ヒダカズ講演会inケアンズ2

比田井美恵

2012年01月16日 23:17

オーストラリアケアンズでのヒダカズ講演会
レポートの続きです。

第一部「お母さんのためのココロの授業」では、
1時間半の予定のところ、30分オーバーの2時間で終了しました。

第二部「ココロの授業デラックス版」は、
もともと3時間の講演予定ですので、
きっちり時間内に終わったとしても、
合計5時間ということになります。

…私なら、そんなに長時間話すなんて考えられないのですが、
ヒダカズは本当に話をするのが好きなんですね~。

すでに2時間も話し続けたというのに、
まったく疲れを見せる様子もなく、むしろワクワク感いっぱいで
第二部の準備に取り掛かっています。

…が、息をつく暇もなく、第二部の方々が続々と受付にやってきました。


去年もこの会場でお会いした方々のお顔がたくさん見えます。
ありがたいですね~!

中には、
「第1部を妻が聴いて、ぜひ第1部に行くように言われて来たんです」
なんて方や、
「第1部が良かったから、夜も何とか子供を預けて来ちゃいました」
なんて方もいらっしゃいました。

いよいよ始まりました!


まずは、ココロの授業の本たちが、オーストラリア内に
たくさん散らばっている、というお話から…。


そうなんです。
昨年、この講演会を開催するに当たって、
主催者のJack福嶋さんが、
「講演会に来てもらうためには、
 ココロの授業を読んでもらうのが一番!」
ということで、
「Pay it foward 大作戦」を展開したんですよね。
ペイフォワード大作戦in豪州

ココロの授業の本をまず知り合いの日本人に渡します。
「読み終わったら、別の日本人に渡してね」と伝えて。

本の後ろには、
講演会の案内が載っていて、
だから、本を読んでいいと思えば、
きっと講演会に来てくれるだろう…という
ロマンあふれる素晴らしい企画だったんですね!


昨年、オーストラリア中を旅した「ココロの授業」は
なんと100冊!

福嶋さんの思いに感動した私たちに加えて、
たまたま話を聞いた木下晴弘さん(ヒダカズ人生の師匠の一人)が
50冊もの本を寄付してくださったのです!

あぁ~…今思い返しても、
本当に素晴らしい企画ですよね。。。
「ココロの授業」の本が、未だにオーストラリアを旅しながら
現地で頑張る日本人に勇気を与えていると思うと
感無量です。

そして、ヒダカズがどうしても話したかった
我武者羅應援團の話。
…と言うか、ヒダカズの講演では、
最近必ず我武者羅應援團のお話はさせていただいているのですが、
今回は特に、どうしても伝えたいことがあったのです。


…と言うのも…

ケアンズに向けて出発前の12/30、ネットでニュースを観ていて
たまたまこんな記事を発見してしまったからなんです!
紅白歌合戦のリハーサルの記事です。

ザ・テレビジョンニュース
本番では大勢の応援団と共に「それでも信じてる」を熱唱するファンモン


あのFunky monky babys の後ろに、
学ランにオールバック、オレンジの腕章をつけた応援団が
映っているじゃありませんか!!

もう、2人で狂喜乱舞です!
私達の(?)我武者羅應援團が、もしも紅白に出るなんてことになったら
こんなに嬉しいことはありません!

Facebookで、我武者羅應援團ファンの方が、
日刊スポーツでこんな記事を観た!と教えてくださったので、
早速、ちょっと買うのが恥ずかしい(?)スポーツ新聞まで買ってみました。


でも、記事にはどこにも「我武者羅應援團」という言葉は出てきていません。
もちろん、「彼らに違いない!」と思いながらも、
今か今かと、放送を楽しみにしていました。

…ところが、私達のケアンズ行きの便は12/31の20:10発。
紅白歌合戦が始まって40分ほどで搭乗しなければなりません。

しかも、ファンモンの出番を確認すると、
AKB、まるもりと来て、きっと20時頃…?

これは、空港で運良くテレビが観れたとしても、
ファンモンの出番に間に合うかどうか、かなり厳しいところです。

…そして12/31。
私達は、19:00頃には成田空港でチェックインをすませ、
出発ゲートの前で搭乗アナウンスを待っていました。

ゲート前には、大きなテレビがあります。
「年末は、日本国民は紅白でしょう~!」
…と思いながらテレビ前を陣取ると、
ちょうどNHK BSが映っていました。

「もうすぐ紅白歌合戦が始まります!」というアナウンスと共に、
一瞬映ったのは、ファンモンが歌うシーン!
後ろには、まさに武藤さんたちがいます!

「やっぱり!!!」と大興奮の私達!

