154-人は物がなければないほど、幸せになれる

比田井美恵

2011年08月15日 11:24

今日は、8/7に配信された比田井通信よりお届けします。

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みなさん、こんにちは!
先週、
「寛太と二人で、4日間の『男のロマンの旅』に行ってきます!」
と言いましたよね。

行ってきましたよ~!
いろ~んな意味で、とにかく、良かったです!!!

まず、親子の絆が深まりました!
そりゃ、4日間、24時間。
ずぅ~っと、一緒にいましたからね。

寛太が生まれて7年間、こんなに長い時間、
2人で一緒にいたのは初めてでした。

しかも、比田井家は共働きで、
寛太は生まれて7カ月で保育園通いになり、

朝8時から夜7時まで保育園に預けられ、
6年3カ月保育園に通っていました。

その間、土日も仕事が多く、
なかなか一緒にいる時間も取れずに、
あっという間に7年間が過ぎてしまいました。

寛太が男の子ということもあり、
「いつか、男同士の旅がしたい!」と思っていました。

ただ、考えてみれば、
中学生になれば部活だのなんだの、
「お父さんより、友達と一緒の方がいい」だのと言いだすことを考えたら、
小学校時代しかチャンスがないことに気がつきました。

そして、「男同士の旅」と言ったら、やっぱり「夏」です!
つまり、小学校6年間の夏休みしかチャンスがないということなんです!
たった6回しかチャンスがないということに数年前に気がつきまして、
たった6回ですからね!

後で、
「あの時、無理をしてでも
 休みをとって寛太と旅をしておけばよかった・・・」
なんて後悔をしても遅いわけですから。

そして、半年前に
「8月1日~8月4日は講演を入れないでくださいm(__)m」と
講演の窓口の高見澤先生にお願いをして、
「男のロマンの旅」が実現したわけです。

今回は3泊ともキャンプ場でのテント生活でしたから、



普段、自宅では一切やらない料理を私が作りました。
キャンプ用の鍋でご飯も炊きました。
(15年ぶりです。)

たいした料理もできませんが、
(野菜炒め、ラーメン、焼肉、納豆、ご飯。こんな感じです)

これが不思議なんですよね。

「ご飯」だって、
大学時代はテント生活で日本一周なんかしましたので、
毎日キャンプ用の鍋でご飯を炊いていました。

もう、感覚で炊けますから、うまいものなんです。
(だったんです・・・)

ところが、15年ぶりなので、なかなかうまくいかないんです。
水が多かったり、少なかったり、芯が残っていたり・・・。

ところが、ところがですよ、
これが美味しいんですよ!

寛太がパクパク食べるんです。

私も、パクパク食べちゃいました。


不思議ですよね。
どう考えたって、
電子ジャーで炊いたご飯の方が美味しいんですよ。

なのに、普段はおかずに文句を言ったり、
感謝の心を忘れたりしますよね。

ところが、ご飯炊いて、おかずを作るのにも、
ガスバーナーひとつしかありませんからね。
段取りが大変なんです。

ふだん家にいれば、
美恵先生がご飯を作ってくれて「ご飯だよ~」って言ってくれますが、
私と寛太しかいませんから、自分たちでやるしかないですよね。

調味料も「味塩コショウ」しかありませんから、
作れる料理なんて限られます。
大変な上に、時間もかかって、たいした料理は作れません。

なのに、美味しいんです!
幸せを感じることができるんです!
不思議です。


私、気がつきました。

「人は、便利になればなるほど、不満をいい、
 不便になればなるほど、幸せを感じることができる」

ということに!

別の言い方をすれば

「人は、物があればあるほど、不満を感じ、
 物がなければないほど、感謝の心を感じて幸せになれる」

ということでしょうか。

「なるほど~」と思いまして、
寛太に言ったんです。

「なぁ、寛太。いいかよく聞けよ。人はな・・・・」

すると、寛太、
「よくわかんない・・・」と一言。
(まだ、早かったみたいです)

そりゃそうです。私が42歳で気づいたことですから7歳で、

「確かにそうだね! おとうさん! ぼくも質素な生活をする!」
なんて言ったら末恐ろしいですよね(笑)

ですから、たまには
キャンプで不自由な生活をするっていうのはいいと思います。


3日目の夜なんて、
晩御飯を作っていたら雨が降ってきて、
急遽、屋根のある炊事場に場所を移してそこで、
寛太と二人で暗い中ご飯を食べたんです。

自然って、自分の思うようにはいかないですよね。
でも、その思うようにはいかない状況の中で、
自分にできる精一杯のことをするしかないないですよね。

でも、その精一杯のことをした時に、
たとえ雨は止まなくても、「幸せ」を感じることはできるんですよね。

人生も同じですよね。
自然の中にいると、そんなことが学べます。

それから、今回の旅の中で、一番贅沢だった時間があります。

3日目と4日目の朝食後。

木陰でアウトドア用のベッドに横になりながら、
マイナスイオンをいっぱい浴びて、
青空と白い雲を見ながら読書を楽しんだことです。

もちろん、気がつけばお昼寝です。


慌ただしい毎日を送っている私にとって、
こんなに癒されて、贅沢な時間は何年ぶりだったでしょう。

もう、最高でした。
もう、やめられません。

6回しかチャンスのない、
「男のロマンの旅」、もう残り5回です。
もちろん、来年も行きます!

あっ、ひとつ、今回のロマンの旅で、寛太のテーマがひとつありました。
(というより、私が勝手にきめました)

それは、
「嫌なことは、先にする」
です。

寛太にとって、「嫌なこと・・・」

それは、「宿題」です。

夏休みに入って、ほとんど宿題をやっていなかった寛太でしたので、
今回、「ロマンの旅」と言えども、ちゃ~んと宿題を持って行きました。

毎朝、私が朝食を作っている時に「宿題」をやるのを「約束」にしました・

「嫌なことは、先にする」
これを合言葉に。

イヤイヤながらも、その約束は守った寛太でしたが、

不思議ですねぇ。
嫌なことをやる前は、ふてくされている寛太も、
その日の宿題が終わると、晴れ晴れした顔になっているんですね。


心がス~っとするんですね。
表情が変わるんですね。


その心の変化を感じてほしくて、そんなテーマにしました。
さて、来年はどんなテーマにしようか、今から考えています。

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ヒダカズが読んでいた本はこちら。
「読書のすすめ」の清水克衛さんに勧められて読んでいるそうです。
「ヤッさん」原宏一著、双葉社


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9月10日のスーパーコラボ企画の広報が
いよいよ始まりました!

長野放送、長野朝日放送ではテレビCMが始まっています。

8/19(金)のAM10:10から、ABNの「情報パラダイス」という番組で、
イベントのお知らせをさせていただいています。
昨日、その番組の収録がありまして、平沢幸子アナと絡んでいます。
もしよければご覧下さい!

でっかいポスターも300枚印刷するって言っていました。
チラシも数千枚印刷するんでしょうね。

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ありがとうございます!m(__)m

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 9/10(土)我武者羅應援團、木下晴弘、ヒダカズのイベント!

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