昨日は、1年の中で一番いい日でした。
卒業式だったのです。
そしてまた今年の答辞に…参りました。
ウエジョビの答辞は、
「見本やお決まりの文章をもとに先生が考えたものを読む」
というものではありません。
答辞に選ばれた学生が
自分で考え、自分の気持ちを読んでくれるのです。
私も毎年、卒業式当日まで、どんなことを話してくれるのか
まったく知りません。
いつも、今年はどんな答辞なのかと
とても楽しみにしているのです。
そして、今年の答辞は
インテリア住環境コースの宮坂貴明君でした。
彼は、今年の卒研グランプリで、
最優秀賞を取った学生です。
ウエジョビでは、卒業年次に全員が卒業研究を行います。
各コースでの発表会の中から、
最優秀のものが、卒研グランプリ出場権を得ます。
そして、卒研グランプリでは
文字通り、今年の卒研の最優秀のものを決めるのです。
卒業生260名の中の最高峰です。
宮坂君は、クラスメートと一緒に、
毎日遅くまで卒業研究に取り組んでいました。
「ホントにみんなの頑張りはすごい!!!」と思ってみていたのですが、
卒研グランプリの発表は本当にすばらしいものでした。
深い感動を覚えました。
その宮坂君が答辞をしてくれたのです。
…感動しました。
もう少しで、涙が落ちてしまうところでした。
答辞の動画、ウエジョビのホームページで観ることができます。
↓左上の方の、平成22年度卒業式のボタンをクリックしてください。
ウエジョビホームページ
…本当は、動画を観てもらうのが一番いいのですが、
携帯電話からアクセスしてくださっている読者のために、
一部、文章を掲載します。
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…私は今まで、自分ひとりで生きているような気持ちで
ここまで歩んできました。
一人で何でもできるような気持ちでいましたが、
卒業研究では、今までにないくらいに
自分の限界を感じ、あきらめそうになりました。
しかし、ライバルでありながらも
時には教えあい、励ましあってきた仲間たちのおかげで
ここまで頑張ることができました…
…私は学校生活を送る中で
かけがえのない、大切なものを得ることができました。
それは、感謝の心です。
今までは、感謝されることを当たり前のように感じながら
自分が誰かに感謝する、ということを忘れていました。
些細なことにも感謝の心を持つことが
自分の本当の幸せにつながるということを
先生方の本気の授業から教えていただきました。
人は、一人では生きていけない…
当たり前のことがはじめてわかりました。
私は、誰かに支えられているからこそ、
力を発揮し強く生きている…
…そう感じずにはいられない日々でした。
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宮坂君が、いろんなことを思い出しながら、自分の言葉で…
そして、多分、こみあげてくるものを押さえながら、
噛み締めながら話してくれるのを間近で見ていて…感動でした。
彼の思いは、会場の空気までも変えてしまうかのような
力を持っていました。
…ウエジョビに入って、卒業するまでに
表情や目の輝きがガラッと変わる学生がたくさんいるのですが、
宮坂君もその一人でした。
私は、直接宮坂君と話したことはあまりありませんが、
とにかく「目が変わったなぁ…」と思っていた中の一人だったので、
彼が語った言葉が、なんとなく、ではありますが、
わかるような気がして、それもあって感動してしまったのです。
…すばらしい答辞でした。
職員もずいぶん泣かされたようです。
さて、午後は場所を高砂殿に変えて、
卒業パーティーです。
卒業生260名は、ウエジョビ史上2番目の大人数です。
そこに職員も加わって約300名での卒業パーティー…
これまた盛り上がりました。
そしてまた感動しました。
号泣している職員や学生がたくさんいました。
もう、みんなボロボロでしたよ~…。
特に…20歳前後の男子学生が号泣している姿を見ると…
だめですねぇ~…昨日は、みんなで涙腺が緩みっぱなしでてした。
でも、泣くって気持ちいいですね。
特にこんな晴れの日の涙…清々しいです。
最後はお決まりの「学生全員と握手」。
またしても、いろんな思いがこみ上げてきます。
今日は、本当にいい日でした。
ウエジョビの先生や学生たちは本当に最高です!^^
■ 一般参加可能なヒダカズの講演会情報 ■■
■3/15(火) 埼玉県さいたま市13:00~15:00/特別養護老人ホーム扇の森/入場無料/社会福祉法人永寿荘 048-625-5000(安藤)
【おススメイベント情報】
■3/20(日)17:30~19:30/東京高円寺・HIGH/我武者羅應援團第7回大演舞会/3000円
■4/7(木) 11:00~12:45/上田市民会館/佐藤芳直氏講演会「素晴らしく楽しい人生を送るコツ」/入場無料/上田情報ビジネス専門学校 0268-22-0255
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