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2021年01月11日

第一志望の大学、AO入試と推薦入試、両方不合格でした…。

2020.12.25に配信された比田井通信(比田井和孝メルマガ)より
お届けします!

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比田井通信−私は幸せです!−第689号
(2020.12.25発行)

さて、さて、
本日のヒダツーは・・・

ある講演会で出会った
高校生Y君の話です。

第一志望の大学、AO入試と推薦入試、両方不合格でした…。


ある日の講演会場に、
一番最初に来たのが高校3年生のY君です。
とっても感じのいい子でした。

実はこのY君、運営スタッフの方から「とにかく来なさい」と
なかば強制的に参加させられたそうです(笑)

その誘って下さったスタッフの方が

「彼は今、
 ご飯も食べられないほど落ち込んでいるので、
 話を聞いてあげて下さい」って言うんです。

そんなこと言われたら、
私、張り切っちゃうんです(笑)

「ご飯も食べられない」って
よっぽどですよね。

「どうしたの?」と聞くと、

どうしても行きたい大学の試験を受けたのですが、
すでに「AO入試」と「推薦入試」の2度、
不合格になってしまったっていうんです。

「で・・・、この後はどうするの?」と聞くと、

「次の一般入試を受けます」とY君。
自信はなさそうです。

「その一般入試もダメだったらどうするの?」と聞くと、

「らいねん・・・もういちど・・・・」

と元気なさそうに言うんです。

さらに、

「ちなみに、その受験勉強は、精一杯やったの?
 自分的にはどうだったの?
 これ以上、ムリです!って言うぐらいやったの?」と聞くと・・・

「いや、もっとできました・・・。
 これくらいやっておけば大丈夫だろうと
 思ってタカをくくっていました。
 ちょっとナメてました」って言うんです。

Y君は
自分が思っている気持ちを正直に話してくれました。

こういう子は大丈夫です。

こういう時に、

「自分なりには精一杯やりました。
 頑張ったんです。
 なのにダメだったんです。」

って言ってしまう子は
この後が難しいですよね。

実際、「自分なりには・・・」って
いうのはどうなんでしょうか。

都合のいい言葉ではありますよね。
「自分の判断基準では」ということですものね。

「誰が見ても頑張っているというレベルまで
 やり切りました」…ではないということですものね。

ですから、
「自分なりには・・・」って言っている時点で
本当はもっと頑張れるってことじゃないでしょうか。

実は、私の大学入試もそうでした。

今思えば、高校3年生の受験勉強、
まさに「自分なりには・・・」です。

結果はダメでした。

でも、浪人した1年間は
胸を張って「やりました!」と言えます。

「これだけやってダメなら、
 もう仕方ない」と思えたんです。

最後は「勉強」が「息抜き」になりましたから。
(勉強が好きになったということですね)

それぐらいやったんです。

自分でも驚きです。

Y君の話を聴いていて
その頃のことを思い出していました。


でもY君は「自分なりには…」とは言わず、
正直に
「もっとできました・・・」って言ったんです。

もぉ、それを聞いたら
私、ニコニコして、

「へぇ〜、それは良かったね!」って

言っちゃいました。

「良かった」という意味は
「合格しなくて良かったね」という意味です。

ヒダツー読者のみなさんは
もう、私が何を言いたいのかは
わかっていますよね。

天は、常にその人にとって
一番必要な結果を用意してくれています。

Y君にとって一番必要な結果は
「2度の試験に不合格」という結果です。

もしも、なにかの間違いで、
精一杯やることもなく
その大学に合格してしまったら、
これこそがY君にとって不幸です。

ですので、

「ここからがY君にとって最高の経験になるから、
 精一杯やって!」とまた笑顔で伝えました。

多分、Y君は私が伝えたい本当の意味は
まだ、分かっていないようでしたが、
その後の講演はY君のために話しました。


当然、白石康次郎さんの
「受け入れて主導権を握る」のお話もしました。

Y君、最前列で一生懸命に聴いてましたよ。
講演終了後には来た時と比べて
スッキリした顔で帰っていきました。

※ 比田井美恵 注
 ヒダカズが伝えたいことについて、
 この動画で2分で語られています。
 これは、息子が第一志望の高校に落ちた後の話です。






今日のお話はここでは終わりません。

ちょっと話は変わるのですが、
ときどき、こんな質問を受けることがあります。

「比田井先生の言っていることはわかるんだけど、
 なかなか、実践ができません。
 行動ができません。
 どうしたら、心の底からそんなふうに
 考えることができるんですか?」という質問です。

