2014年02月07日
子どもに「小さな失敗」をさせていますか…?
本日配信された比田井通信(ヒダカズ非公式メルマガ)よりお届けします。
※ このブログとダブっている部分もあるので、載せようかどうしようか迷ったのですが、
比田井通信を載せないとヒダカズがすねるので
私(比田井美恵)目線とヒダカズ目線では違う部分もあり、
そこがヒダカズのこだわりだと思うので、載せることにしました。
心優しい読者のみなさん、
最後までお付き合いいただけたらありがたいです。(*^^*)
それでは、はじまりはじまり~…
----------
「今日こそは原伸介さんのお話を!」と思っていたヒダカズですが・・・
なんと!すでに美恵先生がブログでアップしているんですね・・・
しかも3回も・・・↓
1「後ろ指を指す人は、自分より後ろにいる人」

2「荷物はしょわされれば重い。自分でしょえば軽い。」

3「自分の仕事が誰かの幸せにつながる喜びを感じてください」

先に美恵先生に書かれてしまって、
ちょっと悔しいのですが、表のお話は美恵先生のブログを見て頂くとして、
今日はちょっとその裏話をしようと思います。
(とは言ってもFBにちょっと書きましたが(笑))
1/17に原さんがウエジョビにいらっしゃった時、
一緒に食事をさせて頂いたのですが、
その時、息子のカンタに、
「いいか、男は自分で火をつけられるようになると自信がつくんだ!」
と言って、
マッチでもなく、ライターでもない、
「火をつける道具」
(原理としては火打石のようなものです。
後でわかったことですが、
マグネシウム・ファイヤー・スターターというものです。
以下、火打石とします。)
を数日後に送ってくれたんですね。
アマゾンでも売っています↓
マグネシウム・ファイヤー

(動画で、どうやって火を点けるのかを観ることができます)
この火打石を原さんが送ってくれた時に、
「これで火をつけられたら男は一人前だ!ハハハハハ!」
という送り状とともに送ってくれたので、
ネットで調べたら、
きっと動画かなんかで、
やり方も載っているのは
わかっていましたが、
それをしたら、男らしくないと思いまして、
ヒントの「ティッシュを使う」を頼りに、
ティッシュに向かって何度も何度も火花を飛ばすのですが、
これが、なかなか点かないんですよ。
ホント、火を熾す(おこす)のって大変なんだなと思いました。
原さんから火打石を頂いてから数週間、
なんどやっても火が点かないんですね。
最初の頃なんて火花すら飛ばないんですから・・・
ウエジョビのカリスマ教頭の山極先生にも相談をしてみたり・・・

私の講演窓口をしてくれている、
敏腕秘書の高見沢先生にも相談してみたり・・・

そうこうしているうちに、
やっと、火花が飛びまして・・・
でも火は点きません。
そして、覚悟を決めた2月2日。
「今日こそ!火を点けてやる!」
と気合をいれまして、
ひたすら、ティッシュに向けて、
火花を飛ばし続けました。
そして・・・ついに!
ババッ!っと火花が大きく散ったかと思うと、
ティッシュが一瞬にしてボッっと燃えたんです!
火が点いたんです!

その火を使って、
七輪で原さんの作った炭を熾して、

アジの開きを食べたんです。

これが、とにかく美味しくて・・・
真冬の1月に玄関先で七輪でアジを焼く姿は、
もしも近所の人たちが見ていたら、
変に思ったかも知れません(笑)
(美恵注:実際に隣のおばさんが見に来ました!
懐かしそう炭を見ていて、いろいろと話が弾みました!^^)
でも、ホント美味しかったんです。
原さんが言う、
「不便が人を幸せにする」ってホントですよね。
苦労した分、それが美味しいんです。
ちょっとしたことでも、有難味が全然違うんです。
さぁ、問題はこの後です。
もともと、原さんは
カンタに
「男はマッチとライターを使わなくても火を点けられたら一人前だ!」
と教えてくれましたから、
次はカンタの番です。
私と同じように何度もティッシュに火花を飛ばしながら
火を点けようとするのですが、点かないんですねぇ。

