■ヒダカズのココロの授業-比田井通信

師匠はその後、
中村さんを一番初めに独立させたそうです。

そのときに、

　「中村、なんでお前を一番最初に独立させるかわかるか？
　　お前はスペシャルが付くほど、
　　『素直』だったからだ。

　　俺の言った事を疑わずに、
　　『ハイ！』『ハイ！』って言って、
　　なんでもやったもん。

　　だからお前、ドンドン成長した。
　　お前、『素直』だったもん」

って言ったそうです。

結局はここに行き着くんですね。
私は、本当の意味での成功をして
幸せな人生を歩んでいる人って、
『素直』を大事にしているような気がします。

素直な人は、他人から言われたことを
ちゃんと心で受け止めて、ドンドン実行して成長していくんですよね。

松下電器（現パナソニック）の創始者松下幸之助さんも、
「素直な心」をとても大事にしていて、
生涯にわたって「素直な心」になるように努めたと言われています。

やっぱり、『素直』って大事なんですね。
だって、「素直な人」って、好かれますものね。
人が集まってきますものね。
「助けてあげたい」って思ってもらえますものね。

中村さんは、
目の前のことを0.2秒の返事で引き受けて、
予測を上回る仕事をしていたら、
中村さんを応援したい、という人がたくさん出てきて、
奇跡的な事がたくさん起きましたよね。

それらはすべて、「素直な心」があったからこそ、
起きたことのような気がします。

中村さんはそんな「生き方」をしてきた人です。

中村さんの話はそんなことを教えてくれているような
気がするんです。

【今までの中村文昭さんの記事　参考】

「お金でなく、ひとのご縁ででっかく生きろ！」(著：中村文昭　サンマーク出版)

「お金でなく、ひとのご縁ででっかく生きろ！２」(著：中村文昭　サンマーク出版)

「人生の「師匠」をつくれ!」（著：中村文昭　サンマーク出版）



さて、私にとってこの１年はビックリするような嬉しいことが
山ほど起きた年でした。

（注：この記事は、2009年の春頃配信されたものです）

言い出せばきりがありませんが、

昨年８月に出版した、
「私が一番受けたいココロの授業」が
発売５日で増刷が決まり、
あれよあれよという間に、
先日１３刷ができました。
もう７万部ですって！
ありえないですよね。
こんな無名の素人の本がここまで売れるなんて。

おかげで、全国から講演依頼が殺到して、
１２月には仙台で佐藤芳直さんとの「コラボ講演」です。

さらに、松本で
「木下晴弘先生とのコラボ対談」まで実現したんです。

１０月には
ＦＭ長野のレギュラー番組まで始まってしまいました。

１年前、誰がそんなことを想像したでしょうか？
考えれば考えるほど、スゴイ１年でした。
私なんて、本当にごく普通の、一般の一市民でしかないのに、
ありがたいことです。

芳直さんの言葉で
「夢は叶いだすと、加速する」というのがあります。
まさに、この１年は夢が加速して叶っていきました。

あの佐藤芳直さんや
木下晴弘さんと一緒に仕事をしてみたい…
そんな夢が、たくさん叶ったのです。

「なぜなんだろうなぁ」と考えるんですが、

…私としては、
ただただ「役に立ちたい」「喜んでもらいたい」
…そんな思いで、
目の前のことをひたすら、がむしゃらに
楽しんでやってきただけなんです。

この「ココロの授業」も、
目の前にいる学生に
とにかく「将来、幸せになってほしい」
という思いだけではじめました。

それが、５年経つうちに、
いつの間にか
いろんな人が手助けしてくれて、
応援してくれて、
集まってきてくれて、

…「本にしませんか」
「講演をしてもらえませんか」
「ラジオで話してみませんか」
…と声をかけてきてくださったのです。

たくさんの方に応援してもらったおかげで、
こんなに奇跡のようなことがたくさん起こりました。
すべて周りの人たちのおかげなんです。

少しだけですが、中村さんと共通する部分もあるような気がします。
私は、もちろん、中村さんの足元にも及びませんが…。

中村さんの考え方には、
共感するところが本当にたくさんあります。

中村さん特集もこれで終わりになりますが、
中村さんの話は、
おもしろい話やためになる話、感動する話がたくさんあるので、
また機会があったらしたいと思います！

ホント、スゴイ人です！

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