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2010年07月28日

114 与えられたこの命を誰かのために使いたい

今日は、7/26(月)に配信された、比田井通信最新号からです。

----------

さて、前回の松井さんのお話のつづきです。

6年前の事故で左足を失った松井さんですが、
そのとき、たくさんのことを学んだとおっしゃっていました。

野口嘉則さんの「鏡の法則」に、

「人生で起きる問題は、
 なにか大切なことを気づかせてくれるために起きる。
 だから、自分に解決できない問題は起きない」

という
幸せな人生を送るための
最高のメッセージがありましたよね。
松井さんはまさにそれを実践されています。

それまでの松井さんは、
仕事のできない人をみると、

「できないんだったら、
 できるようになればいいじゃないか。
 努力がたりないんだ!」

と思っていたそうです。

髪の毛を金髪にして、

「これが俺のやり方だ!
 売り上げを上げたら、
 文句ないだろ!」

ぐらいに思っていたそうです。

実際、営業成績はトップだったそうです。
でも、そのトップの売り上げを守るために、
手を抜けないですよね。
休めないですよね。
夜も寝ずに働いたそうです。

でも、そんなのは続かないですよね。
やっぱり、ムリがありますよね。
それでも、松井さんは働くしかなかったんです。

そして、赤信号に突っ込んで、左足を失いました。

「僕は、左足を失うまで
 今までの自分の生き方が間違っていたことに
 気づかなかったんです。」とおっしゃっていました。


松井さんはホント凄いな~と思うのですが、
私だったら、

「俺はこんなに、頑張ってやってきたのに、
 なんでこんなことになるんだ!
 なんで、俺ばっかり!!!」

と思ってしまうかもしれません。

松井さんは、
「自分の今までの生き方に原因があったんじゃないか・・・・。」
って考えることができたんです。

もちろん、
そんなに簡単ではなかったと思います。
くじけそうになったことも、あったと思うんです。

でも、今は笑顔でその話を語ってくれるんです。

松井さん、カッコイイですよね。

いろんな方の支えもあって、
松井さんは1年半で社会復帰をされました。

今、松井さんは

 「与えられたこの命を、誰かのために使いたい。
 役に立ちたい!」

との思いで、キャリアカウンセラーの資格を取るために勉強中です。
そんな中、「ココロの授業」と出会ったそうです。

奥様が入院をされたので、
「クロスワードパズルでも買って行ってやろう」と思って、
本屋さんに寄ったときに、
たまたまこの本を手にしたって言っていました。

「妻が入院したおかげなんです!
 そのおかげで、比田井先生と出会えました!
 感謝です!」

と言っていました。有難いですね。

松井さん、どこまで、前向きなんでしょう。
すべての事を前向きにとらえています。

こんなお話も聞きました。

松井さんが入院していたとき、
松井さんは少しでも周りの人に元気になって欲しくて、
毎日、周りの患者さんと面白おかしい話をしていたそうです。

ときには、談話室のようなところで
みんなで盛り上がっていると、
別の病棟の患者さんがわざわざ、
「楽しそうだから、仲間に入れてもらってもいいかい?」
なんて言ってきたそうです。
そんな、入院生活を送っていたそうです。

ところが、ところが、驚いたことに、
松井さんのいた病棟の患者さんの回復が
異常に早かったそうです。

もう、治る見込みのない病気の人までが、
回復をしていったそうです。

もう、お医者さんもビックリして、
「何で?何で?」と大騒ぎになったそうです。

「心」って本当に大事ですよね。

「病は気から・・・。」ホントですよね。


松井さんが、キャリアカウンセラーをしたら、
日本一のキャリアカウンセラーになれると思います。

「ウエジョビの学生達にも話をしてほしいなぁ」、と思います。

もちろん、私の授業が終わった後、
学生達に少しお話をして頂きました。

最初、あっけにとられていた学生達も
真剣に聴いていました。

直接、松井さんのお話を聴けた学生達は
本当に幸せだったと思います。

松井さんとの出会いは、
まさに「見えないネットワーク」につながったと思える出会いでした。

松井さんはその後、
大阪での講演会にも、来てくださいました。

11月の中村文昭さんの講演会にも、
申し込みを頂いています。
岡山から、また上田まで来てくださるんです!