(あっ、ホントはやり方さえちゃんとやれば、もっと簡単に点くんですけど、
そのときは二人とも知りませんでしたので・・・その方法はコチラの動画で↓)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B005JPVO7E/mag12-22/ref=nosim/
そのやり方を知らないと、正直、大人の私がやっても
なかなか点かなかったので、
カンタには難しいだろうなぁ~と思っていました。
指を擦切りながらやっていました。
「まぁ、いい経験だ」と思いながら、家の中に入りました。
しばらくして、カンタがしょんぼりして家の中に入ってきました。

どうも、なかなか点かなくて、
悔しくて、
その火打石を投げたらしいんですね。
そしたら、当たり所が悪く、折れてしまったそうです。

「わざと投げて壊した」ということですから、
ここは、叱っておかなくてはいけません。
しかも、原さんに頂いた大事な道具です。
「反省文を書いて、原さんに送りなさい!」と言って、
カンタのお小遣いで同じものを買って、
ちゃんと火をつけて報告することにしました。
ちなみに昨日、その道具が届きました。
↓反省文の内容はコチラ

ちょっと、話が逸れますが、
「そんな、子供に火遊びをさせたら危ないじゃないですか!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・、
その通りです。
火遊びはとっても危険です。
ひとつ間違ったら大変です。
だから、やらせるんです。
「火の怖さ」を小さいうちにわからせておかないと、
大きくなって、とんでもないことをやってしまいます。
そして、原さんの
「男は自分で火をつけられたら、自信が持てる」
この言葉いいですよね。
「こんなもので火がつくのだろうか・・・?」と思っていましたが、
火が点いた瞬間の喜びは、なんなんでしょうかねぇ~。
物凄い達成感なんですよ。
ライターやマッチで点けた火なら、
こんな感動はないですよね。
そんな経験をさせてもらえた寛太は幸せ者です。
まだ、話は終わりませんよ。
ホントは今日はこの後の話を書きたかったのです。
その2日後、私が家に帰ると、
なんとなく美恵先生がプリプリしています。
「ただいまぁ~!!!!」と言っても、
若干、テンションが低いです。
カンタが隣の部屋から来て、
「まだ、宿題が終わってないのぉ~」と
美恵先生以上にローテンションです。
いつもより、ちょっと多めに宿題がでたみたいです
そうなると、すぐに「やる気」をなくすのがカンタの性分なんです。
3時間もいた児童クラブで、まったく進まず、
家に帰ってきてもほとんど進んでいない様子です。
それを見ていた美恵先生がプリプリです。
仕方がないので、
私が、空気を変えるためにテンションアゲアゲで、
「大丈夫! カンタはできる!」
「こんなの簡単!」
「すぐできる!」
「それじゃぁ、まず、お父さんが着替えてくるまでに、ここまでやっておこう!」
と言って、着替えに隣の部屋に行きました。
私が着替えていると・・・
「あ゛~もぉ~やだぁ~」という声・・・
カンタのところに行って、
「いやだって言ったって、これやらなかったらどうすんのぉ~?」と言いかけた時・・・
「お父さん、僕はねぇ、宿題がいやなんじゃなくて、
宿題から逃げている自分がいやなのぉ~」
…と半分泣きながら言っているんです。
私、「おっ、深いこと言うな~」と思いましたが、
「だったら、逃げずにやろう」と言うと・・・
「それができないから、いやになっちゃうんだよぉ~」とカンタ。
さらに、
「わかっているんだよ。これやっちゃったら、解放されるって。
でも、それができないんだよぉ~」
と引き続き半泣き状態。
私、「そうかぁ~」と言いながら、
「大人も一緒だよな~」と思いました。
例えば、
「仕事」がいやなんじゃなくて、
「仕事から逃げている自分」がいやなんですよね。
その仕事、本気でやったら楽しくなるかもしれないってわかっていても、
なかなか、それができないんですよね。
「人間関係」がいやなんじゃなくて、
「その人間関係を本気で改善しようとすれば、
できるかもしれないことをわかっていても、
それから逃げている自分」がいやなんですよね。
それをカンタが教えてくれました。
私、カンタに向かって、
カンタ゜の胸に左手をあてて、
「大丈夫、カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
と言い続けました。
だんだんカンタの表情が変わりました。
「よし!もうできるね!」と言って部屋からでました。
