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2009年10月09日

17 与える者は与えられる12




さてさて、N君のお話の続きです。
「それだけ、与えたんだからなにかいいこともあったでしょ」
と聞いた私に、

「ありました・・・。」と答えたN君ですが、
こんなことがあったそうです。

2年生のときの6月2日のことです。
この日は、N君にとって20歳の誕生日だったんですね。

ですから、
アパートの隣の部屋に住んでいたクラスメイトのY君と
「せっかくだから鍋パーティーでもしよう!」と
以前から約束をしていたそうです。

そしてそして、6/2当日の夜、
なんと、N君のアパートには
部屋に入り切らないぐらいのクラスメイトが集まって、
彼のためだけに誕生日パーティーをしてくれたそうです。

「そりゃぁ、嬉しかったでしょう!」と言うと、
「ホント嬉しかったです!」とN君。

そりゃそうですよね。
私だって、そんな誕生日パーティーをしてもらったことありません。
想像しただけで涙が出るほど嬉しいですよね。

さらに、翌日学校に行くと、
「昨日、行けなくてゴメン。
でも、誕生日プレゼント買ってきたから・・・。」
とパーティーには来ることが出来なかったクラスメイトが
何人も何人もプレゼントを持ってきてくれたそうです。

その日、N君の机の上はプレゼントの山になったそうです。
どうですか?想像してみてください。嬉しいですよね。

N君はその日の夕方、
まさしく両手に抱えきれないほどのプレゼントを持って帰り、
アパートに帰って一人で泣いたって言うんです。

高校時代、
「自分さえよければ、他の人なんてどうでもいい」
と思っていたN君ですよ。

そりゃ、嬉しかったでしょうね。
涙も出ますよね。
私も思わずもらい泣きをしそうになりました。

クラスのみんなに与え続けていた、N君に、
まさしく与えられたんですね。
それも、何十倍にもなって。

もちろん、そのプレゼントも嬉しかったでしょうけど、
クラスメイトのその「心」が嬉しいじゃありませんか。

まさしく、
「与える者は与えられる」です。

N君の見返りを期待しない「与える心」が
クラスメイトの心を動かしたんですね。

さてさて、そんなN君に私は気になっていたことがあったので
こう聞きました。
「今、家族とはどう?」

その答えは次回にしておきましょう。

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Posted by 比田井美恵 at 21:30│Comments(0)比田井通信
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