番組が始まるのはいつかいつかと待っていたのですが…
BSが流れたあとは、なぜか
「成田空港ご利用の注意」とか、
「世界各地の天気予報」などの映像が繰り返し流れています…。

紅白が始まる19:15になっても、
画面は「世界の天気…」。

もう待ちきれずに、近くにいた空港のスタッフに聞いてみたところ、
「あのテレビは、ランダムにいろんなチャンネルや
 空港からのお知らせを流しているので、
 私達でチャンネルを変えたりできないんです」とのこと。

…がっかりしながら、携帯電話でテレビを見ようとしたところ、
なぜかNHKだけはうまく受信できません。(涙!)

やむなく、空港のテレビに心の中で
「お願い! 紅白!! 日本人の年末は紅白でしょ!」…と、
お願いしてみましたが、それもむなしく…。

そうしているうちに、時間は刻々と過ぎ、
もう20:00過ぎ。

あきらめて、飛行機に乗ろうとしながら、
ヒダカズが最後のメールチェックをしたところ!

…比田井通信読者から、たくさんメールが来ていたのです!!

「今、家族で紅白を見てるんですが、
 がむしゃら応援団が出ていたので、
 嬉しくて思わずメールをしてしまいました スゴいですね」

「紅白歌合戦のファンキーモンキーベイビーズのバックで、
 我武者羅鷹援団が出てて感動しました!!
 武藤さんがかっこよすぎてやばかったです」

なんて感じで…。

もう、「うぉぉぉぉ~っ! 観たいぃぃ~!」ですよ!

我武者羅が出たことは嬉しいし、
でも観られなくて悔しいし…という複雑な思いで飛行機に乗ったのです。

…ところが、ケアンズに着いて、そんな話をしたところ、
なんと! NHKは、海外向けにも放送があって、
ジャックさんの知り合いで、
紅白を録画している人がいたんです!

もう感動でした!!(感涙!)

そんな思いもあって、
ヒダカズもケアンズのみなさんに、
我武者羅應援團が紅白に出たってお伝えしたかったんですね。

私も、後ろでヒダカズの話を聴いていたのですが、
「我武者羅應援團のみなさんが、紅白に出たんですよ!」
…と、話をした後…
珍しくヒダカズが言葉に詰まっています。

どうしたかと思ってみると、
どうやら涙ぐんでいるようなんですね。

なんだか私もじわーっと来てしまいました。

ヒダカズは本当に我武者羅應援團のみなさんのことが大好きで、
一人でも多くの人に我武者羅應援團の思いを伝えたい、
一人でも多くの人に、我武者羅應援團の応援を届けたい、
という思いでずっと活動をしてきていました。

その彼らがあの紅白に出たんですから…
まさに、自分の息子や親友が晴れ舞台に立ったような
気持ちだったんでしょう。
嬉しくて嬉しくて仕方なかったんでしょう。

…と、我武者羅應援團のお話や
秘蔵映像の上映など…時間はあっと言う間に過ぎていきます。


そして、ふと気づけば講演開始からすでに2時間半。
もう、夜の8時半をまわっています。

ここで、ヒダカズが
「きっと、みなさんも長時間でお疲れでしょうから…」と来たので、

「おっ、珍しく、予定(3時間)より早めに終わらせるのかな?」
…と思ったところ、

「…10分間の休憩を入れます」

「…えっ!ここで休憩して、残り20分??」

…と思ったのですが…

10分間の休憩を挟んで…
ヒダカズの話は止まりません!
途中、「お時間も遅いので、ご自由に退席していただいてかまいません」と
お伝えしたのですが…

そんなアナウンスを聞いても、
途中で帰られた方はわずかに数名…。

100名以上の方が、熱心にヒダカズの話に耳を傾けてくださいました。

そして、講演が終わったのは、
なんと!
なんと!!!


夜11:00過ぎ!!!


なんと!
なんと!!!!!

夜6:00から11:00過ぎまで、計5時間も話したんです!
まぁ~! この人ったらぁ~!!!

第一部とあわせると、計7時間のロングトークです。^_^;

実は、昨年のケアンズ講演会で、
2時間の予定を4時間話し、
ロング記録だったのですが、

ここへ来て一気に1日7時間と新記録更新です!

…一応、ヒダカズの名誉のためにもお伝えしておきますが、
昨年の事も踏まえ、「何時に終わるかお楽しみ!」という
雰囲気を福嶋さんが作っておいてくださり…
会場も夜12:00まで抑えておいて下さったので、
こんなことができたんですね。

おまけに、ケアンズの文化としては、
時間に関してものすごくおおらかなんです。

それに加えて、
日本人による、日本人対象の講演会なんて、
ヒダカズのこの講演会以外はないようで…

「この次は、いつこんな講演会を聴くことができるかわからない!」
という気持ちもあったようです。

そんなわけで、
超ロング講演会も盛況に終わりました。

私が聴いていても、涙する場面が何度もありました。
我武者羅應援團のみなさんのお話や秘蔵映像に加えて、
「ケアンズだからこそできる話」もあったりして、
涙涙でした。

深夜12:00、心地よい疲労と満足感を胸に、
会場を後にした私達でした。^^

続きます。

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