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2014年03月19日

佐藤芳直氏 名言集2

毎年ウエジョビの入学式で、
佐藤芳直さんに特別講演会をしていただいていますが、
今年で記念すべき10回目となります。

先日、芳直さんの名言集を掲載したところ、
好評だったので、今日はさらにパート2をお送りします!^^

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佐藤芳直氏 名言集2

以前、「人から言われて嬉しい言葉は?」
というアンケートを取ったそうです。

みなさんは、どんな言葉を言われると、
「嬉しい」と感じますか?

「あの人、カッコいいね!」ですか?
「あの人は能力が高いね!」ですか?

このアンケートの第1位は・・・・


「ありがとう」です。

よく、「人はひとりでは生きてはいけない」って言いますよね。

この意味は、

「人は助け合ってい生きていくものだから、ひとりでは生きてはいけないんだよ」

という意味・・・・・・・・だと、ず~っと思っていました。

でも最近、「違う」と思うようになりました。

この言葉の本当の意味は・・・・

「人は、人から『ありがとう』と言われないと生きていけないんだよ」

という意味だと思うようになりました。
だから、ひとりでは生きてはいけないんです。

逆に、たくさんの人から「ありがとう」と言ってもらえる生き方をしたとき、
人は幸せな人生を歩むんです。

(2013.4.4 ウエジョビ入学式特別講演より)

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佐藤芳直氏 名言集2

「什の掟(じゅうのおきて)」は、会津藩の男の子たちの決まりです。

会津藩では、十歳になると日新館(藩の学校)に入学することになっていました。
入学前からしっかりとした生徒になろうと、6歳から9歳の男の子たちは、
子供たちだけの集まりをつくり、その中での約束事を作ったのです。
最後に「ならぬことはならぬものです」でくくられています。

什の掟の中の3つ目
「虚言をいふことはなりませぬ」は、
「嘘をつくことはなりません」という意味なのですが、

何も人に嘘をつくとか、人との約束を破る
ということだけではないのです。

大切なことは
自分に嘘をつかないか、自分との約束を守れるか
なのです。

自分に嘘をつかない…つまり、
自分で決めたことを、
しっかりやり抜くことができるかどうかが
大事なのです。

(2012.5.31 シガ美容室主催 講演会にて)
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佐藤芳直氏 名言集2

吉田松陰の話です。

あるとき、弟子の高杉晋作が吉田松陰に、
自分が考えていることを書いたもの見せます。

そこには、

「江戸幕府がいかにダメな政策をしていて、
 このままでは日本の未来はない!」

というような内容が書かれていたそうです。

それを読んだ師匠の吉田松陰は、何も言わずに晋作に返します。

(どちらかというと、「全然わかっていないな・・・」という雰囲気で・・・)

晋作は悩みます。

「何がいけなかったのだろう・・・」
と考えた挙句、

「きっと、もっと激しく、
 強い口調で書かないと伝わらないのかも・・・」

と思い、もっともっと幕府を強く非難した内容に書き直します。

「これなら!」と思って松蔭にみせるのですが、

またしても、松蔭は
「ふん・・・」といった雰囲気です。

晋作が、
「松陰先生、何がいけないのでしょうか?教えて下さい!」と聞くと、

松蔭はこう言いました。


「物事を論ずるときには、
 己の地、己の身より論ぜよ。」

これは、

「意見を言うときには
 「己の地」、つまり自分の立場でできること。
 「己の身」、つまり自分の能力でできることを言いなさい。
 そうでなければ、意見を言ってはいけない。」

ということです。

つまり、晋作が幕府の非難をたくさん書いていたのを見て、

「人のことを評価し、非難することは誰にでもできる。
 そんなことをしても何の解決にもならない。
 そうではなく、
 そんな状況の中で、自分はなにをするのか、
 自分にできることは何なのかを考えなさい。」

