やってみないとわからないことがある。ホントに。

比田井美恵

2015年08月15日 12:43

8/7に配信された比田井通信(ヒダカズ非公式メルマガ)より
お届けします!

こんにちは!
暑い日が続きますね。
熱中症お気を付けくださいね。

でも、夏が暑いのはいいことです。
なにがいいか・・・。


スイカが美味しいです・・・(笑)



さて・・・・、

行ってきましたよ!
■■■男のロマンの旅2015■■■
青森→鹿児島中央 青春18きっぷの旅

すでに私のフェイスブックで、
だいたいの様子を観てくださっていた方も
いるとは思いますが、

ヒダツー読者の皆様に改めて
ご報告させて頂きます。

まず、美恵先生がアップしてくれた、
コチラのブログをご覧ください↓
これを観てからイメージを膨らませて
今日のヒダツーを読んでみてください。

●男のロマンの青春18きっぷ 青森から鹿児島まで1


●男のロマンの青春18きっぷ 青森から鹿児島まで2


●男のロマンの青春18きっぷ 青森から鹿児島まで3


いかがでしょうか?
だいたい、雰囲気は伝わったと思いますが、

今日はフェイスブックにも
ブログにも載っていいないことをお伝えしますね。


さて、前回のメルマガで、

「やってみないとわからないことがある」

と書きましたが、

まさにその通りでした。


正直、言いますと・・・、

行く前はですよ、
「行ってみないとわからないことがある!」
なんて、カッコつけて言っていましたが、

毎日、10時間ですよ。
毎日、鈍行電車に10時間乗るんです。

新幹線ならまだシートの座り心地もいいですし、
リクライニングしますし・・・

でも、普通列車ですからね。

もう、絶対に1日で飽きる・・・・と思っていたんです。


ところがですね、
飽きないんですよ!

意外にも飽きないんです。


今回、良かったのはですね。

せっかく、そんな旅をするわけですから、

寛太に、
「夏休みの自由研究のネタはこの旅にしたら?」
と提案をしまして、

「じゃぁ、電車が止まった駅の看板の写真を撮ってこよう!」
ということになりまして、

こんな感じで↓写真を撮ってきたんです。



これがですね、
予想以上に大変でして・・・

鈍行ですから、3分から5分の間に、
電車は止まるんですね。

ちなみに、初日の
青森から新潟間の駅の数は
114駅です。

さらに、翌日の
新潟・京都間は131駅ですよ。

これを、電車が止まるたびに
写真に撮るんです。

それもですね、
電車が動いているときというのは
中々うまく撮れないんですね。

枠にうまく入らないんです。

ですから、
基本は止まっているときに撮るんですが、

座っている席から
ちょうどいい感じで
看板が見えるときはいいのですが、

ほとんどは、席を離れて
看板がよく見えるところに
移動して撮らないとうまく撮れないんですよ。

最初はいいんですよ。
電車もすいていますし、
テンションも上がっていますから、
私も一緒に寛太と撮っていました。

(寛太用と私用のカメラを持って行きました)

ところが、
ちょっとボォ~っとしていると
3分、5分なんてあっと言う間なんですね。

本なんて読んでいたら、
気づかないうちに
駅に着いて、
すぐに動き出してしまうんです。

お昼寝なんてもってのほかです。

飽きるどころか、
忙しいのなんのって・・・。

ということで、
私はすぐに飽きてしまいまして、

「寛太の自由研究なんだから、
寛太が撮りなさい・・・」
ということになりまして、

私は本を読みながら、
景色を観ながら、
ときどき、お昼寝をしながら、
電車に乗っていました。

で・・・、
寛太はどうだったかといいますと、


これがですね。

ホントよくやりました。

電車が止まるたびに、
電車の中を走り回って
駅の看板の写真を撮るんですよ。

時には・・・、

駅で買ったお弁当を
電車の中で食べていますよね。

ご飯を食べているときなんか、
私は電車が止まったことなんて
気づかないで食べているんです。

ところが、寛太は
「ちょっとこれ持ってて!」
なんて言って、

ちゃ~んと写真を撮るわけですよ。

いやぁ~、こんなに責任感を持って
行動をする寛太を初めてみました(笑)

いや、ホントに感心したんです。


そんな寛太も、時には、

「お父さん、眠くなっちゃったんだけど・・・
 ちょっと寝てもいい?」

なんて言うこともあって、
そんな時は

「じゃぁ、お父さんが撮っておいてあげるね」
なんて言って代わりに撮るのですが、

ほんの、20分ぐらいですよ。

(だいたい、20分ぐらいで起きるんです)

