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2017年12月22日

明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

さぁ、いよいよ明日は「第13回ココロの授業講演会」。
上田サントミューゼ大ホール1500名、
なんと満席のご予約をいただいています!

会場では、比田井和孝&比田井美恵おススメの書籍を販売します。

今日はその中からいつくかご紹介します。

まず、私(比田井美恵)のイチオシはこちら!

明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

「子どもたちの光るこえ」
(著者:香葉村真由美 出版:センジュ出版)

帯には

 ほんとうは、子どもたちがせんせい。

 「先生、本当のことは、目には見えんの?」
 「ううん。見える。心を見ようとしたら見える。見てごらん」

という言葉が。

真由美先生は、福岡県の現役小学校教師。

先生をしながらも、
全国各地から呼ばれて
講演活動もされています。

真由美先生は、私も愛読している
月刊誌「致知」の記事にもなったことがあります。

「俺は、俺はただ…」
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」


2年前にはウエジョビに来ていただき、
ウエジョビの職員研修として、先生たちに話していただきました。
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

それがものすごく良かったので、
その年の夏にウエジョビで開催した講演会にも来ていただきました。
定員90名のところ、120名以上が詰めかけ、
会場は涙涙…だったんです。

明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

真由美先生のことを知らない方のために、
以前「みやざき中央新聞」に
載った真由美先生の記事をご紹介します。

----------

■愛でしか変わらんとよ その1

 私はとっさに叫んだ。

「先生はゴウが好きだから
 ゴウのしたことを許さん。
 けんかはしてもいい。
 でも真正面からしい」

 小学校教諭 香葉村 真由美

明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

ゴウ(仮名)という男の子がいました。
2年生のときまで髪の毛はもじゃもじゃ頭の金髪でした。

授業を受けない。
けんかを毎日する。
トイレに行ったらトイレにこもって出てこない。

ある冬の日でした。
長い廊下の向こうからゴウが歩いてきました。
それが私とゴウの初めての出会いでした。
ゴウの顔を見るとボクサーのように腫れていて、
殴られたんだなとすぐ分かりました。
手と足は肌色のところがなくて、全部紫色でした。

「ゴウ」と言うと、私から目を背けて
「なん?」と彼は言いました。

「誰から殴られたの?」と聞くと彼は黙っていました。
「お父さん?」と聞くと、「うん」と頷きました。

でも、彼は
「お父さんが悪いんじゃない。 僕が悪いんだ。
 僕が先生の言うことを聞かんけん、
 お父さんが黙って僕を殴った」と話しました。
 子どもはどんなときでも親をかばいます。

次の年度になりました。
私は3年生になった彼のクラスの担任をすることになりました。
もちろんそのときも金髪でした。

ある日、クラスメイトの子を後ろから思いっきり蹴っている彼を観ました。
その瞬間、私は彼を引っ捕まえてグッと抑えつけました。

彼は私を下からにらみつけて
「なんでこんなことをする!」と言いました。
私はとっさに叫びました。

「ゴウが好きだからよ!
 ゴウが好きだからやったんよ!
 ゴウが好きだから先生はゴウがしたことを許さん。

 なんでそんな卑怯なことをする!
 なんで弱いものいじめをする!

 けんかはしてもいい。
 でも真正面からしい。
 言いたいことがあるなら堂々と言いなさい!

 先生はゴウがどんなに悪いことをしても
 お父さんには言わない。
 だから先生と二人でゴウの悪いところをなおして行こ!」

そこまで話すと、ゴウの目からみるみる涙が溢れてきました。
「先生はお父さんにいわない?」と聞くゴウに
「言わない」と私が答えると、
彼は声をあげて泣きました。

次の日、彼は金髪だった頭を坊主にしてきました。
みんな笑いました。
今までのゴウなら笑われると殴りかかっていったのに、
みんなに笑われてゴウは嬉しそうでした。
それから変わっていきました。