数十分後、「終わった!」とニコニコ部屋から出てきました。
3時間かけてもできなかった宿題が40分で終わりました。
めでたしめでたし(笑)
こうやって人は成長していくんですね。
今週末、カンタはもう一度「火熾し(ひおこし)」にチャレンジします。
また、報告しますね。
----------
比田井通信は以上です。ここからは比田井美恵が書いてます。
今日の比田井通信で、思い出したことがありました。
それは、エスキモーと「火」の話です。
「鏡の法則」の著者、野口嘉則さんからお聴きしました。
エスキモーが生き永らえていくために大切なものは「火」です。
祖先から受け継いだ「火」を
絶やさずに、次の世代にお渡しすることを
ものすごく大きなことと考えています。
その「大切さ」と「怖さ」を教えるために…
エスキモーは、赤ちゃんが火に向かってハイハイしていっても
「危ない!」と止めるのではなく、
そのまま見守っているのだそうです。
すると赤ちゃんはメラメラと揺らめく火によっていって…
手を出すんです。
もちろん、「熱い!!」です。
手をひっこめます。泣き叫びます。
火傷をします。
…でも、それでいいんです。
2度とやみくもに火に寄っていくことをしなくなりますから。
「小さな失敗」
「小さな危険」を体験してみることって本当に大事ですよね。
それらを体験することによって、
大切なことがたくさんわかりますもの。
どうしても、
自分の子供に対しては、
「危ない!」と、危険を避けようとしたり、
先回りして子どもが失敗しないようにと
手をまわしてしまいがちですが、
子どもの「生きる力」を養おうと思えば、
それを敢えてこらえて、
子どもに失敗させる、
子どもに痛い目にあわせる、ということが
大切なんですね。
なかなかできることではありません。
でも、今の時代だからこそ、
敢えて「危なさ」を体験させることも大事なのかもしれません。
「子育ては忍耐」…どこかで聞いた言葉ですが、
手を出したいのをグッとこらえて
少し離れた位置から見守ること…
大事ですね。
私も、子どもにどう思われようが構わず
たくさんの失敗をさせ、
たくさんの人とかかわる人生を送らせてあげたいと思います。^^
※ このブログとダブっている部分もあるので、載せようかどうしようか迷ったのですが、
私(比田井美恵)目線とヒダカズ目線では違う部分もあり、
そこがヒダカズのこだわりだと思うので、載せることにしました。
心優しい読者のみなさん、
最後までお付き合いいただけたらありがたいです。(*^^*)
それでは、はじまりはじまり~…
----------
「今日こそは原伸介さんのお話を!」と思っていたヒダカズですが・・・
なんと!すでに美恵先生がブログでアップしているんですね・・・
しかも3回も・・・↓
1「後ろ指を指す人は、自分より後ろにいる人」
2「荷物はしょわされれば重い。自分でしょえば軽い。」
3「自分の仕事が誰かの幸せにつながる喜びを感じてください」
先に美恵先生に書かれてしまって、
ちょっと悔しいのですが、表のお話は美恵先生のブログを見て頂くとして、
今日はちょっとその裏話をしようと思います。
(とは言ってもFBにちょっと書きましたが(笑))
1/17に原さんがウエジョビにいらっしゃった時、
一緒に食事をさせて頂いたのですが、
その時、息子のカンタに、
「いいか、男は自分で火をつけられるようになると自信がつくんだ!」
と言って、
マッチでもなく、ライターでもない、
「火をつける道具」
(原理としては火打石のようなものです。
後でわかったことですが、
マグネシウム・ファイヤー・スターターというものです。
以下、火打石とします。)
を数日後に送ってくれたんですね。
アマゾンでも売っています↓
マグネシウム・ファイヤー

(動画で、どうやって火を点けるのかを観ることができます)
この火打石を原さんが送ってくれた時に、
「これで火をつけられたら男は一人前だ!ハハハハハ!」
という送り状とともに送ってくれたので、
ネットで調べたら、
きっと動画かなんかで、
やり方も載っているのは
わかっていましたが、
それをしたら、男らしくないと思いまして、
ヒントの「ティッシュを使う」を頼りに、
ティッシュに向かって何度も何度も火花を飛ばすのですが、
これが、なかなか点かないんですよ。
ホント、火を熾す(おこす)のって大変なんだなと思いました。
原さんから火打石を頂いてから数週間、
なんどやっても火が点かないんですね。
最初の頃なんて火花すら飛ばないんですから・・・
ウエジョビのカリスマ教頭の山極先生にも相談をしてみたり・・・

