3 鏡の法則3

比田井美恵

2009年09月25日 21:00



それでは、鏡の法則スペシャル(その2)です。
ちょっと話はかわりますが、
「鏡の法則」の20ページにこんなことが書いてあります。

「心の世界はつながっている」

「まだ、息子の問題が解決したとは思えません」
 とA子さんがB氏に言ったときにB氏が言った言葉です。

「心の世界はつながっていますから、
 息子さんの問題も大きく解決に向けて進んでいるかも知れませんよ」

なんて言っていますよね。
結局、A子さんの子どもに対する不満は、
自分の親が感じていた気持ちだったんですね。

それをA子さんに伝えるために、
息子さんに問題が起こったのです。
もちろん本人には自覚はありません。

ところで、みなさん「シンクロニシティー」
って聞いたことあります?

多分、ほとんどの人が耳にした事のある言葉だと思います。
日本語にすると、「共時性」とか「意味のある偶然の一致」
なんて言われますよね。

でも、私は偶然ではなくて

 「必然の一致」 だと思っています。

例えば、「あの友達に電話しよう」と思っていたら、
逆にその友達から電話がかかってきたり、

友達の噂話をしていたら、突然その友達が現れたり、
忘れ物を取りに帰ったら乗るはずだった電車が
事故で大変なことになったり・・・。

あとは、あのハリーポッターを書いた原作者も
何日も何日もストーリーを考えていたときに、
「夢」にあの物語がでてきて思いついたらしいです。

この世の中には偶然ではすまされない出来事が
たっくさんありますよね。

でも、そういった出来事こそ

 「シンクロニシティー」 で説明がつくんです。


その、「シンクロニシティー」を発見した
ユング博士という人はこう言っています。

 「すべての人の心はその奥底で
 『集合的無意識』につながっている」

ちょっと、難しい言葉ですね。
簡単に言うと、この世界中の人の心は
無意識ではあるけれどつながっているってことです。

ですから、「あの人に電話かけよう」と思うその心が
相手の心につながって、
その相手は逆に電話をかけてきたりします。

もちろん、お互い意識はありません。

また、アメリカの超有名な経営者で、
ロバート・シャインフェルド氏と言う人がいるのですが、
この人に

 「成功の要因は?」という質問をすると

 「見えないネットワークにつながることだ」

な~んて言うんです。
まさしく、この「見えないネットワーク」こそが、
「潜在的無意識」なんです。

そして、こんなふうにいう人もいます。
「人は自分と同種のものを引き寄せる・・・」

つまり、良い考えの人のところには
「見えないネットワーク」を通じて

「良い情報」
「良い出会い」
「良い人」が集まってきます。

悪い考えの人のところには
「悪い情報」
「悪い出会い」
「悪い人」が集まるんですね。

だから自分自身の人間性を高めるという事が
「幸せな人生」を送るためにはとっても大事なんです。

でもね、これホントなんです。
ここ数年間で私はコレをほんとに実感しています。

この話を聞いて、「へ~」と思う人もいるでしょうし、
「そんなことあるわけないでしょ」と思う人もいると思います。

次回はこの「心の見えないネットワーク」を科学的に証明した、
大掛かりな実験のお話をします。期待してください。

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