2 鏡の法則2
それでは、鏡の法則スペシャルです。
あの本を読んだ皆さんはA子さんの一日の変わり様にびっくりしたと思います。
それまでは子供にお父さんのことを
「デリカシーがない」とか
「勉強しないとお父さんのような仕事しかできなくなっちゃうわよ」
なんてひどい事を言っていましたよね。
でも、その日の夜には
「お母さんが間違っていたのよ。
お父さんは優しくて、男らしくて、たくましくて、男の中の男よ」
なんて、心から言えているんです。
さらには、
「お父さんの仕事は立派な仕事。世の中の役に立っているのよ。
それにお父さんが働いてくれているおかげで、
こうやってご飯食べたりできるんだからね。
お父さんの仕事に感謝しようね。」
と、これまた心からそう言えるようになったんですね。
みなさんはどちらのA子さんに魅力を感じますか?
もちろん、後者ですよね。
実は、それまでのA子さんは
ホントにひどい事を言っています。
特に、
「勉強しないとお父さんのような仕事しかできなくなっちゃうわよ」
の発言です。
これはホントにひどいです。
ひどいと言うのは、
「こんな事を言われた、お父さんがかわいそう」
とかそういうことを言っているんではありません。
実はその子供の将来にとってどれだけ悪い影響を与えているか
と言うことなんです。みなさん、お気づきですか?
その子のお父さんのことを否定するということは、
その子のルーツを否定しているのと同じことです。
だって、その子の半分はお父さんがルーツですものね。
子供のルーツを否定するということは、
その子の存在を否定しているのと同じことなんです。
でも、A子さんはこんな大変なことに気が付いていません。
存在を否定された子供が、
自分に自信をもって生きていけるでしょうか?
男子のみなさん。
みなさんが大人になって結婚相手を見つけるときに、
間違ってもこんなことを平気で言ってしまうような人
と結婚をしてはいけません。
逆に女子のみなさん、
間違ってもこんなことを言ってはいけません。
子供が不幸になります。
子供が不幸になって、一番不幸なのはみなさん自身です。
「言葉」って大事ですよね。
ちょっと、話がそれましたね。
でも、A子さんは偉かったです。
一日で大きく変わりました。
スゴイ魅力的な女性になりました。
惚れそうです。(笑)
多分これから幸せな人生を歩んでいくんでしょうね。
さらに、A子さんは、
私にとって息子がいじめられていることが最大の問題で
「どうして、お母さんに話してくれないの?」
と息子を責めていましたが、
「長年、父を許していなかったことの方が
よほど大きな問題だった。
息子の問題のおかげで、父と和解できたと思うと
息子の問題があって良かったとさえ思えます。」
なんて言えているんですね。スゴイですね。
コレなんですよ。コレ。
結局、自分の受け取り方ひとつなんです。
自分が変わったら、周りの世界がどんどん変わっていくんですね。
この本が一番言いたいことは、
「人生で起こる、どんな問題も
なにか大切なことを気付かせてくれるために起こる。
だから、自分に解決のできない問題は起こらない。」
だと思います。
でも、そう思っていたらたとえ嫌な問題が起きても
「ありがとう」って思えますよね。コレだけでも幸せですよね。
今日はこの辺で終りますが、
「鏡の法則スペシャル」はまだまだ続きます。では次回・・・。
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