私の講演窓口をしてくれている、
敏腕秘書の高見沢先生にも相談してみたり・・・

そうこうしているうちに、
やっと、火花が飛びまして・・・
でも火は点きません。
そして、覚悟を決めた2月2日。
「今日こそ!火を点けてやる!」
と気合をいれまして、
ひたすら、ティッシュに向けて、
火花を飛ばし続けました。
そして・・・ついに!
ババッ!っと火花が大きく散ったかと思うと、
ティッシュが一瞬にしてボッっと燃えたんです!
火が点いたんです!
その火を使って、
七輪で原さんの作った炭を熾して、

アジの開きを食べたんです。

これが、とにかく美味しくて・・・
真冬の1月に玄関先で七輪でアジを焼く姿は、
もしも近所の人たちが見ていたら、
変に思ったかも知れません(笑)
(美恵注:実際に隣のおばさんが見に来ました!
懐かしそう炭を見ていて、いろいろと話が弾みました!^^)
でも、ホント美味しかったんです。
原さんが言う、
「不便が人を幸せにする」ってホントですよね。
苦労した分、それが美味しいんです。
ちょっとしたことでも、有難味が全然違うんです。
さぁ、問題はこの後です。
もともと、原さんは
カンタに
「男はマッチとライターを使わなくても火を点けられたら一人前だ!」
と教えてくれましたから、
次はカンタの番です。
私と同じように何度もティッシュに火花を飛ばしながら
火を点けようとするのですが、点かないんですねぇ。

(あっ、ホントはやり方さえちゃんとやれば、もっと簡単に点くんですけど、
そのときは二人とも知りませんでしたので・・・その方法はコチラの動画で↓)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B005JPVO7E/mag12-22/ref=nosim/
そのやり方を知らないと、正直、大人の私がやっても
なかなか点かなかったので、
カンタには難しいだろうなぁ~と思っていました。
指を擦切りながらやっていました。
「まぁ、いい経験だ」と思いながら、家の中に入りました。
しばらくして、カンタがしょんぼりして家の中に入ってきました。

どうも、なかなか点かなくて、
悔しくて、
その火打石を投げたらしいんですね。
そしたら、当たり所が悪く、折れてしまったそうです。
「わざと投げて壊した」ということですから、
ここは、叱っておかなくてはいけません。
しかも、原さんに頂いた大事な道具です。
「反省文を書いて、原さんに送りなさい!」と言って、
カンタのお小遣いで同じものを買って、
ちゃんと火をつけて報告することにしました。
ちなみに昨日、その道具が届きました。
↓反省文の内容はコチラ

