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2015年08月09日

親がやりすぎないことが大事。わかっているけど…

7/30に配信された比田井通信(ヒダカズ非公式メルマガ)よりお届けします!

今日は、我武者羅應援團総監督 武藤正幸さんが綴る
「子育つ」です!

どうぞ!!
親がやりすぎないことが大事。わかっているけど…

===========

【子育つ ~幸せな子に育つには~】

第8回 「やりすぎない」

最近、娘が寝返りを試みるようになった。

しかし、途中まではよい感じなのだけど、
最後で腕がつっかえてしまい、
なかなかうまく回れない。

本人もできないフラストレーションで、
エウーー!!と
ドスをきかせて唸りまくっている。

私からみれば、
もうちょっと右肘を内側にたためば
簡単にできるのに・・・と
もどかしく感じてしまう。

よし、
ここは寝返りマスター(ただ寝相が悪いとも言える)の私が、
手伝ってあげよう!!

と思ったところで、
以前、母が子育てについて
語ってくれた言葉を思い出した。


「まだ正幸がハイハイもできなかった頃、
目の前のおもちゃを取りたくて、
一生懸命に手を伸ばすんだけど、
ギリギリ届かなくてね。

正幸もだんだんイライラしてきている様子だったから、
私が代わりにおもちゃをとってあげたんだ。

正幸はおもちゃがもらえて嬉しそうだったけど、
その顔をみてたら、胸がズキっとした。

私は今、正幸が『うまくできなくて悔しい』
って感じる大事な機会を、
奪ってしまったのではないかって」

母はこう続けた。

「親がしてあげればあげるほど、
子どもが自分で考え、
自分の心と向き合う機会を奪ってしまう気がする」

母はその時から、
私が助けを求めていないんだったら、
なるべく黙って見守るようにした。

我が子が自力で人生を歩んでいけるように・・・


大事なのは
『親がやりすぎないこと』


その結果、
私は壁にぶつかった時、
他の誰かではなく、
最後の最後は自分自身に頼ろう、
そう思えるようになった。

そして自分が親になり、
母の言葉がより染みる。

親が代わりにやるのは簡単だ。
親が答えを教えるのは簡単だ。

でもそれは、
我が子の可能性を信じていると
言えるだろうか?


信じているからこそ、
黙って見守る。


きっと親の大変さは、
我が子に何かをしてあげることよりも、
してあげたい気持ちをグッとこらえて、
ただ見守ることの方が、実は大変なんだ。

でもそれが、
親の醍醐味でもあるんだろうな。


だから私も、
娘が自分の力だけで寝返りができるのを待とう。

待ちすぎて、こっちが寝てしまい、
結果、私の方が寝返りをしまくったとしても、
気長に待とうと思う。

我武者羅應援團 総監督 武藤正幸

============

「やりすぎない・・・」ってホント大事ですよね。

今回の「男のロマンの旅」ですが、
私、すでに「やりすぎてしまった」かもしれないです。

全日程の時刻表を
私が調べて、
「しおり」を作ってしまいました。
親がやりすぎないことが大事。わかっているけど…

ホントは全部自分でやらせた方がいいに決まっているんです。

ただ、私も一緒に行くので
時間的な制約もあったりするので、
一応、そこは私が調べました。

でも、寛太には言ってあります。

「この旅、お父さんは寛太の後ろをついていくだけで、
一切、口を出さないから、この『しおり』をたよりに
自分のチカラでゴールを目指しなさい!」と。

私、「やりすぎない」ように気をつけます。

ただですね。
そうは言ってみたものの、
どこまで私が我慢できるか
そこが問題ですよね!(笑)
親がやりすぎないことが大事。わかっているけど…

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Posted by 比田井美恵 at 07:06│Comments(0)武藤正幸「子育つ」
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