2020年04月29日
自分で考えて自分で試すと周りから必要とされる
リクエストにお応えして、
今までブログにアップしていなかった、過去の比田井通信を
これから少しずつアップしていくことにしました。
まずは6年前。
今や高1のカンタがまだ10歳、小学校4年生の時です。
----------
比田井通信-幸せになってほしいんです!-第356号
(2014.8.8発行)
今年の「男のロマンの旅」のクライマックス。
(ヒダカズとカンタは、毎年夏に「男のロマンの旅」に
男二人で出かけています。
カンタが小学校入学の時から始め
最初は1泊でキャンプ、次は2泊三日で少し遠く…
と少しずつ大胆になって来て
…最近は北海道とか行ってます^^;)
植松電機さんでの体験学習の事を書きたいと思います。
私、植松電機の植松努さんの事は
何度も、このヒダツーでお話をしていますが、
最初にお話したのは
2009年7月22日発行のヒダツー92号が最初なんですね。
その後、2回も植松さんとのコラボ講演をさせて頂き、
ホントラッキーだったなぁと思っています。
その時の模様はコチラです↓
植松努さん&ヒダカズコラボ講演会終わりました!
嫌な思いをしないですむ方法…?
でも、「植松さんって、どんな人?」って
思っている人がいるかもしれませんね。
簡単に説明しますね。
北海道の赤平というところで、
植松電機という会社の専務 をしています。
本業はリサイクルで使う電気磁石の開発・製造・販売です。
この分野でのシェアはほぼ100%なんですって。
スゴイですよね。
で、その植松さん、本業の傍ら、
ロケットの開発をしています。
ロケットですよ、ロケット。
そして、その植松さんの作るロケットがスゴイのは、
燃料がポリエチレン( プラスチック)と
液体酸素だということです。
普通、ロケットというのは、
液体水素なんていう、とても危険な燃料を使います。
なので、半径何十キロ、なにもないようなところでしか
ロケットを飛ばすことも、実験することもできないんです。
ところが、植松さんの作るロケットは、
プラスチックの塊と、液体酸素です。
液体酸素というのは 、液体水素と違って、
それだけで大爆発することはありません。
燃えることもありません。
安全なんです。
そんなロケットを作っているんです。
その植松さんの工場が、北海道の赤平にあるんです。
で・・・、今回の「男のロマンの旅」のラストは、
その植松電機さんでの体験学習にしました!
実は寛太が「植松電機物語」というコミックが大好きで、
以前、寛太に、
「今、一番会いたい人は誰?」と聞いたら、
「植松さん!」って言ったんです。
なので、「よし!それじゃぁ、会いに行こう!」ということになりまして・・・
そしたら、ちょうど、8/1に植松電機さんで
体験学習があるっていうじゃないですか。
「ぜひ、その日にお願いします!」
ということになりまして・・・
8/1に行ってきました!
プログラムは、
まず、植松さんのお話を1時間ほど聴きまして、
その後、ロケット制作キットを使って、ロケットの制作です。
(ホントに飛ぶロケットです)
お昼を挟んで午後は 、
植松電機の本業、リサイクル用のマグネットの見学。
その後は、世界に3ヶ所。
日本ではここだけの「無重力実験棟」の見学。
そして、そして、
本物のロケットエンジンの燃焼実験の見学。
最後に、自分で作ったロケットの打ち上げ実験です。
なんて、魅力的な体験学習でしょうか。
道内から30人ぐらいで しょうか。
小学生がいっぱい参加していました。
まず最初の、植松さんのお話ですが、
私は植松さんのお話は、3回聴いています。
DVDも入れたら、多分10回を超えています。
それでも、何度聴いてもいいんです。
で、今回は子ども達に向けてわかりやすく話してくれたんです。
そのお話の最初、
夏休みのラジオ体操の時の写真。
子どもの植松さんが、
他の子がみんな体操をしているのに、
一人だけ地面に絵を描いている写真です。
その写真を見せながら、
こう言ってました↓
---------------------
僕の小学校の時の通信簿にはいつもこう書かれていました。
「集団行動ができない」
「落ち着きがたりません」
「忘れ物が多い」
「服がいつも後ろ前」
そんな子どもでした。
---------------------
実はこれ、寛太もまったく同じなんです(笑)
ホント、笑ってしまいましたから・・・
で、よ~く考えてみると・・・・・
私もそうでした・・・・・(笑)
勇気をもらいましたね。
その植松さんが今では、ロケットを作って、
たくさんの人に夢と希望と勇気を与えているんです。
