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2009年11月14日

53 至誠31 自分の都合にあう環境になるまで努力する



4ヵ月後にバーをオープンさせることになった中村さん。
まったく経験のない中村さんは、
修行のためにホテルでバイトをします。

ところが、殺伐とした料理場で、ずっと皿洗いだけ、
しかも誰も口をきいてくれない、という状況で、
ついに中村さんは師匠に泣き言を言いました。

「あの場所はダメです。殺伐としていて、
 誰も口をきいてくれない。違うところにした方がいい…」

そんな中村さんに師匠はこう言います。

「違う。
 お前は自分に都合が悪くなると
 いつも場所を変えようとする。

 場所変えて、場所変えて、職種変えて、場所変えて・・・。
 どんなに場所を変えても
 お前の都合にあった職場なんて、
 いつになっても見つからない。

 大事なのは自分に都合の悪いその職場を、
 自分の都合に合うようになるまで努力することなんだ。

 場所を変えても、お前の都合に合う職場なんて見つからない」

って、また説教されたそうです。

師匠は、
「でもお前、その『皿洗い』、真剣にやったのか?」と聞きます。

中村さん「もちろん、ちゃんとやりましたよ。」

師匠 「じゃぁ、その『皿洗い』日本一を目指したか?」

中村さん
 「・・・一生懸命にはやりましたけど、
 『日本一』は目指してないですね・・・。」

師匠は「それが甘いね」なんて言って、
帰りに中村さんに小さな目覚まし時計を渡して、

「いいか、明日からは『日本一の皿洗い』を目指せ。
 この時計の秒針を見ながら
 稲妻のような皿洗いをしろ!」と言います。

中村さんは
「わかりました!稲妻ですね!わかりました!」
そう言って、目覚まし時計を持って帰っていきました。

さぁ、この後、中村さんがどうなったか、
感動のエンディングは次回です。

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Posted by 比田井美恵 at 19:40│Comments(0)比田井通信
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