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2010年04月15日

98 人はいつからでも生まれ変われる3

さて、「比田井通信編」の前回からの続きです。
前回の記事を読まれていない方はまずこちらを読んでください。
ものすごく反響があった記事です。

96 人はいつからでも生まれ変われる
97 人はいつからでも生まれ変われる2

↓それではここから比田井通信(比田井和孝が書いた記事)です。

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こんにちは!

先週の4/7のウエジョビ入学式ですが・・・。
佐藤芳直さんの講演に、250人ほどの方が来て下さいました!
学生・保護者とあわせて
総勢、800人ほどの方が聴いてくれました!

オーストラリアから参加の福嶋さんもちゃ~んと、来てくれましたよ!

(そして、私の「オーストラリア講演」が決定しました!
 12月にケアンズです!ついに「ココロの授業」が海外進出です!)

もちろん、芳直さんのお話は最高で、来てくださった皆さんから、

「最初から最後まで、感動でした!」
「来て良かったです!」
「涙が止まらなくなってしまいました!」

との声を頂きました!

「比田井通信」の読者の方も、たくさん来てくれました!
ありがとうございました!

さてさて、今日の比田井通信は・・・・。
前々回、留置所からの手紙を紹介しましたよね。

最後にこんなことが書かれていました↓

----------------------
  ・
  ・
  ・
  ・
あと、「君と会えたから・・・」
2008.11.22とサインが書いてありました。
この本は先生にとって宝物ですよね?直筆ですよね。

僕も宝物をあげます。もらって下さい。

手紙を書いた後に届いた母からの手紙です。

本当に、先生には、いっぱい、いっぱい与えられています。
感動でした。
夢のようでした。
本当にありがとうございました。
必ず会いに行きます。約束します。

ありがとうございました。

----------------------

彼は、自分にとっての一番の宝物の
お母さんからの手紙を
一緒に送ってくれたんです。

(もちろん、そんな大事な手紙は受け取れませんので、
 ちゃ~んと返します。)

今日はそのお母さんの手紙を紹介します。
こんな手紙です↓

----------------------

98 人はいつからでも生まれ変われる3

一郎(仮名)へ

髪を切って、表情が明るくなったかな?と感じています。
本を読んで素直という言葉、一郎に一番必要だと思いました。

○○さんの話ですが、帰り行きましたが、
会うことができませんでした。

(「○○さん」とは彼がお世話になった刑事さんのことらしいです)

一郎がお世話になったと思うなら、
出てから一番にお礼に行きなさい。
そこでは無理だと思います。
周りの目もあるし・・・。

一郎の事、とても考えてくれてて、有難かったですね。
しっかりした人間になることが○○さんへの恩返しです。

松田一郎(仮名)という人間をもっと大事にしなさい。
そして、松田一郎は悪い事をしたけど、
二度と同じ失敗をしないよう、
心に誓って下さいね。

これからが、一郎自身の戦いです。

昨日、西署に行って、免許書返してきました。
60日の停止です。

お母さんがもらいに行く時も委任状がいるそうです。
まだ、先の話ですね。

お金を出して助けてあげる事はできませんが、
今までの一郎の生き方をよく考えさせられる、
いい時間を神様からもらったと感謝して生活してください。

お母さんは応援していますから、いつも・・・。

一郎の心の中で、
おばあちゃんにも手を合わせることも忘れずにいて下さい。
春のお彼岸もおわりました。

そして、もう一人、
心の中で花ちゃん(仮名)にも感謝して生活してください。
彼女は一生懸命、子どもを育ててくれてると思うから・・・。

最後に、お父さんかな?
お母さんは、
「お父さんが喜んでいる姿が一番嬉しい」と、
一郎に話したことありましたね!!