きっと、寛太も将来そんな大人になるはずです。
私はそう決めています。
確信しています。
親が子どものことを、
「どう見ているのか」というのはとっても大事ですよね。
「心配だ~」「心配だ~」と言って
育てていると、ホントに そういうふうに育っていきます。
子育ても、人生も、
思ったようになっていきますよね。
「思い通り」にはなりませんが、
「思ったように」なっていきます。
そして、こんなことも言っていました。
----------------------
教科書に書いてあることは
「過去」のことなんです。
僕たちが生きて いくのは、
今と未来だけなんです。
でも、本は素晴らしいです。
過去、生きた人たちの知恵と経験が
そこに詰まっているからです。
でも、ここで大事な事は、
ただ、知っているだけじゃ、
過去から抜け出せないんです。
人生はクイズ番組じゃないんです。
知っているだけではなんの役にも立たないんです。
大事なのは
「自分で考えて、自分で試す」ってことなんです。
「自分で考えて、自分で試す」と
「個性」が身について、周りの人から必要とされるんです。
----------------------
これを聴いて、
ホント、その通りだなぁと思いました。
「自分で考えて、自分で試す」
これ、大事ですね。
私が小さい頃はネットなんてなかったですから、
場合によると、
「自分で考えて、自分で試す」しかなかったんです。
今なら、ネットで簡単にどんなことでもわかっちゃいますよね。
これは「便利」かもしれませんが、
「幸せ」ではないかもしれません。
試すことなく、
知 識だけで大きくなってしまうんです。
でも、試すと、
失敗もしますよね。
でも、失敗をするから、
「なんでだろう・・・?」って考えるんですものね。
「なんでだろう」と考えると
「だったらこうしてみよう」という発想になるんですね。
これは、失敗をしないと
わからない感覚です。
まだまだ、たくさん植松さんから学んだことがあるのですが、
今日はこの辺にしますね。
↓こちらもよろしくお願いします。
■美恵校長のウエジョビ日記。
雨風を受けて根を張る草々の 種に秘めたる花の確かさ
今までブログにアップしていなかった、過去の比田井通信を
これから少しずつアップしていくことにしました。
まずは6年前。
今や高1のカンタがまだ10歳、小学校4年生の時です。
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比田井通信-幸せになってほしいんです!-第356号
(2014.8.8発行)
今年の「男のロマンの旅」のクライマックス。
(ヒダカズとカンタは、毎年夏に「男のロマンの旅」に
男二人で出かけています。
カンタが小学校入学の時から始め
最初は1泊でキャンプ、次は2泊三日で少し遠く…
と少しずつ大胆になって来て
…最近は北海道とか行ってます^^;)
植松電機さんでの体験学習の事を書きたいと思います。
私、植松電機の植松努さんの事は
何度も、このヒダツーでお話をしていますが、
最初にお話したのは
2009年7月22日発行のヒダツー92号が最初なんですね。
その後、2回も植松さんとのコラボ講演をさせて頂き、
ホントラッキーだったなぁと思っています。
その時の模様はコチラです↓
植松努さん&ヒダカズコラボ講演会終わりました!
嫌な思いをしないですむ方法…?
でも、「植松さんって、どんな人?」って
思っている人がいるかもしれませんね。
簡単に説明しますね。
北海道の赤平というところで、
植松電機という会社の専務 をしています。
本業はリサイクルで使う電気磁石の開発・製造・販売です。
この分野でのシェアはほぼ100%なんですって。
スゴイですよね。
で、その植松さん、本業の傍ら、
ロケットの開発をしています。
ロケットですよ、ロケット。
そして、その植松さんの作るロケットがスゴイのは、
燃料がポリエチレン( プラスチック)と
液体酸素だということです。
普通、ロケットというのは、
液体水素なんていう、とても危険な燃料を使います。
なので、半径何十キロ、なにもないようなところでしか
ロケットを飛ばすことも、実験することもできないんです。
ところが、植松さんの作るロケットは、
プラスチックの塊と、液体酸素です。
液体酸素というのは 、液体水素と違って、
それだけで大爆発することはありません。
燃えることもありません。
安全なんです。
そんなロケットを作っているんです。
その植松さんの工場が、北海道の赤平にあるんです。
で・・・、今回の「男のロマンの旅」のラストは、
その植松電機さんでの体験学習にしました!