クラスのリーダーとなって、
私がいない時にはクラスをまとめてくれるまでになりました。

彼は毎日、給食のナフキンとお箸を忘れてきました。
私のクラスでは、ナフキンやお箸を忘れたら、
私の肩揉み100回というルールになっているんです(笑)。
子どもたちは「先生の肩揉みなんて恥ずかしくてできないよ」と言い、
忘れないようにします。

けれども、ゴウは毎日忘れてきました。
「また俺忘れたよ」と言いながら、
ゴウはいつも私の肩を揉んでくれました。
そのときがゴウと私のお話の時間でした。

ゴウが、「先生、僕はね、木刀で殴られてたんだよ。お父さんすごく怖くて」とか、
「僕はね、いつも悪い子だって言われてたんど。
 みんなと一緒にいても真っ先に注意されるのはいつも僕なんだよ」
など、今までにあったいろんなことを話してくれました。

「そうなんだ」と、私はゴウの話を聞きました。

ある日、ゴウのお母さんに会った時、
「お母さん、毎日ゴウはナフキンとお箸を忘れてくるんですよ。
 だから毎日私の肩揉みをしてるんです」と話したら、

お母さんが
「え? 先生、お箸とナフキンは毎日私がゴウの鞄の中に入れてますよ」
とおっしゃいました。
彼はただ、私に話を聞いてもらいたかったんですね。

子どもたちはいろんな問題行動を起こします。
けれども、表面的なことだけに目を向けることは、
時に子どもたちを追いこむことになるのではないかと思うのです。

何を感じ、考え、思っているのか。
子どもたちを育てるとき、見えない心を思うことを
私はもっとも大事にしています。
(鹿児島市で行われた「ご縁紡ぎ大学」主催の講演会より)


(みやざき中央新聞 2013年12月16日 2535号 より引用)

 ※みやざき中央新聞は全国どこにでも送ってくださいます。
  「いい話」しか載っていない、心あたたまる新聞です。
  お勧めですよ!(*^^*)
  見本紙の申し込みはこちら→ みやざき中央新聞

----------

真由美先生のこの本、
私も一気に読みましたが、
…涙が止まりませんでした…。

真由美先生の熱い思い、
そして子どもたちの純粋さ、まっすぐなまなざし…。

この本の中身はすべて実話です。

教師をしている人にはもちろんですが、
親として、人として…考えさせられることがたくさんあります。

そして、命や愛…。

私はこの本を読み終えて決めました。
この本、ウエジョビの学級文庫に入れます。
学生たちにもぜひ読んでほしいんです。

それだけ、大切なことがたくさん詰まっているんです。

14クラスすべての書棚において
一人でも多くの学生に読んでもらいたいと思います。

ちなみに、
この本を世に出した「センジュ出版」の社長は
吉満明子さん。
ずっと出版社に勤めていたのですが、
2年ほど前に独立起業した「ひとり出版社」なのです。

まだ会社としての歴史が浅いのにもかかわらず、
新聞や雑誌、テレビの取材で引っ張りだこの
素敵な女性なんです。
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

そして実は…
香葉村真由美先生と吉満明子さんと私は
5年前に出会っています。

中村文昭さんの「人のご縁塾 第3期熱組」で
一緒だったのです。
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
(写真右から、私、中村文昭さん、香葉村真由美先生です)

4か月ほどともに学び、
この組のメンバーとはまさに「一生の友」。
今でもたくさんの人たちと会ったり連絡を取り合ったりしています。
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

↑写真中央がセンジュ出版の吉満明子さん。
 右は同じく熱組の三宅晶子さん。
 2015ドリームプランプレゼンテーション世界大会で共感大賞をとり、
 非行歴のある人の社会復帰支援会社「ヒューマンコメディー」を
 立ち上げています。 熱組はまさにツワモノぞろいでした!