苦労しています。そして、一人頑張っています。

いや、姉ちゃんも、次郎(仮名)も頑張っていますョ。

一郎も頑張っていると信じています。体に気をつけてね。

母より

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この手紙を読んで、また涙が出てきました。

これは、私の個人的な感想ですが、
もしも、私が罪を犯して留置所に入っていたら、
私の母も、こんな手紙を書くような気がして、
まるで、自分の母親からもらった手紙を読んでいるような気持ちで
読みました。

この手紙を読んで、
「一郎さんは大丈夫!」って思いました。

息子が留置所に入っていて、
「生き方を考えさせられる、
 いい時間を神様からもらった」なんて、
なかなか書けないですよ。

こんなお母さんが育てた一郎君は、
必ず立ち直ってくれると思います。

保護者向けの講演のときに、
必ずお話しするのですが、
人間というのは、時に心が曲がってしまい、
悪い事をしてしまったりすることがあるかもしれないんです。

でも、その親の「あり方」や「生き方」が間違っていなければ、
必ずまっすぐな生き方ができるようになります。

まさに、一郎さんにとっては、
この時間は「神様の贈り物」なんだと思います。

この後が楽しみですね。

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98 人はいつからでも生まれ変われる3

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Posted by 比田井美恵 at 23:37│Comments(4)比田井通信
この記事へのコメント
昼休みに職場で今日の記事を拝見させていただきましたが、
読み進めていくうちに思わず涙で目の前が霞んでしまいました。
(急いでトイレに行って顔を洗ってきてしまいました)
96のお話も97のお話も感動的でしたが、
今日のお話にはさらに心を打たれました。
私も親を泣かすようなことをしたことが何回もありますが、
子を持つようになってようやく親の気持ちが分かってきたような気がします。
記事に出てこられるお母様の無償の愛情。
そして無限の愛情。
すばらしいですよね。
こういう親に自分もなりたい。
そんなことも思わせていただいた記事でした。
Posted by ポレポレとうさん at 2010年04月16日 13:14
ポレポレとうさん

コメントありがとうございます。
私も、この手紙は涙なくしては読めませんでした。

>記事に出てこられるお母様の無償の愛情。
>そして無限の愛情。

まさにその通りですね。
自分はそんな母親になっているだろうかと
改めて考えてしまいました。

そして、私も親を泣かしたことが何回もあります。
でも、そんな時にでも、
私を信じてくれていた両親には
本当に感謝の気持ちで一杯です。
ありがたいことです。
Posted by 比田井美恵 at 2010年04月18日 12:57
こんばんわ。実は今日初めて、比田井先生の講演会にいってきました。(○○市からきましたと、言ったのですぐわかるかも)

その中でこのブログの記事の事も言ってました。
ブログは毎日見てるのですが、すみません。

私は感動して涙がでました。

ふと、両親に感謝しているかと言われたときにどちらかというと当たり前すぎて、両親に感謝していない自分に気付きました。

もっとも、今は独身の一人暮らしですので、実家に帰って両親の顔を見たときに恥ずかしくて口に出せないかもしれませんが、とりあえず、現在まで生活できることを感謝したいと思います。
Posted by ひろたん at 2010年04月19日 00:02
ひろたんさん

比田井和孝の講演、聞きに行ってくださったんですね!
ありがとうございます!

そして、ブログまで見に来てくださって
ありがとうございます!^^

感謝の気持ちを伝えるって大事ですよね…。ホント。

私も、子どもの頃、ある人にずっと
「ありがとう」と伝えたくて伝えたくて、
でも、なかなか伝えられなかったことがあります。

私がものすごく悩んでいたときに、
救ってくれたのが彼女だったのです。

でも、改めて「ありがとう」なんてなかなか言えなくて…
彼女の優しさにずっと甘えていたんですね。。。

でも、私が「ありがとう」を伝える前に、
彼女は突然亡くなってしまいました。

彼女に「ありがとう」と言えなかったこと…
未だに心にひっかかっています。
彼女が亡くなって、もう30年近く経つのですが…。

「ありがとう」と言いたい人が
元気でいてくれるって、
ありがたいことですね。(^-^*)
Posted by 比田井美恵 at 2010年04月24日 06:18
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