2013年11月20日
あしがら学び塾9「人生は打率ではなく打席数で決まる」
あしがら学び塾連載9回目です。
※↓過去の記事はコチラ!
あしがら学び塾1-子どもたちの心に火を灯したい-

あしがら学び塾2-ヒダカズ忘れられない講演になりました-

227-(あしがら学び塾3)何かに挑戦する時に相談する相手は…

あしがら学び塾4「規律ある文化とノーム」

あしがら学び塾5「サプライズ合戦」

あしがら学び塾6「ご縁の妙」

あしがら学び塾7

あしがら学び塾8「周りに合わせてばかりの高校時代。自分が嫌いだった」

さて、我武者羅應援團とヒダカズの対談がはじまりました。
まずは武藤団長のサービスショット!

…わかりますか~! スクリーンに映る、武藤さんの名著!
「『本気で生きる』以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ」

…武藤さん、表紙と同じポーズをしているのです!!
さて、対談のテーマは
「名著
本気で生きる以外に 人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ より」
です。
ヒダカズはこの本が大好きで、かなり読み込んでいるのですが、
悩みに悩んだ末に、選りすぐりの5タイトルを
ピックアップしています。

02 結果を変えるんじゃない。 結果に向かう、自分を変えるんだ
05 遊びの勝負にも人生を賭ける
08 「何ができるか」考える前に「何かできる」と信じてみろ!
14 すべてを「自分ごと」にしているか
30 人生は打率ではなく打席数で決まる
…どれも興味深いタイトルですよね。
私も、ウエジョビで広報をしているので
キャッチコピーとかタイトルにめちゃくちゃ興味があるのですが、
我武者羅應援團のみなさんが編み出す言葉って
みんな「切れ味」がいいんですよね。
研ぎ澄まされ、そぎ落とされていて、心に刺さるんです。
これらのタイトルの中から
みなさんの拍手で選ばれた一つについて
話をしてもらうことになりました。
さて、あなただったら、どの話を聴きたいですか??
…考えましたか~??
…選ばれたのは、
…
…「30 人生は打率ではなく打席数で決まる」でした!
(他の話が聞きたかった~! という方は、
ぜひ本を読んでみてくださいね!
人生に迷った時、落ち込んだ時の
バイブルになりますよ!!! (*^o^*))
副団長の正幸さんが話し始めました。

伊澤さんが今日語ってくれた話から。
伊澤さんは、我武者羅應援團に入る前は
打席数ではなく、「打率」だったことを。
進学校、一流国立大学、大手企業とエリート街道を進んできましたが、
どの道を選ぶかという時に
実は常に「自分が行けそうな範囲」から選んでいたのです。
例えば高校や大学なら、
「自分の偏差値が今いくつで、
自分ができる範囲でこれから頑張ったとすると、この学校なら行けそうかな」
という考え方。
失敗しない道ばかりを選んできたのです。
つまり「打率10割」。
その時、伊澤さん自身は自分が「本気で生きている」とは思えませんでした。

でも、その後飛び込んだ應援團の道。
まさに「ここなら失敗しない」とは真逆の道です。
どう見ても「打てそうにない球」です。
大人になってからの應援團、
誰もやっていない、
成功する保証もない、
何の根拠もないのに
伊澤さんは、ガンガン打とうとしていたんです。
とにかく、バットを振った。
フルスイングですよ。

今日の語りだって、初めてですよ。
こんなことを伊澤さんが話すのは。
初めての挑戦ですよ。
ガンガン打席に立ってますよね。
今度は武藤さんです。

僕が高校の時、
應援團をやらなかったってことは、
打席に立たなかったっていうことなんですよね。
もしもあの時打席に立っていたら
空振りだったとしても、後悔はなかったと思うんです。
應援團をやって、すごく苦しい思いをしたとしても
ちゃんと自分で打席に立ってさえいれば。
打席に立つ前に、
「あ、ピッチャー強そうだな」って
考えて、「交代!」って
打席に立たなかったんですよね。僕は。
それが一番の後悔なんです。

多分僕は、あの時、
「打席に立ったら、打たなきゃいけない」と思っていた、
つまり、「打率を上げなきゃいけない」という点に注目していたから
周りの目が気になったし、
「先輩怖そうだな、どうしよう」
「いじめられたらどうしよう」って
心配ばかりして、結局打席に立たなかったんです。
だから、もしも打席に立っていたら
多分、今、應援團をしていなかった。
たとえその打席が三振だったとしても。
思い切りフルスイングしてれば
今、應援團をしていなかったと思う。
とにかく、打席に立つ前に降りたっていうことが、きっかけで
僕は「逃げ癖」がついてしまったんです。
僕にとっては應援團をやめたってことが
「自分の逃げ癖」の象徴だったんです。
それで、
今日は11月3日ですが、
「もう逃げない」って決めたのは
ちょうど7年前、2006年の11月3日なんです。
7年間、應援團を続けてくることができたのですが、
もしもその成功の要因は?って聞かれたら
僕は「決めた」ってことだと思っているんです。
失敗するかもしれないし、どうなるかわからないけど
そんなこととは別に、
とにかく「逃げないって決めた」「やるって決めた」。
決めたら、もうやるんですよ。
周りがどう言うかとか関係ない。
うまくいかなくても関係ない。
実際にやることをただ淡々とやるんです。
うまくいかないこともあるし、落ち込むこともあるけど、
そんな感情に振り回されずに
とにかくやるんです。
次はこれ、次はこれって。一歩一歩。
一番のパワーの源は
「自分で決める」ってことなんです。