…でもですね、
私は、この本を「友達の本だから」と、
義理で紹介しているわけではありません。

私は自分が本当にいいと思ったものしか紹介しません。

。。。実は、私のところにはなぜかよく
「イベントの紹介をしてほしい」
「本を読んで紹介してほしい」との依頼が来るのですが…
基本、すべてお断りしています。

自分がいいと思ったものを
自分のタイミングで好きなように紹介することを
ポリシーとしているからなんです。

だから…この本は、本当にいいんです。
あたたかいんです。
にじみ出てくるんです。
愛が。

今回、平安堂さんにお願いして
多めに入れてもらいました。
ぜひ手に取って読んでいただけたら嬉しいです!
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」


さて、続いてヒダカズのイチオシはこちら!
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
喜多川泰さんの新刊「ソバニイルヨ」(幻冬舎)です。

帯にはこう書いてあります。

周りからどう思われているかばかりを気にして
毎日生活している隼人。
ある日”変人”の父親から
とんでもない置き土産を受け取って━。

ボクは、キミに
アイを伝えるために、
生まれた。


この本は、12月20日発売。
出たてホヤホヤです。

私は一気に読み終えました。

そして、いつもはじっくり時間をかけて
数日をかけて読むヒダカズも…
今回は珍しく、止まらなくなって一気に読んだようです。

それほど
続きが気になって気になって…。

そして、読み終えて、二人同じことをいいました。
「この本、喜多川さん
 カンタのために書いてくれたんだね」

そうなんです。

私たちがカンタに伝えたいことが
喜多川ワールドで
じっくり語られているのです…。

早速カンタに渡しました!
カンタもいつになく
ハイスピードで読み込んでいます。

カンタの感想を聞くのが楽しみです!

ココロの授業講演会、
喜多川さんには3回ほど来ていただいています。

きっと会場にも喜多川ファンが
たくさんいることでしょう。
そんなみなさんに、いち早く新刊をお届けしたくて
平安堂さんにお願いして、
たくさん入荷していただきました!

ソバニイルヨ(著者:喜多川泰 出版:幻冬舎)


それから、志賀内泰弘さんの新刊
「心がほっとするいい話」も販売します。
会場の「ご自由にお持ちください」コーナーには、
この本の中から3話を抜粋した小冊子も置いています。
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

おもわずホロリとくる話がたくさんありますが、
すべて実話です。

…ある日、子育て中で大忙しの女性の友人から、電話がかかってきました。
「こんなことがあったのよ、聞いて聞いて~」というのです。

地下鉄に乗っていると、ふたりの女子高生が
大声でおしゃべりをしていたそうです。
髪を染め、長いつけまつげに派手な化粧。

チラッと顔を見て、つい
「ああ、親の顔が見てみたいものだ」と思いました。
まわりの人たちも、眉をひそめています。

関わらぬように下を向き、うとうとしていると、
突然車内に、「キャー!」と、叫び声が響き渡りました。
真向かいに座っていた女子中学生が…


。。。この続きは小冊子に載っていますので、ぜひ
お手に取ってもらえたら嬉しいです!

「心がほっとするいい話」(著者:志賀内康弘 文庫ぎんが堂)


それから、会場では
ウエジョビ特製軍手ィも販売します。
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」
明日はココロの授業~「先生、本当のことは、目には見えんの?」

一双700円なのですが、
700円のうち100円を、
今回のゲスト白石康次郎さんへの応援金として
ウエジョビがまとめて寄付します!

これからの季節、汚れてもじゃぶじゃぶ洗えて
カラフルなウエジョビ軍手ィ、
重宝しますよ~!!
昨年も「お土産に」と買っていく方がたくさんいらっしゃいました!


そうそう、「ココロの授業講演会」の紹介動画もアップされました!


えぇ~…この動画、カンタも昨日見たのですが
相当、気に入っていました!

きっとこれを見たらあなたも、歌いたくなることでしょう。

「むゎ~いにっち、
 むゎ~いにっち、
 ぶぉくらは てっぱんぬぉ~…♪」…って。(^_^;)

ヒダカズ&カンタは、
昨夜お風呂で熱唱していましたから!
(あ、朝も起きるや否やハイテンションで熱唱していました…)

くだらなくてすみません…。

ということで、
明日、お待ちしています!

私も白石康次郎さんのお話をお聞きするのが楽しみです!


Posted by 比田井美恵 at 14:30│Comments(0)
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