ちょっと、話が逸れますが、
「そんな、子供に火遊びをさせたら危ないじゃないですか!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・、
その通りです。
火遊びはとっても危険です。
ひとつ間違ったら大変です。
だから、やらせるんです。
「火の怖さ」を小さいうちにわからせておかないと、
大きくなって、とんでもないことをやってしまいます。
そして、原さんの
「男は自分で火をつけられたら、自信が持てる」
この言葉いいですよね。
「こんなもので火がつくのだろうか・・・?」と思っていましたが、
火が点いた瞬間の喜びは、なんなんでしょうかねぇ~。
物凄い達成感なんですよ。
ライターやマッチで点けた火なら、
こんな感動はないですよね。
そんな経験をさせてもらえた寛太は幸せ者です。
まだ、話は終わりませんよ。
ホントは今日はこの後の話を書きたかったのです。
その2日後、私が家に帰ると、
なんとなく美恵先生がプリプリしています。
「ただいまぁ~!!!!」と言っても、
若干、テンションが低いです。
カンタが隣の部屋から来て、
「まだ、宿題が終わってないのぉ~」と
美恵先生以上にローテンションです。
いつもより、ちょっと多めに宿題がでたみたいです
そうなると、すぐに「やる気」をなくすのがカンタの性分なんです。
3時間もいた児童クラブで、まったく進まず、
家に帰ってきてもほとんど進んでいない様子です。
それを見ていた美恵先生がプリプリです。
仕方がないので、
私が、空気を変えるためにテンションアゲアゲで、
「大丈夫! カンタはできる!」
「こんなの簡単!」
「すぐできる!」
「それじゃぁ、まず、お父さんが着替えてくるまでに、ここまでやっておこう!」
と言って、着替えに隣の部屋に行きました。
私が着替えていると・・・
「あ゛~もぉ~やだぁ~」という声・・・
カンタのところに行って、
「いやだって言ったって、これやらなかったらどうすんのぉ~?」と言いかけた時・・・
「お父さん、僕はねぇ、宿題がいやなんじゃなくて、
宿題から逃げている自分がいやなのぉ~」
…と半分泣きながら言っているんです。
私、「おっ、深いこと言うな~」と思いましたが、
「だったら、逃げずにやろう」と言うと・・・
「それができないから、いやになっちゃうんだよぉ~」とカンタ。
さらに、
「わかっているんだよ。これやっちゃったら、解放されるって。
でも、それができないんだよぉ~」
と引き続き半泣き状態。
私、「そうかぁ~」と言いながら、
「大人も一緒だよな~」と思いました。
例えば、
「仕事」がいやなんじゃなくて、
「仕事から逃げている自分」がいやなんですよね。
その仕事、本気でやったら楽しくなるかもしれないってわかっていても、
なかなか、それができないんですよね。
「人間関係」がいやなんじゃなくて、
「その人間関係を本気で改善しようとすれば、
できるかもしれないことをわかっていても、
それから逃げている自分」がいやなんですよね。
それをカンタが教えてくれました。
私、カンタに向かって、
カンタ゜の胸に左手をあてて、
「大丈夫、カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
「カンタは逃げない」
と言い続けました。
だんだんカンタの表情が変わりました。
「よし!もうできるね!」と言って部屋からでました。
数十分後、「終わった!」とニコニコ部屋から出てきました。
3時間かけてもできなかった宿題が40分で終わりました。
めでたしめでたし(笑)
こうやって人は成長していくんですね。
今週末、カンタはもう一度「火熾し(ひおこし)」にチャレンジします。
また、報告しますね。
----------
比田井通信は以上です。ここからは比田井美恵が書いてます。
今日の比田井通信で、思い出したことがありました。
それは、エスキモーと「火」の話です。
「鏡の法則」の著者、野口嘉則さんからお聴きしました。
エスキモーが生き永らえていくために大切なものは「火」です。
祖先から受け継いだ「火」を
絶やさずに、次の世代にお渡しすることを
ものすごく大きなことと考えています。
その「大切さ」と「怖さ」を教えるために…
エスキモーは、赤ちゃんが火に向かってハイハイしていっても
「危ない!」と止めるのではなく、
そのまま見守っているのだそうです。
すると赤ちゃんはメラメラと揺らめく火によっていって…
手を出すんです。
もちろん、「熱い!!」です。
手をひっこめます。泣き叫びます。
火傷をします。
…でも、それでいいんです。
2度とやみくもに火に寄っていくことをしなくなりますから。
「小さな失敗」
「小さな危険」を体験してみることって本当に大事ですよね。
それらを体験することによって、
大切なことがたくさんわかりますもの。
どうしても、
自分の子供に対しては、
「危ない!」と、危険を避けようとしたり、
先回りして子どもが失敗しないようにと
手をまわしてしまいがちですが、
子どもの「生きる力」を養おうと思えば、
それを敢えてこらえて、
子どもに失敗させる、
子どもに痛い目にあわせる、ということが
大切なんですね。
なかなかできることではありません。
でも、今の時代だからこそ、
敢えて「危なさ」を体験させることも大事なのかもしれません。
「子育ては忍耐」…どこかで聞いた言葉ですが、