この20分が大変なんですよ。
時間帯によっては
結構お客さんが乗っていたりしますから、
電車の中でも
かなり目立つんですよ。

「この人、何やっているんだろう?」って。

でも、寛太の自由研究がかかっていますから、
逃すわけにはいかないですものね。

責任重大なんです。

そんな大変なミッションを
寛太は青森から鹿児島までやり続けました。


で・・・・、


どうだったかと言いますと・・・、



数駅、逃しました・・・(笑)


まだちゃんと計算はしていませんが、
500近い駅、すべてを撮るのは、
さすがの寛太にもできなかったようです。

二人のトークが盛り上がってしまい、
電車が駅に止まったことに気づかず、
動き出してから、

私:「あっ、今の駅、撮った?」

寛太:「あっ・・・・」

なんてこともありましたし、

確か、直江津駅では
乗り換え時間が数分のところ、
乗り換えホームが分かりづらくて、
急いで、次の電車に乗ったら、

寛太:「あっ、写真撮ってない・・・」

なんてこともありました。

他にも、通勤時間帯の電車では
電車の中で身動きがとれずに、
看板がうまくカメラの枠に
入らなかったこともあったり・・・、

快速列車にも数回乗ったのですが、
通過駅の写真を撮るのは至難の業で・・・、

いつ通過するか分からない駅を待ち構えていて、

私:「来るぞ!来るぞ!  いまだ!!!」

と「流し撮り」に挑戦しても、

寛太:「・・・・・・だめだった・・・・」

という具合に、
何回かに1回しかうまく撮れなかったり・・・

そんな感じでした。

それでも、
そのほとんどの駅の写真を撮り切った
寛太は立派だったと思います。

鹿児島中央駅に着いた時の
達成感は相当なものだったはずです。


最初にも言いましたが、

「やってみないとわからないことがある」

というのは、ホントにその通りだなぁ~と思いました。


あとですね・・・、

「時間をかける」ということが、
とても大きいと思うんです。


旅の最終日。

鹿児島から上田に返ってくる日。

その日は、
鹿児島中央駅から
九州新幹線で博多まで来て、
福岡空港から飛行機で松本に向かいました。

朝8時3分の新幹線に乗って、
13時にはもう松本に着いているんです。

ほんと早いですよね。

普通列車なら2日から3日かかります。

とっても便利なんですが、
そこには感動はないんです。

帰りの新幹線に乗りながら、
思ったことがあります。

「今回の旅、ホントに「ゼイタク」だったなぁ~」と。

もちろん、
グランクラスやグリーンクラスでの
電車の移動もゼイタクだと思うのですが、

「時間」という、
お金では買えないものを
おもいっきり使って
移動したこの5日間が
どれだけゼイタクだったか・・・

「時間」をかけてしか
感じられない感覚を味わうことができたんです。

これほどのゼイタクはないんじゃないかなぁ~、と
思いました。

だって、そんな旅をしたくても
できない人がいっぱいいますからね。

そう考えると、
私の留守中、学校を守ってくれている
先生たちに、ホント感謝です。

あっ、忙しい中、松本空港まで迎えに来てくれた
美恵先生にも、もちろん感謝です。


あっ、今回の旅の間で、
8月2日、私がオープンキャンパスのため、
ウエジョビに帰ってこなくてはならず、
京都→高知間を
寛太は一人で移動する。
と、お伝えしましたよね。

結局、なんの問題もなく、
ひとりで、高知に着き、
ホテルも一人でチェックインしていました。


↑ホテルでの再会を喜び合う二人

我が子ながら、中々やります。

そう言えば、今回の旅では
ヒダツー読者の佐藤さんが
山形の酒田駅で待っていてくれたり・・・


高知駅でも、
田岡さんが見送りに来て下さったり、


フェイスブックをみながら、
たくさんの方の励ましの言葉を頂いたり・・・

ホント、ありがとうございました!!!

以上で、「第5回 男のロマンの旅」の報告を
終わります!!!

(鹿児島中央駅ゴールの様子↓)


珍しくカンタも張り切って自由研究、まとめていました!



日本地図の周りに停車した駅名の写真を貼ったのですが
実際に貼ってみると500近くの駅の看板の写真…壮観ですね!
模造紙からはみ出てしまいました。



本当に良く頑張りました!(*^^*)

関連記事