシウムファイヤースターター 火打石」

男なら…ぜひひとつ購入してみて(ひとつ150円と安いですし!)
自分で考えて火をつけてみてください!
そうとうワクワクしますよ!
そうとうムキになって火を起こしたくなりますよ!!^^
さて、ここからはヒダカズのFBです。
---------
昨日の比田井家の1日がアップされました↓
http://hidakazu.naganoblog.jp/e1433744.html
ただ、この一見楽しそうな1日の中にも、
実は大変なことがあったのです・・・
...
1/17に原さんがウエジョビにいらっしゃった時、
一緒に食事をさせて頂いたのですが、
その時、息子のカンタに、
「いいか、男は自分で火をつけられるようになると自信がつくんだ!」と言って、
マッチでもなく、ライターでもない、
「火をつける道具」(原理としては火打石のようなものです)を
数日後に送ってくれたんですね。
昨日はその「火をつける道具」で火をおこしたのですが・・・・
ブログに載っているのは私が点けた火なんです。
これも、原さんが送ってくれた時に、
「これで火をつけられたら男は一人前だ!ハハハハハ!」
という送り状とともに送ってくれたので、
ネットで、使い方を見てしまったら、
男らしくないと思いまして、
ヒントの「ティッシュを使う」を頼りに、
ティッシュに向かって何度も何度も火花を飛ばすのですが、
これが、なかなか・・・・
ネットを見れば、簡単につける方法が載っているとは思いましたが、
それでは、あまりカッコよくないと思いまして・・・・
昨日も、ひたすら火花を飛ばして頑張りました。
(左手の手元に火花が散っているの、わかりますか?)

しばらくやって、やっと点いた火で炭をおこして、食べたアジが最高だったんです。
さて、その後、当然次はカンタの番です。
一人で黙々と火花を飛ばしていましたが、
なかなか火が点きません。
私は家の中に入っていると、
しばらくして、しょんぼりしたカンタが家に入ってきました。

どうも、なかなか点かなくて、
悔しくて、
その道具を投げたらしいんですね。
そしたら、当たり所が悪く、折れてしまったそうです。

「わざと投げて壊した」ということですから、
ここは、叱っておかなくてはいけません。
しかも、原さんに頂いた大事な道具です。
「反省文を書いて、原さんに送りなさい!」と言って、
カンタのお小遣いで同じものを買って、
ちゃんと火をつけて報告することにしました。

そんな1日だったんです。
ちょっと、話が逸れますが、
「そんな、子供に火遊びをさせたら危ないじゃないですか!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・、
その通りです。
火遊びはとっても危険です。
ひとつ間違ったら大事です。
だから、やらせるんです。
「火の怖さ」を小さいうちにわからせておかないと、
大きくなって、とんでもないことをやってしまいます。
そして、原さんの
「男は自分で火をつけられたら、自信が持てる」
この言葉いいですよね。
「こんなもので火がつくのだろうか・・・?」と思っていましたが、
火が点いた瞬間の喜びは、なんなんでしょうかねぇ~。
物凄い達成感なんですよ。
ライターやマッチで点けた火なら、
こんな感動はないですよね。
「不便が人を幸せにする」ってことですよね。
さて、原さんに、カンタの写真とお詫び文を送りました。
すると原さんからこんな返事が返ってきました。
---------
いいんです。
いいんです。
それでいいんです。
そうやって男の子は
男になっていくんです。
---------
かぁ~っ!
かっこいいですね! 原さん!
さすがでした!
原さんから、たくさん学ばせて頂きました。
原伸介さんが作った炭でアジを焼いて食べたことを書きましたが、
2014年02月02日 比田井家の休日「原伸介day」

その中で、
「マッチやライター、着火マンではなく、
原さんにいただいた「火をつける道具」で
火花を散らして、やっと火を起こすことができました」と書きました。
そうしたら、読者の方から
「火をつける道具」ってどんなのですか??
と質問がありました。
それは、こんなものです。

