日曜日に「卒研グランプリ」がありました。
(この記事は、2009年3月に送信されたものです)
比田井通信の読者の方も何人か来てくれました。
嬉しかったです。
ありがとうございました。
ウエジョビでは、すべてのコースで卒業研究をするのですが、
各コースの選考会で最優秀となったチームだけが
この「卒研グランプリ」にエントリーできるんです。
「卒研グランプリ」では、
各チームが熱いプレゼンを行い、
投票で最優秀賞が決まります。
まさに、ウエジョビ卒業研究の最高峰を決めるのが
「卒研グランプリ」なんです。
私が言うのもなんですが、
今年の「卒研グランプリ」、最高でした。
今年で4回目なんですが、
どのコースも年々レベルが上がっています。
今年のグランプリは
建築CAD科、インテリア住環境コースの関君という学生だったんですね。
発表の瞬間、彼は顔をクシャクシャにして泣きました。
それをステージ脇で見ていた私も涙が出てきました。
それだけ、一生懸命にやったってことなんですよね。
彼の卒研は「あかしの丘」というテーマで、
「生きた証を残す丘」の設計だったんです。(奥が深いですよね)
しかも、そのプレゼンを詩を朗読するように語ってくれたんです。
聞くところによると、彼はこの卒研のために、
全国のいたるところの神社仏閣を見学してきたそうです。
さらには、この「あかしの丘」をつくるための現場にも40回以上も行ったそうです。
そうして、イメージされたのが今回の「あかしの丘」なんですね。
すみません、読者の皆さんにはイメージがわかないですよね。
それだけ、関君がやった卒研は奥が深いってことなんです。
今回、彼がグランプリを取れたのは、
その彼の「思い」が審査員のみなさんの心を動かしたんだと思うんです。
もちろん、他のチームも凄かったんですよ。
そんな中のグランプリなんです。
私は彼の卒研とまったくかかわりはなかったですが、そんな私でも納得のグランプリでした。
話は変わりますが、あともう一つ、嬉しかったことがあったんです。
数日前に、11年ぶりに宇宙飛行士の候補が日本人から決まった!
…というニュースがありましたよね。
あの2人のうちの一人、油井亀美也さん。
実は私の高校の時の同級生なんです。
しょっちゅう、お昼も一緒に食べていました。
あの日、信濃毎日新聞の記者の方から学校に電話がかかってきて、
「比田井さんは、野沢北高校の出身ですよね。
油井亀美也さんてご存知ですか?」
…って聞かれて、初めて知りました。ビックリしました。
高校卒業以来、連絡も取っていなかったので、
そんなに立派になったんだぁ~っと思って、嬉しかったです。
彼も、「宇宙飛行士になる!」という思いを
ず~っと持っていたんでしょうね。
「思い」の力は偉大です。奇跡を起こしますよね。
関君も油井君も二人とも「思い」の力ですよね。
もちろん、「思い」だけではダメですよ。
そこに「行動」が伴わないと・・・。
二人にはそんなことを教えて頂きました。
ホントに嬉しい一週間でした。
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