実は寛太が「植松電機物語」というコミックが大好きで、
以前、寛太に、
「今、一番会いたい人は誰?」と聞いたら、
「植松さん!」って言ったんです。
なので、「よし!それじゃぁ、会いに行こう!」ということになりまして・・・
そしたら、ちょうど、8/1に植松電機さんで
体験学習があるっていうじゃないですか。
「ぜひ、その日にお願いします!」
ということになりまして・・・
8/1に行ってきました!
プログラムは、
まず、植松さんのお話を1時間ほど聴きまして、
その後、ロケット制作キットを使って、ロケットの制作です。
(ホントに飛ぶロケットです)
お昼を挟んで午後は 、
植松電機の本業、リサイクル用のマグネットの見学。
その後は、世界に3ヶ所。
日本ではここだけの「無重力実験棟」の見学。
そして、そして、
本物のロケットエンジンの燃焼実験の見学。
最後に、自分で作ったロケットの打ち上げ実験です。
なんて、魅力的な体験学習でしょうか。
道内から30人ぐらいで しょうか。
小学生がいっぱい参加していました。
まず最初の、植松さんのお話ですが、
私は植松さんのお話は、3回聴いています。
DVDも入れたら、多分10回を超えています。
それでも、何度聴いてもいいんです。
で、今回は子ども達に向けてわかりやすく話してくれたんです。
そのお話の最初、
夏休みのラジオ体操の時の写真。
子どもの植松さんが、
他の子がみんな体操をしているのに、
一人だけ地面に絵を描いている写真です。
その写真を見せながら、
こう言ってました↓
---------------------
僕の小学校の時の通信簿にはいつもこう書かれていました。
「集団行動ができない」
「落ち着きがたりません」
「忘れ物が多い」
「服がいつも後ろ前」
そんな子どもでした。
---------------------
実はこれ、寛太もまったく同じなんです(笑)
ホント、笑ってしまいましたから・・・
で、よ~く考えてみると・・・・・
私もそうでした・・・・・(笑)
勇気をもらいましたね。
その植松さんが今では、ロケットを作って、
たくさんの人に夢と希望と勇気を与えているんです。
きっと、寛太も将来そんな大人になるはずです。
私はそう決めています。
確信しています。
親が子どものことを、
「どう見ているのか」というのはとっても大事ですよね。
「心配だ~」「心配だ~」と言って
育てていると、ホントに そういうふうに育っていきます。
子育ても、人生も、
思ったようになっていきますよね。
「思い通り」にはなりませんが、
「思ったように」なっていきます。
そして、こんなことも言っていました。
----------------------
教科書に書いてあることは
「過去」のことなんです。
僕たちが生きて いくのは、
今と未来だけなんです。
でも、本は素晴らしいです。
過去、生きた人たちの知恵と経験が
そこに詰まっているからです。
でも、ここで大事な事は、
ただ、知っているだけじゃ、
過去から抜け出せないんです。
人生はクイズ番組じゃないんです。
知っているだけではなんの役にも立たないんです。
大事なのは
「自分で考えて、自分で試す」ってことなんです。
「自分で考えて、自分で試す」と
「個性」が身について、周りの人から必要とされるんです。
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これを聴いて、
ホント、その通りだなぁと思いました。
「自分で考えて、自分で試す」
これ、大事ですね。
私が小さい頃はネットなんてなかったですから、
場合によると、
「自分で考えて、自分で試す」しかなかったんです。
今なら、ネットで簡単にどんなことでもわかっちゃいますよね。
これは「便利」かもしれませんが、
「幸せ」ではないかもしれません。
試すことなく、
知 識だけで大きくなってしまうんです。
でも、試すと、
失敗もしますよね。
でも、失敗をするから、
「なんでだろう・・・?」って考えるんですものね。
「なんでだろう」と考えると
「だったらこうしてみよう」という発想になるんですね。
これは、失敗をしないと
わからない感覚です。
まだまだ、たくさん植松さんから学んだことがあるのですが、
今日はこの辺にしますね。
↓こちらもよろしくお願いします。
■美恵校長のウエジョビ日記。
雨風を受けて根を張る草々の 種に秘めたる花の確かさ
Posted by 比田井美恵 at 14:03│Comments(0)
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