----------
素晴らしいお話でした。
本でも読んでいましたが、
実際に武藤さんの口から聞くと、また感動もひとしおですね。
もう何度も読んだこの本、
また読み返したくなっちゃいました。
「『本気で生きる』以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ」

和やかに、そして感動的に、対談が終わりました。

武藤兄弟の自然な笑顔、素敵です!(o^-^o)
続きます。
※↓過去の記事はコチラ!
あしがら学び塾1-子どもたちの心に火を灯したい-

あしがら学び塾2-ヒダカズ忘れられない講演になりました-
227-(あしがら学び塾3)何かに挑戦する時に相談する相手は…
あしがら学び塾4「規律ある文化とノーム」
あしがら学び塾5「サプライズ合戦」
あしがら学び塾6「ご縁の妙」
あしがら学び塾7

あしがら学び塾8「周りに合わせてばかりの高校時代。自分が嫌いだった」
さて、我武者羅應援團とヒダカズの対談がはじまりました。
まずは武藤団長のサービスショット!

…わかりますか~! スクリーンに映る、武藤さんの名著!
「『本気で生きる』以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ」

…武藤さん、表紙と同じポーズをしているのです!!
さて、対談のテーマは
「名著
本気で生きる以外に 人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ より」
です。
ヒダカズはこの本が大好きで、かなり読み込んでいるのですが、
悩みに悩んだ末に、選りすぐりの5タイトルを
ピックアップしています。
02 結果を変えるんじゃない。 結果に向かう、自分を変えるんだ
05 遊びの勝負にも人生を賭ける
08 「何ができるか」考える前に「何かできる」と信じてみろ!
14 すべてを「自分ごと」にしているか
30 人生は打率ではなく打席数で決まる
…どれも興味深いタイトルですよね。
私も、ウエジョビで広報をしているので
キャッチコピーとかタイトルにめちゃくちゃ興味があるのですが、
我武者羅應援團のみなさんが編み出す言葉って
みんな「切れ味」がいいんですよね。
研ぎ澄まされ、そぎ落とされていて、心に刺さるんです。
これらのタイトルの中から
みなさんの拍手で選ばれた一つについて
話をしてもらうことになりました。
さて、あなただったら、どの話を聴きたいですか??
…考えましたか~??
…選ばれたのは、
…
…「30 人生は打率ではなく打席数で決まる」でした!
(他の話が聞きたかった~! という方は、
ぜひ本を読んでみてくださいね!
人生に迷った時、落ち込んだ時の
バイブルになりますよ!!! (*^o^*))
副団長の正幸さんが話し始めました。
伊澤さんが今日語ってくれた話から。
伊澤さんは、我武者羅應援團に入る前は
打席数ではなく、「打率」だったことを。
進学校、一流国立大学、大手企業とエリート街道を進んできましたが、
どの道を選ぶかという時に
実は常に「自分が行けそうな範囲」から選んでいたのです。
例えば高校や大学なら、
「自分の偏差値が今いくつで、
自分ができる範囲でこれから頑張ったとすると、この学校なら行けそうかな」
という考え方。
失敗しない道ばかりを選んできたのです。
つまり「打率10割」。
その時、伊澤さん自身は自分が「本気で生きている」とは思えませんでした。
でも、その後飛び込んだ應援團の道。
まさに「ここなら失敗しない」とは真逆の道です。
どう見ても「打てそうにない球」です。
大人になってからの應援團、
誰もやっていない、
成功する保証もない、
何の根拠もないのに
伊澤さんは、ガンガン打とうとしていたんです。
とにかく、バットを振った。
フルスイングですよ。
今日の語りだって、初めてですよ。
こんなことを伊澤さんが話すのは。
初めての挑戦ですよ。
ガンガン打席に立ってますよね。
今度は武藤さんです。
僕が高校の時、
應援團をやらなかったってことは、
打席に立たなかったっていうことなんですよね。
もしもあの時打席に立っていたら
空振りだったとしても、後悔はなかったと思うんです。
應援團をやって、すごく苦しい思いをしたとしても
ちゃんと自分で打席に立ってさえいれば。
打席に立つ前に、
「あ、ピッチャー強そうだな」って
考えて、「交代!」って
打席に立たなかったんですよね。僕は。
それが一番の後悔なんです。
多分僕は、あの時、
「打席に立ったら、打たなきゃいけない」と思っていた、
つまり、「打率を上げなきゃいけない」という点に注目していたから
周りの目が気になったし、
「先輩怖そうだな、どうしよう」
「いじめられたらどうしよう」って
心配ばかりして、結局打席に立たなかったんです。
だから、もしも打席に立っていたら
多分、今、應援團をしていなかった。
たとえその打席が三振だったとしても。
思い切りフルスイングしてれば
今、應援團をしていなかったと思う。
とにかく、打席に立つ前に降りたっていうことが、きっかけで
僕は「逃げ癖」がついてしまったんです。
僕にとっては應援團をやめたってことが
「自分の逃げ癖」の象徴だったんです。
それで、
今日は11月3日ですが、
「もう逃げない」って決めたのは
ちょうど7年前、2006年の11月3日なんです。
7年間、應援團を続けてくることができたのですが、
もしもその成功の要因は?って聞かれたら
僕は「決めた」ってことだと思っているんです。
失敗するかもしれないし、どうなるかわからないけど
そんなこととは別に、
とにかく「逃げないって決めた」「やるって決めた」。
決めたら、もうやるんですよ。
周りがどう言うかとか関係ない。
うまくいかなくても関係ない。
実際にやることをただ淡々とやるんです。
うまくいかないこともあるし、落ち込むこともあるけど、
そんな感情に振り回されずに
とにかくやるんです。
次はこれ、次はこれって。一歩一歩。
一番のパワーの源は
「自分で決める」ってことなんです。
----------
素晴らしいお話でした。
本でも読んでいましたが、
実際に武藤さんの口から聞くと、また感動もひとしおですね。
もう何度も読んだこの本、
また読み返したくなっちゃいました。
「『本気で生きる』以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ」

