92歳、Mランドの小河会長の教え「パラダイムシフト」

比田井美恵

2015年01月20日 23:59

1/10に配信された比田井通信(ヒダカズの非公式メルマガ)よりお届けします。

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すでに、年が明けて10日も経ってしまったんですね。

(↓ いまさらですが、比田井家の年賀状です。^^;)


お正月はいかがでしたでしょうか?
比田井家は、久しぶりにお正月らしいお正月を
過ごしました。

善光寺、北向観音と
2か所も初詣をしたのは初めてです。

↓善光寺




↓北向観音


↓御朱印。右が善光寺、左が北向観音。


寛太と初めてスキーもしました。


ということで、
今年、最初のヒダツーですが、
今年もよろしくお願いしますm(__)m

今日はですね、
「パラダイムシフト」というお話をします。

「パラダイムシフト」とは
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その時代や分野において
当然のことと考えられていた認識や思想、
社会全体の価値観などが
革命的にもしくは
劇的に変化することを言う

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という意味なのですが、
簡単に言うと、つまりは、

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普通の人が考える
「常識」を覆す

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ってことです。

(パラダイム=常識、
 シフト=大きく変わる)

一昨日の1/8、
Mランド本部長の松本さんと
水津さんが新年の挨拶に
わざわざ島根から来て下さいました。


この年末年始にウエジョビ生が
10人もMランドで免許を取ってきたんです。

ちなみに、今年は夏も入れると
17人のウエジョビ生がMランドに行ってきました。

(昨年は1年で8人でしてので、倍増です)

さらに嬉しいのは、
ウエジョビ生だけでなく、
私の「Mランドは素晴らしい!話」を聴いた方が、
何人もMランドに行っているらしく、

例えば、群馬のT先生のお嬢様とか、
長野県内某私立高校さんなんて、
3年生の約半分がMランドで免許を取るんですって!


私がMランドと出会って10年以上ですが、
ここにきて、Mランド、キテますよ!!!

そして、なにより嬉しいのは
帰ってきた学生たちが、
ホントに「行ってよかった!!!」って言ってくれることです。

ここでまたMランドの素晴らしさを語ってしまうと、
なが~くなってしまうので、
この辺にしますが、

詳しく知りたい人はコチラ

「奇跡の授業」出版記念プレゼント、最終日
【たった2週間で人生が変わる教習所】



そのMランドの松本さんと水津さんが一昨日、来て下さったんです。

私、お二人が来て下さることを
毎年、楽しみにしているのですが、

松本さんはMランドの「ナンバー2」なんです。
あの小河次郎会長のもとで、
Mランド運営の責任者の方です。

で・・・・、この松本さんからきく、
小河さんの「教え」がホントに楽しみなんです。


だって、他の人には話さないことを
当然、小河さんは松本さんに話してますよね。

その「ふか~い教え」を聴けるんです。

そして、私の中の常識が覆るんです。
まさに「パラダイムシフト」です。

で、今回お聞きした
パラダイムシフトなお話は・・・


こんなお話です。


Mランドは合宿制の教習所です。

そして小河会長は
本当の意味で「ゲストの皆さんにとって大切なこと」
を常に考えていますから、

普通だったら、みんな「個室」を希望しますよね。
でも小河さんは、

「せっかく島根に来たんなら、
いろんな人と接して、
コミュニケーション能力を磨いて
成長して帰ってほしい」

と思っています。

だから、相部屋を勧めます。
(もちろん、「どうしても」と言う人には
「個室」もありますよ)

中には4人、5人の相部屋もあるんです。

ところが、いろんな人が来ますから
時には問題も起きますよね。


例えば、
「部屋に置いておいたお財布がなくなった・・・」
とか。


こういうことが起きると、
松本さんは困っちゃうわけですよ。


もちろん、
誰が盗ったのかわかることもあれば、
わからないこともあります。


そんなとき、松本さんが小河会長に
報告に行きますよね。

「実は、こんなことがありまして・・・」と。

すると小河さんは
「で、どんな対応をしたんだね?」
と松本さんに聞くわけですよ。

もちろん、状況によって
その対応は違うと思うのですが、
場合によっては、

「財布を盗った人には、やめてもらいました」
という報告をすることもあるそうです。

これは仕方ないことですよね。
集団生活ですからね。

ところがですよ、
それを聞いた小河さんが、

「それは違うよ、やめさせるなら、
盗られた方の人をやめさせなさい」
って言うんですって。

もう、松本さんは
「盗られた人をやめさせる・・・?!」
ってどういうこと?!って思いますよね。

もちろん、小河さんは
本当に「その財布を盗られた人をやめさせろ」って
言っているのではないんです。

小河さん、その後、こう仰ったそうです。
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その財布はその辺に置いてあったんでしょ?

貴重品はちゃんと貴重品ロッカーがあるんだから、
そこにしまっておかなくてはいけない。

そんな管理も自分でできないようで、
これからの人生、どうやって生きていくんですか。

しかも、その辺に置いておけば、
そんな気がなかった人だって
「出来心で・・・」ってこともあるでしょう。

もともと、財布なんて盗る気じゃなかった人に、
盗らせてしまったんだよ。

盗られたんじゃなくて、
盗らせたんだ。

だから、盗られた人の方が悪い。

今後、そういうことがあったら、
盗られた人をやめさせなさい。
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みなさん、どう思います?
もちろん、いろんなご意見があると思いますが、

私、小河さんのこの考え方、好きなんです。

松本さんも、
「なるほどぉ~」と思って、
それ以来、Mランドの入所式の説明では、

「もしも、貴重品を盗られた場合は
盗られた人にやめてもらいます」
って言っているそうです(笑)

それ以来、Mランドでそう言った窃盗事件は
まったく、なくなったそうです。

みんなが、きっちり貴重品の管理を
するようになったんですって。

小河さん、さすがですよね。

「被害者意識」という言葉がありますが、
この「被害者意識」というのは

「私は被害者ですぅ~。
私はなにも悪くないんですぅ~。
悪いのはあの人なんですぅ~。」

と言っている人のことですよね。

もちろん、いろんな状況がありますから、
一概には言えませんが、

本当に、なにも悪くないんでしょうか?
もしかすると、なにか自分にも原因があるかもしれませんよね。

そう考えられる人は
成長します。

そして、成長する人は
幸せな人生を送ります。

もうすぐ92歳になる
小河さんはそこまで考えているんですよね。

Mランドに行ったウエジョビ生が
「小河会長に会いましたぁ~!」って
嬉しそうにかえってきてくれました。

「なんか、オーラが違いましたぁ~!」って
言っていました。

18・9歳で小河さんに会えた
学生たちは幸せだと思います。

今日、このあと

宇宙飛行士の油井亀美也さんの
(私の高校の同級生です)
激励壮行会が川上村であるんです。



5月末に宇宙に飛び立つ前に、
日本に帰ってくるのはこれが最後らしいです。

今朝の信濃毎日新聞にも載っていましたね。
テレビにも最近、やたらと出ているようですね。

その油井の壮行会です!
もちろん、私も行ってきます!
5年ぶりに会います!

楽しみです!


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