と言いたかったのだと思います。

「自分に変えることができる事だけが、『問題』。

 自分に変えることができないことは、
 もはや『問題』ではないんです」

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佐藤芳直氏 名言集2

私は前職時代、よく若い女性社員に聞かれました。

「男性のどんなところを見れば、その人の人間性がわかるのでしょうか?」

そんなとき、私は必ずこう答えていました。

「その、男性とドライブにいってごらん。

 高速道路で通行券を受け取るときに、
 その係の人の顔を見て、
 一言『ありがとう』とか『ご苦労様です』と
 声をかけて受け取れる男性だったら、間違いない。

 逆に、目もあわさずに前を見たまま、
 通行券だけを受け取るような男性だったら、やめておいた方がいい」と・・・。

つまり、誰に対しても「敬意」を払える人間かどうかということですね。


今年の春の甲子園でのことです。
被災地の石巻から出場した石巻工業。
佐藤芳直氏 名言集2

偶然にもこの石巻工業のキャプテンが「選手宣誓」を引き当てます。

私も観ましたが、本当に素晴らしい宣誓でした。
涙がでました。


その石巻工業と1回戦で対戦したのは鹿児島の神村学園。
強豪です。

一時は5対5の同点にもなりましたが、結局10対5で、神村学園が勝ちます。

試合終了後、選手が整列して挨拶の後、握手をしますよね。

そのとき、神村の選手達が帽子とグラブをグランドに置き、
両手で石巻工業の選手と握手をしました。
佐藤芳直氏 名言集2

普通はグローブと帽子を持って握手をしますから、片手の握手になります。

新聞にこんな記事が載っていました。

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試合後の整列で神村学園の選手が
帽子とグラブをグランドに置いて選手に歩み寄り
両手で握手をした。

選手が「片手でなく両手で握手をしたい」と。

「我々は不自由なく野球ができる。
 震災で苦労しながらここまできた、相手への敬意です」

山本監督が説明した。

やりにくさもあったと思う。
会場の雰囲気は「頑張れ石巻工業!」

報道陣の質問も、
被災地のチームと対戦することについてばかり。

主将は「なぜ自分たちのことを聞いてもらえないのか・・・」
ともらしたこともあったと言う。

それでも「相手を敬うということ」は忘れなかった。

石巻工業の阿部翔人主将は、
「神村学園の主将から『ありがとう』と声をかけられ
本当に嬉しかった」
と言った。

開会式での阿部主将の宣誓を胸に刻んだ神村学園の選手達。
野球を通じて、心の輪が広がっている。

(記事はここまで)

「敬意」はどんなに遠くても、
どんなに離れていても伝わるんです。

絶対に通じるのが「敬意」なんですね。

このウエジョビで皆さんは、
「あいさつ」とか、「そうじ」を教えられます。

「なんで、自分が使ってもいないところを掃除しなくちゃいけないの?」
と思うかもしれない。

それは、見ず知らずの、まったく知らない人に対する「敬意」です。

敬意を表している人が…

誰かがここを通った時に「あぁ、きれいだなぁ」と思えるように…
そう思って振る舞っているみなさん達は、
間違いなく、敬意を持って接してもらえる。

「敬意」ほど、遠くに届くものはないんですよ。
「敬意」ほど、ふか~く、心に入ってくるものはありません。

ぜひ、すべてのことに「敬意」を持つ人間になって下さい。
「あいさつ・そうじ・素直」を通じて・・・・
そういうふうになれれば、一流の人間になれます。

それが幸せになる、一番の近道にもなるんですよ。
佐藤芳直氏 名言集2

(2012.4.6 ウエジョビ入学式特別講演会より)

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佐藤芳直氏 名言集2

「震災の復興」のために何をするか…
もちろん、義援金を送ったりすることも大事ですが、
本当の意味の復興のためには、

「一人一人が自分が求められていることをやりぬくこと…
自分の役割を果たすこと」ではないでしょうか…

今回、たくさんの方が犠牲になりました。
 
その方々に、将来

『あんなことがあったからこそ、
 こんなに素晴らしい日本をつくることができました。
 ありがとうございました』

と言えるような日本を創っていかなければならないと思います。

(2011.4.6 ウエジョビ入学式特別講演より)

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芳直さんの素晴らしいお話の、
ホンの一部をご紹介しました。

芳直さんのお話は、とても深くて、
愛情に満ちていて、感動的で…
とてもこんなわずかなスペースでは伝えきれません!
実際にお話を聴いて頂くのが一番です!

…ということで、
入学式特別講演会のご案内です。

■佐藤芳直氏 入学式特別講演会

1.日時 H26/4/4(金) 11:15~13:00
      (ウエジョビの入学式が終わってからですので、
       若干時間が遅れる可能性があります。ご承知ください)

2.場所 上田市民会館
      (上田千本桜祭りのため、駐車場は利用できません。
       お車でお越しの場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください)

3.入場 無料
4.お申込み 不要です。
5.お問い合わせ 上田情報ビジネス専門学校0268-22-0255

詳しくはコチラ
【入場無料】4/4(金)佐藤芳直氏 入学式特別講演会

私たちにとっても、毎年原点に帰れる、大切な時間です。
新年度です。
芳直さんのお話を聴いて、新たな気持ちでスタートしましょう!
お待ちしています!!^^

お待ちしています!



Posted by 比田井美恵 at 23:59│Comments(0)
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