もし、「松井さんに会いたい!話がしたい!」という方が
いらっしゃれば、是非上田にいらして下さいね(笑)

114 与えられたこの命を誰かのために使いたい

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比田井通信は以上ですが、
私(比田井美恵)も、松井さんと一緒にお話をさせていただきました。

「松井さんが左足を失った時、
 奥さんはどんな事をおっしゃっていましたか?」

とお聞きしたら、
「やっと私のところに帰ってきたと思った」と
おっしゃったそうです。

それまで、仕事仕事の毎日で、
自分が一番になるためだけに、
ガツガツガツガツ働いて、
まったく家庭のことを考えていなかったそうです。

…奥さん、淋しかったでしょうね。

でも、この事故をきっかけに、
松井さんは、
本当に家族の事を大事に思うようになったそうです。
感謝の気持ちでいっぱいだとおっしゃっていました。

そして、周りの人のためになる仕事がしたいと
今、前向きに明るく人生を送っています。

ものすごい変化ですよね。
もちろん、この境地に至るまでには
私には想像できないような苦しみや辛さがあったことと思います。

でも、それらを乗り越えて、立ち上がった松井さん…
いろんな意味で「強さ」を感じました。
それから、ものすごく気持ちの良い、潔さというか、
覚悟のようなものを感じました。

またいろんなお話をお聞きしてみたいです。
松井さんのあり方に
勉強させてもらいました!
ありがとうございました!!


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Posted by 比田井美恵 at 20:56│Comments(3)比田井通信
この記事へのコメント
スレンダー美脚の松井です。
ご紹介頂きありがとうございます。

思わず、この人かっこいいと他人事のように読ませて頂きました。
すごくて、かっこよくて、強い人、に映ったようなのですが、
本当は、強いふりをしているだけで僕自身は、すごく弱い奴で,
しかもとても小心者です。

本当にすごくて強いのは、このかっこいい義足だったり、僕を支えてくれている人達の方なのです。

そんな松井が、強くてかっこよく映ったとしたら、おそらくそれは、家族や友人や周りの皆さんから
『足がない? だから?それで? 』とかわいそうなんて台詞なんかなく、
普通にあたりまえのように接して頂き、特別に扱わないことで、僕の自尊心を守ってくれているおかげなのだと思います。

すると、不思議なことに『足がないことは別に大した事ではないんだ』と、思えるようになるんです。
そうすると、無くなった足を気にして悩んで動けないでいる自分が,おかしく思えてきて、

自分には、まだ『立ち上がるチカラ』があるじゃないか
ということに気が付くことができ、『前進するチカラ』が沸いてきました。
そして、『社会の中へ出て行ける勇気』が持てるようになり、
おかげさまで『生きていくチカラ』を身に付けることできました。

松井が、スーパー美脚だとか言って義足の自慢話をさせて頂いているのは、

そんな話を聞いたその人が、そんな話を必要としているその人に何らかの形で伝わって、

『その人には、その人にしか味わうことの出来ないとっても素晴らしい人生があるんだ』ということに気が付いて頂けたらと願ってさせて頂いています。

この度も、『その必要としているその人』に届けば幸いです。

まだまだ、キャリアカウンセラーとしては未熟者で修行中の立場にいますが、

ご紹介頂いたことに恥じぬように、日本一の熱いキャリアカウンセラーになれるように
一歩ずつ(毎日ズッコケていますが・・・)努めて近づいてまいりたいと思います。

追伸、やっぱり、かっこよくって、すみませんでした。(^O^)/
Posted by 松井 克(まつい すぐる) at 2010年07月29日 02:35
松井さん!!

もの凄く! カッコイイ! 是非!お話をお聞かせください。

11月、上田でお会いすること、とっても楽しみです。

 申し遅れました。

私、「ココロの授業」沖縄広報部長(かってに名乗ってます(^^))

町田 宗正と申します。

 もしかすると、もっと早くにお会いできそうな気がします....

予感ですね。

 沖縄の青年や子供達に是非、熱い「あり方」、お聞かせください。

初対面ながら失礼しました。

美恵先生、和孝先生、スゴイ人たちが集まっていますね。

ありがたいです。

 まっちーでした
Posted by わたりの主 at 2010年07月29日 16:36
「ココロの授業」沖縄広報部長の
町田 宗正 さん

いつもいつもありがとうございます!
11月に、ぜひ松井さんとゆっくりお話くださいね!
私のブログでは書ききれなかった、
たくさんのことを感じてもらえれば嬉しいです!

>もしかすると、もっと早くにお会いできそうな気がします....

お2人の行動力を肌で感じている私としては、
本当にそうなりそうな気がします!
楽しみですね♪
Posted by 比田井美恵 at 2010年07月30日 12:14
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