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2009年10月15日

23 至誠2 志を立てて、以って万物の源となす




奇跡の学校、「松下村塾」のお話のつづきです。
吉田松陰はいったい、塾生達になにを教えたんでしょうか?

もちろん、いろんな事を教えたと思うのですが、その根底には
「お前は何の為に生まれてきたのか」とか
「お前の生まれてきた役割とはなにか」ということを教えたと
いうよりは、気づかせてあげたらしいのです。

また、吉田松陰の有名な言葉で「志を立てて、以って万物の源
となす」なんていう言葉があります。つまり「まずは志を立て
なさい。そこから全てが始まる」ということをいつも言ってい
たそうです。

さてさて、これを聞いた皆さんはどう思いますか?
「そんなことを言われても、『役割』とか『志』なんてわかん
ないよ~」と思いませんか?

そうなんです。当時も門下生の中に入江杉蔵と言う塾生がいた
そうなんですが、その塾生は吉田松陰にこう聞きます。

「松陰先生、『役割』とか『志』なんて言われても私にはわか
りません。どうしたら、『役割』とか『志』がわかるようにな
るのですか?」

それに対して吉田松陰はこう言います。
「至誠を貫きなさい。そうすればいつか、『役割』とか『志』
がわかるようになる」

「至誠」とは誠(まこと)に至(いた)ると書きますが、意味
はこんな意味です。
「普段やらなくてはいけないことを徹底的に誠意を持ってやる
」と言う事です。

当時でいえば、朝起きて布団の上げ下げ、玄関の掃除、鳥の餌
くれ、なんて事を誠意をもって精一杯やりなさい。そういった
ことを続けていく中で、自分の「役割」とか「志」が見えてく
ると吉田松陰は言ったそうです。

私はこの話を最初に聞いたとき、「そんなことで『役割』とか
『志』とか見えてくるのかなぁ」と半信半疑でした。

でも、今は「至誠を貫くことで、『役割』や『志』にいつか気
づけると確信をしています」

その辺の話を次回します。


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Posted by 比田井美恵 at 19:23│Comments(4)比田井通信
この記事へのコメント
はじめまして、こんにちは長野市里島という場所で美容師をしている内川弘二と申します。
長野ブログ足あとからやってまいりました。
こころ授業は昨年読ましていただき最近でも近くの本屋さんの目立つ場所に並び続けていることにやっぱり内容がいい語られている言葉一つ一つがいい今の時代にほんとに必要な授業だと思っています。
今は、小さな美容室多くのお客様との接客の場にこの本も活躍しております
とりとめのない内容となってしまいましたが
こころの授業
ビジネス専門学校の授業もうけてみたい気持ちになりました。
Posted by ism.satojimaism.satojima at 2009年10月16日 12:41
比田井和孝先生、比田井美恵先生、はじめまして。

先生の著書を拝読し、メルマガも拝読し、こちらにたどり着きました。
すばらしい書籍をありがとうございます。私自身も学習塾を経営しており、子どもたちには「心」の重要性を伝えるべく日々取り組んでおります。そうした中、先生の「心、心構え、生きる」というところに焦点を当てた書籍に出会えたことに感謝しております。

この記事の「至誠」という言葉は、書籍の中でも非常に好きな箇所です。その影響もあり、最近、萩市にあります松下村塾を訪れました。というのも私は山口県在住でありまして。曇り空の下、静かなその空気に触れてきました。

人として大切なこと、それを伝えてきていらっしゃる先生に頭が下がる思いです。今後のご活躍をお祈りしております。
私自身も書籍を出させてもらっており、共通する部分も多くあります。自身の励みになります。ちなみに、「鏡の法則」はお気に入りの一冊であり、私の著書は同じ出版社さんから出させてもらっています。ありがたいことです。

長々と失礼致しました。m(__)m。時節柄どうぞご自愛ください。
感謝を込めて・・・。
Posted by Mr.Honda(本田篤嗣) at 2009年10月16日 19:46
内川弘二様

コメントありがとうございます!
本を読んでくださったばかりでなく、
美容院でも置いてくださっているとのこと!
感激です! ありがとうございます!!

「授業を受けてみたい」なんて嬉しいです!
あちこちで呼ばれて講演会も行っていますので、
またご都合があえば、ぜひ来てくださいね!

ありがとうございました!
Posted by 比田井美恵 at 2009年10月18日 13:21
Mr.Honda さん

ありがとうございます!
本を読んでくださって、メルマガを読み、そしてこちらまで来てくださったんですね!嬉しいです!

「至誠」…私も、大好きな言葉です。
…が、自分が至誠を尽くしているか、と考えると
本当にお恥ずかしい限りです。
少しずつ、少しずつでも至誠を尽くせるよう、
何かにつけて「至誠、至誠」と心の中でつぶやきつつ、頑張りたいと思います。

そして、本田さんは、学習塾を経営されているんですね。
同じ「先生」という立場の方に共感してもらえたのは
ものすごく嬉しいです!!

お互い、子ども達の将来のために…幸せのために
頑張りましょうね!

これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。
Posted by 比田井美恵 at 2009年10月18日 13:26
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