これで火をつけることができるんですよ!
ヒダカズ&カンタは、原さんから
「ヒント、ティッシュを使います」とだけ教わりました。
これをどう使えば火がつくのかと
かなり悪戦苦闘していましたが、
それだけに、火がついた時の感動はひとしおだったようです。
原さんはおっしゃっていました。
「人は、火をつけることができると自信を持つんですよ」と。
それから、こんなお話もされていました。
「東日本大震災の時に、現場に行って愕然としました。
みんな、寒い中震えているんだけど、
火をつけることができないんですよね。
ライターも何もかも濡れてしまって、
ガスも電気も通っていない。
火をつけることさえできれば、
何かを燃やして暖をとることができる。
だから僕はありったけの七輪を集めて
炭を持って、現地に行ったんです。
ものすごく喜ばれました。
でも、もう少し早く
被災地に火を届けることができれば、
亡くならなくてすんだ命がたくさんあったと思うんです。
この道具一つあれば、火をおこせたのに…。」
原さんのこの言葉を聞いて思い出したことがありました。
それは、海洋冒険家の白石康次郎さんのお話です。
白石さんは昨夏の「四万十セミナー」で、
ロープの使い方を教えてくださいました。
ヨットや船で働く人にとっては
ロープをいかに自由自在に使いこなせるかが大事なんですよね。
その時に白石さんは、
「ロープさえあれば、命を救うことができるんですよ」と
おっしゃっていたのです。
「木と組み合わせれば担架も作れるし、
雨風をしのぐ家だって作れます。
何かを引っ張ったり、流されそうな人を救ったり…とにかく、
ロープさえあれば、命を救うことができるんですよね。」
炭焼き師の原さんは「火」で、
海洋冒険家(ヨット乗り)の白石さんは「ロープ」で、
それぞれに命を救うことを考えているのです。
さて、この「火をつける道具」ですが、
私達も原さんにいただいて初めて知ったのですが、
いわゆる「火打石」です。
アマゾンにも売っていました!
「マグネシウムファイヤースターター 火打石」

男なら…ぜひひとつ購入してみて(ひとつ150円と安いですし!)
自分で考えて火をつけてみてください!
そうとうワクワクしますよ!
そうとうムキになって火を起こしたくなりますよ!!^^
さて、ここからはヒダカズのFBです。
---------
昨日の比田井家の1日がアップされました↓
http://hidakazu.naganoblog.jp/e1433744.html
ただ、この一見楽しそうな1日の中にも、
実は大変なことがあったのです・・・
...
1/17に原さんがウエジョビにいらっしゃった時、
一緒に食事をさせて頂いたのですが、
その時、息子のカンタに、
「いいか、男は自分で火をつけられるようになると自信がつくんだ!」と言って、
マッチでもなく、ライターでもない、
「火をつける道具」(原理としては火打石のようなものです)を
数日後に送ってくれたんですね。
昨日はその「火をつける道具」で火をおこしたのですが・・・・
ブログに載っているのは私が点けた火なんです。
これも、原さんが送ってくれた時に、
「これで火をつけられたら男は一人前だ!ハハハハハ!」
という送り状とともに送ってくれたので、
ネットで、使い方を見てしまったら、
男らしくないと思いまして、
ヒントの「ティッシュを使う」を頼りに、
ティッシュに向かって何度も何度も火花を飛ばすのですが、
これが、なかなか・・・・
ネットを見れば、簡単につける方法が載っているとは思いましたが、
それでは、あまりカッコよくないと思いまして・・・・
昨日も、ひたすら火花を飛ばして頑張りました。
(左手の手元に火花が散っているの、わかりますか?)