和やかに、そして感動的に、対談が終わりました。
武藤兄弟の自然な笑顔、素敵です!(o^-^o)
続きます。
Posted by 比田井美恵 at 23:59│Comments(2)
この記事へのコメント
たしかに逃げてないで 数打てば、どんなに不器用でも 何か得るものが必ずあると思わされます。
でも 昨日のラジオから流れた武藤団長が 以前逃げた応援団の イチバン会いたくない先輩に 運命的な出会いを果たしてしまう場面など、本気になった人には それなりの舞台が かならず用意されるのでしょうね・・・
ところで トレードマークのメガネなしの伊澤幹事長は 「どなた・・・!?」と思ってしまいました(汗)
初めて素顔を拝見したカンジですが、 生き方も中身も素敵です。
本気の我武者羅さは、人に伝播するし、人の魂を揺さぶりますね・・・
でも 昨日のラジオから流れた武藤団長が 以前逃げた応援団の イチバン会いたくない先輩に 運命的な出会いを果たしてしまう場面など、本気になった人には それなりの舞台が かならず用意されるのでしょうね・・・
ところで トレードマークのメガネなしの伊澤幹事長は 「どなた・・・!?」と思ってしまいました(汗)
初めて素顔を拝見したカンジですが、 生き方も中身も素敵です。
本気の我武者羅さは、人に伝播するし、人の魂を揺さぶりますね・・・
Posted by 和尚 at 2013年11月21日 10:12
和尚さん
いつもありがとうございます。
ラジオも聴いてくださっているんですね!
嬉しいです!
ところで、写真の件ですが、
私の説明不足でごめんなさい、
副団長武藤正幸さんの後ろにいる団員は
「裕木壱啓さん」なんです。
でも、伊澤幹事長の素顔(メガネなし)もきりっとしていて素敵ですよ!
「本気の我武者羅さは、人に伝播するし、人の魂を揺さぶりますね・・・」…まさにその通りです!
彼らの演舞を見ると、いつも「自分は本気だったか?」と反省し、頑張ろう! という気持ちにさせられます。
彼らと出会えた私は本当にラッキーだと思います。^^
いつもありがとうございます。
ラジオも聴いてくださっているんですね!
嬉しいです!
ところで、写真の件ですが、
私の説明不足でごめんなさい、
副団長武藤正幸さんの後ろにいる団員は
「裕木壱啓さん」なんです。
でも、伊澤幹事長の素顔(メガネなし)もきりっとしていて素敵ですよ!
「本気の我武者羅さは、人に伝播するし、人の魂を揺さぶりますね・・・」…まさにその通りです!
彼らの演舞を見ると、いつも「自分は本気だったか?」と反省し、頑張ろう! という気持ちにさせられます。
彼らと出会えた私は本当にラッキーだと思います。^^
Posted by 美恵先生 at 2013年11月29日 10:25
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