手を出したいのをグッとこらえて
少し離れた位置から見守ること…
大事ですね。
私も、子どもにどう思われようが構わず
たくさんの失敗をさせ、
たくさんの人とかかわる人生を送らせてあげたいと思います。^^
Posted by 比田井美恵 at 23:59│Comments(4)
この記事へのコメント
失敗することで多くのことを学ぶんですね。
Posted by misaizu at 2014年02月08日 06:08
いつも素敵なエピソードありがとうございます。
カンタくんは今回も貴重な体験ができたんですね☆しかし、美恵先生がおっしゃっている『こどもに小さな失敗』。この点、大いに賛成です。カンタくんが失敗してしまった事やエスキモーと火の話。成功からよりも、失敗から学ぶ事の方が圧倒的に多くて、密度が濃いという事ですね。
私の2児の父親として娘達に痛い思いや悲しい思いをさせたくない一方、経験できるいい機会だと思い黙って失敗する所を見ている事もあります。親の気持ちとしては“可哀そう”という感情が先行してしまいがちですが、その場の感情で行動してしまうと彼女たちの貴重な経験の場を潰しかねない。そんな思いもあり、失敗を見届けるのも親の仕事なのかな。と、思っています。
先人の方たちは『かわいい子には旅をさせよ』といい事言いますよね。この言葉もまさに今回の件と同じ意味合いですよね。
しかし、周りの親御さんや同世代の親を見ているとこの言葉を全く知らないのでは!?と思ってしまう親御さんも多々みかけます。子供の世話を全てやってあげるのが親の愛情だとか、苦労しないように全て先回りをして手助けをしてあげるのが優しさだとか。本人にとってみてもその時はいいかもしれませんが、経験という貴重な財産を失うのはどうでしょうか?
人それぞれ価値観や考え方があるので反対意見もあるかもしれませんが、私は親として子供に伝えていってあげたい大切な事柄の1つだと思っておりますので、これからも“失敗いっぱい”の精神で娘共に成長しようと思います。
PS我が家も七輪での焼き物、たまにやりますよ☆珍しいのか、よく注目されますよ(^^)
カンタくんは今回も貴重な体験ができたんですね☆しかし、美恵先生がおっしゃっている『こどもに小さな失敗』。この点、大いに賛成です。カンタくんが失敗してしまった事やエスキモーと火の話。成功からよりも、失敗から学ぶ事の方が圧倒的に多くて、密度が濃いという事ですね。
私の2児の父親として娘達に痛い思いや悲しい思いをさせたくない一方、経験できるいい機会だと思い黙って失敗する所を見ている事もあります。親の気持ちとしては“可哀そう”という感情が先行してしまいがちですが、その場の感情で行動してしまうと彼女たちの貴重な経験の場を潰しかねない。そんな思いもあり、失敗を見届けるのも親の仕事なのかな。と、思っています。
先人の方たちは『かわいい子には旅をさせよ』といい事言いますよね。この言葉もまさに今回の件と同じ意味合いですよね。
しかし、周りの親御さんや同世代の親を見ているとこの言葉を全く知らないのでは!?と思ってしまう親御さんも多々みかけます。子供の世話を全てやってあげるのが親の愛情だとか、苦労しないように全て先回りをして手助けをしてあげるのが優しさだとか。本人にとってみてもその時はいいかもしれませんが、経験という貴重な財産を失うのはどうでしょうか?
人それぞれ価値観や考え方があるので反対意見もあるかもしれませんが、私は親として子供に伝えていってあげたい大切な事柄の1つだと思っておりますので、これからも“失敗いっぱい”の精神で娘共に成長しようと思います。
PS我が家も七輪での焼き物、たまにやりますよ☆珍しいのか、よく注目されますよ(^^)
Posted by 上田のスノハラ at 2014年02月08日 23:47
misaizuさん
私も、息子を見ているとどうしても「失敗させないように」「効率よく」と先回りして考えてしまいます。
すぐに答えややり方を教えてしまったり…。後でいけない、いけない! と反省するのですが…。^^;
親の我慢が大事ですね!
私も、息子を見ているとどうしても「失敗させないように」「効率よく」と先回りして考えてしまいます。
すぐに答えややり方を教えてしまったり…。後でいけない、いけない! と反省するのですが…。^^;
親の我慢が大事ですね!
Posted by 比田井美恵
at 2014年02月13日 18:10

上田のスノハラさん
いつもブログを読んでくださってありがとうございます!
お2人のお子さんのためにと失敗を見届けられている春原さん、素晴らしいですね!
確かに親が子の「経験(失敗)と言う貴重な財産」を奪ってしまうのは罪ですね。
私もできるだけ子供を助けてしまいたい子持ちを抑えたいと思います。我慢我慢!^^
いつもブログを読んでくださってありがとうございます!
お2人のお子さんのためにと失敗を見届けられている春原さん、素晴らしいですね!
確かに親が子の「経験(失敗)と言う貴重な財産」を奪ってしまうのは罪ですね。
私もできるだけ子供を助けてしまいたい子持ちを抑えたいと思います。我慢我慢!^^
Posted by 比田井美恵
at 2014年02月13日 18:12

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