しばらくやって、やっと点いた火で炭をおこして、食べたアジが最高だったんです。
さて、その後、当然次はカンタの番です。
一人で黙々と火花を飛ばしていましたが、
なかなか火が点きません。
私は家の中に入っていると、
しばらくして、しょんぼりしたカンタが家に入ってきました。

どうも、なかなか点かなくて、
悔しくて、
その道具を投げたらしいんですね。
そしたら、当たり所が悪く、折れてしまったそうです。
「わざと投げて壊した」ということですから、
ここは、叱っておかなくてはいけません。
しかも、原さんに頂いた大事な道具です。
「反省文を書いて、原さんに送りなさい!」と言って、
カンタのお小遣いで同じものを買って、
ちゃんと火をつけて報告することにしました。

そんな1日だったんです。
ちょっと、話が逸れますが、
「そんな、子供に火遊びをさせたら危ないじゃないですか!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・、
その通りです。
火遊びはとっても危険です。
ひとつ間違ったら大事です。
だから、やらせるんです。
「火の怖さ」を小さいうちにわからせておかないと、
大きくなって、とんでもないことをやってしまいます。
そして、原さんの
「男は自分で火をつけられたら、自信が持てる」
この言葉いいですよね。
「こんなもので火がつくのだろうか・・・?」と思っていましたが、
火が点いた瞬間の喜びは、なんなんでしょうかねぇ~。
物凄い達成感なんですよ。
ライターやマッチで点けた火なら、
こんな感動はないですよね。
「不便が人を幸せにする」ってことですよね。
さて、原さんに、カンタの写真とお詫び文を送りました。
すると原さんからこんな返事が返ってきました。
---------
いいんです。
いいんです。
それでいいんです。
そうやって男の子は
男になっていくんです。
---------
かぁ~っ!
かっこいいですね! 原さん!
さすがでした!
原さんから、たくさん学ばせて頂きました。
Posted by 比田井美恵 at 23:58│Comments(4)
この記事へのコメント
わぁ~♪
ホント、カッコイイですね!!
ますます興味シンスケ・・・あ、間違えました!
興味シンシン伸介さん!
きっと会えますね!!
ホント、カッコイイですね!!
ますます興味シンスケ・・・あ、間違えました!
興味シンシン伸介さん!
きっと会えますね!!
Posted by ななこ at 2014年02月04日 00:45
カンタ君!
火が起こせるようになったら、
次は飯盒でご飯を炊いてみよう!
おいしいぞー! (^-^)v
火が起こせるようになったら、
次は飯盒でご飯を炊いてみよう!
おいしいぞー! (^-^)v
Posted by てし at 2014年02月04日 16:32
ななこさん
ホントカッコいいですよね~!
興味シンスケ…笑いました!
きっと、ななこさんは伸介さんのユーモアに
かなりハマりまくることでしょう!^^
会える日をお楽しみに~!!
ホントカッコいいですよね~!
興味シンスケ…笑いました!
きっと、ななこさんは伸介さんのユーモアに
かなりハマりまくることでしょう!^^
会える日をお楽しみに~!!
Posted by 比田井美恵
at 2014年02月13日 18:02

てし先生
飯盒でごはん!
「男のロマンの旅」の時は、ヒダカズがいつも得意げに炊いているようです。
今度は寛太の出番ですね!
しかも、これで火をつけて、
原さんの炭でご飯を炊く…
おいしそうですね~!
着いて行っちゃおうかなぁ~??
いやいや、きっと、二人のいない間に、
「木曽駒女子会」をしていることでしょう。(笑)
飯盒でごはん!
「男のロマンの旅」の時は、ヒダカズがいつも得意げに炊いているようです。
今度は寛太の出番ですね!
しかも、これで火をつけて、
原さんの炭でご飯を炊く…
おいしそうですね~!
着いて行っちゃおうかなぁ~??
いやいや、きっと、二人のいない間に、
「木曽駒女子会」をしていることでしょう。(笑)
Posted by 比田井美恵
at 2014年02月13日 18:04

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