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2013年07月15日

伊勢・出雲ツアー5

さて、伊勢・出雲ツアーレポートの続きです。
今日は筒井のアニキこと筒井正浩さんのことを書く予定だったのですが、

ちょうど、私の愛読している「みやざ中央新聞」の社説に、
今回の伊勢・出雲ツアーのことと
筒井さんの記事が載っていたことを思い出し、
そちらの記事を転載させていただくことにしました!!
(みやざき中央新聞さん、ありがとうございます!(o^-^o))
伊勢・出雲ツアー5

みやざき中央新聞は、このブログにも何度も登場していますが
(↓ 一番最近「みやざき中央新聞」について書いた記事
 2013/06/06 夫が思いを伝え続け、妻が信頼して応援し続ける…

「事故や事件の記事はひとつもなく、
 素晴らしい講演の内容を中心に、
 『いい話』ばかりが載っている新聞」で、
私の友達もたくさん購読してくれています。

ちょうど、この伊勢・出雲ツアーに一緒に行った友人が、
行きの電車の中で
「今日、電車の中で、これ読みながら来たんだ~。」と取り出したのも
まさに「みやざき中央新聞」。

すると、別の友人も、
「えっ! 私も~!!」と
同じ号の「みやざき中央新聞」を取り出し…
思わず「これは、編集長の水谷謹人さんに教えなきゃ!!」
…と、駅で写真を撮ったのですが…
伊勢・出雲ツアー5

夏至の日の朝、集合場所に行ったら、
その水谷編集長もこのツアーに参加していて、
大感激!! だったのです。
伊勢・出雲ツアー5
(写真中央が、みやざき中央新聞の編集長、水谷謹人(もりひと)さんです)

それでは、みやざき中央新聞7月1日号の社説です!

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社説「必要な勇気は最初の一歩だけ」
     
    魂の編集長 水谷謹人


今年は伊勢神宮と出雲大社のダブル遷宮の年。
そして、「朝日の伊勢」「夕日の出雲」と言われていることもあり、

「早朝に伊勢神宮に参拝して朝日を拝み、
 その日の夕方に出雲大社に参拝し、夕日を拝もう」

というイベントがあった。
かつて誰も経験したことのない強行な観光旅行だ。

企画した(株)クロフネカンパニーの中村文昭さんは、
移動中の約8時間、バスの中が退屈しないように講演会を考えた。

全国から260人が集まった。
8人の講師がそれぞれバス6台に分かれて乗り込んだ。
約90分間講演し、休憩の度に入れ替わった。
面白くて寝る時間もなかった。

メンタル(精神面)コーチの筒井正浩さんはこんな話をされた。
(左が大嶋啓介さん、右が筒井正浩さん)
伊勢・出雲ツアー5

筒井さんと言えば、かつて大阪の履正社高校野球部のメンタルコーチをして
甲子園に導いたことがマスコミに取り上げられ、
以来、ジャンルを問わず、いろんな人のメンタルコーチとして活躍している。

それまで年収1200万円以上稼ぐ高給取りのサラリーマンだった。
彼には夢があった。
しかし、それで食べていけるか分からない。
会社は辞められなかった。

8年間、悶々としていたが、
44歳のとき、会社を辞める決意をした。
最後の壁は「奥さんにどう言うか」だった。

ある日、意を決して言った。

「夢ができたんや。仕事を辞めたい。
 ただ、すぐには十分な収入がないと思う」

奥さんは一言、

「それなら私も明日から仕事せなあかんね」。

筒井さん、奥さんの懐の広さに感動した。

案の定、メンタルコーチの仕事はなかなか収入には結びつかなかった。
ひと月の収入が4万。
これが16か月続いた。
「もうあかん」と思った。

そんなとき、人との出会いが彼の人生を大きく変えた。
最初のきっかけは
元神戸製鋼ラグビー部のスーパースター、
平尾誠二さんだった。

平尾さんはラグビー日本代表の監督を引退後、
講演イベントを主催した。
月1回の6か月コース。
毎回いろんなゲストを呼ぶというものだ。

1回目のゲストは元サッカー日本代表の
岡田武史監督だった。

講演後、会場を出た筒井さんは、
控室に入る平尾さんの姿を目にした。

「あっ、平尾さんや。
 話ができたらええなぁ」と思った。

その瞬間、

「でもあんな有名な人と話をするなんて無理」
という思いが頭をよぎった。

しかし次の瞬間、
こんな思いが頭をよぎった。

「このまま家に帰っても、結果は同じや。
 それなら0より1の可能性に賭けてみよう」

控室の前まで行った。
心臓がバクバクした。
ノックができない。
どうしようと思っているうちに、
コンコンとノックしてしまった。
もう逃げられない。

中から「ハイ」という声がした。

ドアを開けた。
目と目が合った。

平尾さんは「どなたですか?」という顔をした。

「今日、講演を聴いて感動しました。
 お礼だけ言いたくて、
 お疲れのところすみませんでした」と言って
ドアを閉めようとしたら、

「どうぞ入ってください」と言われ、びっくりした。

向かい合わせで座った。
どうしよう。

とりあえず名刺交換だ。
平尾さんは筒井さんの「メンタルコーチ」という肩書を見て、
「これ、なんですか?」と聞いてきた。

「スポーツ選手のメンタルをサポートするんです」
と筒井さんが答えると、
平尾さんは急に興奮して言った。

「絶対この道でメシ食ってください。
 本気で応援します。
 あきらめないでください」

それから、平尾さんはその日のゲスト、
岡田監督はじめ、いろんな人を筒井さんに紹介してくれた。
ここから人生が劇的に変わっていった。

「ドアをノックしたら迷惑するんじゃないかと、
 みんな勝手に思い込んでいるけど、
 ノックしてごらんよ。
 扉を開けてくれるから。

 まず動こう。
 動き出したら見える風景が変わってくるで」

と筒井さん。

そして若い人たちにこんな一言も。

「僕のやったことは手首を2回動かしただけ。
 その時、必要なのは勇気や。
 その勇気も最初の一歩だけでええんや」


(みやざき中央新聞7月1日(月)2513号 社説より引用)

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…筒井さんは、
「日本を元気にし、
 世界を笑顔でいっぱいにするために
 知っていることをすべて伝える」をモットーに
メンタルコーチとして頑張っていらっしゃいます。

筒井さんには、
ウエジョビにも来ていただいたことがありますが、
(↓ その時のブログ記事
 2013/05/22 「病気が治ったら、お母さんのお手伝いいっぱいするからね」

本当に心優しい、熱い方です。

筒井さんはお話の最後に

「夢がない時は、引き出しを増やす時。
 人に会いに行ったり、
 いろいろ経験したり。
 それが夢の土台になる」

とおっしゃっていました。

筒井さん自身も、
いろんな人と出会う中で
その人がさらにいろんな人とのご縁や
チャンスを連れてきてくださったんですものね。

ここには細かくは書きませんが、
筒井さんはとにかく、
「出会い」をとても大切にされる方です。

筒井さんのお話をいろいろとお聴きして思ったことは、
筒井さんが人との出会いを大切にしてきたからこそ、
出会った人たちが筒井さんにチャンスを持ってきてくれたり、
筒井さんを応援したりしてくれているんだ、
ということです。

結局、筒井さんの「人に対する姿勢」…「あり方」が
ちゃんと自分に返って来ているんですね。

人とのご縁を大切にするって、
なかなかできないことです。

筒井さんの姿勢、本当に勉強になりました!(o^-^o)


Posted by 比田井美恵 at 22:42│Comments(0)
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