つまり、

「頭では分かっていても、腑に落ちていない状態」ですよね。
「頭では分かっていても、そんなふうには思えません」
ってことですよね。

そんな質問をときどき受けていますので私も
「どうしたら、頭でわかったことが腑に落ちて、
 実践できるようになるのだろうか・・・?」というのを
ずっと考えていたんです。

そしたら・・・、先日、
Youtubeである禅宗の和尚さんが
(この和尚さんのことは今度ゆっくり話します)
悩み事相談に答えているチャンネルを見つけたんです。

その中でこの和尚さんはこう言っていました。

「お釈迦様が物凄い修行をして、
 7年かけて悟りを開きました。

 あなたは、そのお釈迦様から
 『自分はこうこう、こうして悟りを開いた』
 という話を聴いただけで悟りが開けますか?

 残念ながら、そんなことはないですよね。

 同じお釈迦様の弟子でも悟りに至る弟子も居れば、
 悟りに至れない弟子もいました。
 大事なことは、悟りに至るまでやめないことです。」

さらにはわかりやすい例として、

「現代は自宅に居ながらにして、
 無料でYoutube等で一流の先生がスポーツでも
 習い事でも、教えてくれます。

 でも、その映像を観ただけでは、
 一流の選手と同じようには到底できませんよね。

 大事なことは、できるようになるまでやめないことです。
 この「鍛錬」なくして何一つ身に着くものなどありません」

と言い切ってました。


さきほどのY君に伝えた
「受け入れて主導権を握る」、
「その人にとって、一番必要な出来事がおきる」という言葉も
話を聴いただけでは到底、
その本当の意味は分からないんだと思います。

彼が目の前のことを精一杯やり続けて行った
その先で初めて
「こういうことか・・・」と腑に落ちるんだと思います。

だから、
「頭ではわかっているのですが、なかなかできません」と言うのは、
当たり前のことなんですよね。

そんな自分を責める必要はありませんし、
そんな自分をダメだと思う必要もありません。

あとは「できるようになるまでやる」。
ただそれだけです。
やめなければ、いつか分かるときが来ます。

毎週のように「瞑想」のお話をしていますが、
「瞑想」も一緒で、
どんなに
「瞑想にはこんな効果がある。」と聞いたところで、
やってみないことにはまったくその意味は
分からないんだと思います。

これは「瞑想」に限ったことではなくて
なんでもそうですよね。



さて、話は変わりますが、
ウエジョビの学生が
卒業研究の一環で近所の書店さんに
お願いして「ウエジョビ文庫コーナー」を作ってもらったんです。
第一志望の大学、AO入試と推薦入試、両方不合格でした…。
第一志望の大学、AO入試と推薦入試、両方不合格でした…。
第一志望の大学、AO入試と推薦入試、両方不合格でした…。

先日は新聞の取材も受けたのですが、
さらにケーブルテレビの取材も受けたんです。

もしよければご覧ください↓


この年末年始に上田に来る機会がございましたら、
ぜひ、西沢書店さん(ウエジョビから徒歩1分)
にお立ち寄りください


■■ヒダカズ一般参加可能な講演会■■■

●R3/2/13(土)10:30~12:00/Youtubeライブによるオンライン講演/
参加無料/長野県労働福祉協議会主催/

予約は下記HPより↓
第一志望の大学、AO入試と推薦入試、両方不合格でした…。


■■FM長野「ヒダカズのココロの授業」■■■

2020.11.4放送
海洋冒険家の白石康次郎さんが2度目の挑戦となるヴァンデ・グローブが4日後スタートします!その白石さんと5月にやったオンライン対談での質問。「仕事がなくなり家でテレビばっかり観ている主人とゲームばっかりしている息子を放っておいていいのでしょうか?」この質問に白石さんは・・・


※ラジオのバックナンバーコチラ↓
第一志望の大学、AO入試と推薦入試、両方不合格でした…。




Posted by 比田井美恵 at 19:27│Comments(0)
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