■ヒダカズのココロの授業-比田井通信

オリンピックスタジアムで、
沖縄の浦添ゆいゆいキッズシアターのみなさんと
木下晴弘先生と合流。



ゆいゆいのみなさんは、
研修旅行でライオンキングを鑑賞したりしていたのですが、

我武者羅の皆さんを観るために長野に来て、
同時に、
グランセローズのために踊りを披露してくれることに
なっていたのです。

信濃グランセローズも試合のたびに
いろんな人たちが歌を歌ったり
応援したりしてくれるのですが、
沖縄からわざわざ応援に駆けつけてくれたのは
これが初めてでしょう！


そして木下さんまで、
我武者羅のみなさんにぜひ直接お会いしたいと
大阪から駆けつけてくれたのです。


リハーサルができるのは、
グラウンドが開いてから練習が始まるまでのわずか３０分程度。

短い時間の中で、
ポイントを押さえてリハーサルをします。

選手達に気を遣いながら、
でも、やるべきことはきっちりやり、
あっと言う間にリハーサルも終了。

もちろん、ゆいゆいのみなさんも
ちゃんとリハーサルしていました！

広いスタジアムで
出場者みんなで記念写真！



この時、団長の武藤さんは
「選手の皆さんが練習をするための貴重な時間をいただいて
　グラウンドを使わせていただいているんだから。。。」
と、選手のみなさんにとても気を遣っていらっしゃいました。

私がお願いして記念写真を撮らせていただいたのですが、
選手のみなさんに少しでも迷惑をかけないようにと
足早にグラウンドを降りていきました。

すごいですね。

我武者羅應援團と言えば、
テレビにもラジオにも雑誌にもたくさん出ていて
海外にも進出している、
プロのみなさんですよ。
「芸能人」というイメージがあると思うのですが、

…もしも他の芸能人だったら、

「私は今日、ここで歌を歌うんだから、
　いただいた時間はしっかりリハーサルさせてもらいますよ！
　私はプロなんだから！」

…な~んて態度になっても
おかしくないと思うんですよね。
…なのに我武者羅のみなさんは
本当に謙虚で…。

もう、すべてが勉強になります。

さて、我武者羅のみなさんは
控え室に戻ってきてからも、打ち合わせをしたり
動きを確認したりと、
お昼を食べる暇もありません。
そんなわけで今日も結局お昼はおにぎりやパン。

あんなに動き回って大変なのに、
体が持つのかなぁ…とか、
あんなに有名人なのに（？）
こんなコンビニのおにぎりとかで
満足なのかなぁ…？

なんて心配になるくらいでした。
…でもね、もちろん我武者羅のみなさんは
私達にも気を遣ってくれて
みんなが「ありがとうございます！」って声かけてくださるんですよ。

この人たち、どこまで気持ちがいいんでしょうか。

さて、スタジアムには、
三郷中の柔道部のみなさんが来ていました。
ご縁あって、
以前、我武者羅應援團の皆さんが
応援をしたのですが、

今日はそのお礼の気持ちを
ぜひ伝えたいと
みんなで来てくれたのです。



我武者羅のみなさんは
早速応援です！



言うまでもありませんが本気です。
階段の上からも
たくさんの観客が見ています。



そして、最後は武藤さんからのメッセージ。
本気で柔道を頑張る彼らに
武藤さんの熱い思い。

武藤さんの言葉に、
思わず涙が出てきました。
武藤さん…真剣です。



今、子供達に、
こんなに真剣に語り、
熱い思いをぶつけてくれる大人が
どれだけいるのでしょうか。。。

「最近の若者達は
　何を考えているかわからない」

なんて言葉を耳にすることがありますが、
じゃあ、私達大人は
どれだけ自分が考えていることを
若者達に伝えているのでしょうか…？

自分達が思いを伝えていないから
若者達も思いや気持ちを伝えてくれないんじゃないかと
そんな風に思ってしまいました。


＜明日に続きます＞

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